2015年1月23日金曜日

新年例会(1月)の報告(交流会参加人数、阿賀のリーフ、三条の全面広告部数訂正)

 下記のとおり1月の例会が開かれました。
 
   と き  18日() 13:3015:40 
   ところ  湯沢公民館 3階 「会議室2」 
 
部 戦後70年の年頭に
   いま改めて「九条の会アピール」
 
   戦後70年にあたる年を迎え、「九条の会」を発足させるに当たって井上ひさしさんら9人が出した「九条の会アピール」(2004年6月10日)を読み合わせ、その意義を再確認しました。
   討議の中で、アピールで懸念されていた非核3原則や武器輸出禁止の重要施策の変更や教育基本法の改悪が、第1次、第2次安倍内閣によってついに実現してしまったことが確認されました。
   その一方で安倍内閣が登場したことで、平和憲法が危機に晒されていることに逆に多くの人たちが目覚めさせられ、平和運動が盛り上がってきたことも確認されました。当会もこの間持続的な活動を継続することが出来ました。
   そしてアピールに謳われているとおり、9条を持つ日本国憲法を「自分のものとして選び直し」、日々行使していくことが必要であり、それが主権者の責任であることを改めて確認しました。
 
部 新春平和茶話会
   語ろう、話そう、お茶を飲みながら
 
 ・9条の会 新潟県交流集会の報告と意見交換
   前日の17日に開かれた上記の交流集会には全体で90人が参加し、当会からは7名が参加しました。新潟市の会場には車で行き、往路は好天に恵まれましたが、帰路は猛吹雪になったため高速道路上で難渋したということです。
 
   はじめに集会に参加した人たちから集会の様子について報告がありました。
   基調講演:「総選挙後の新たな情勢と憲法闘争」(松竹伸幸・加茂川出版社長)
      総選挙の二つの側面として
     1.安倍政権は虚構の多数を占めたが、その勢力を無視することはできない
     2.沖縄選の全面的勝利で、「沖縄型保革共闘」の可能性が見えてきた
     が挙げられる。革新共闘というこれまでの枠組だけでは勝てない。新しい情勢に対応するためには、保守勢力をも含めた共闘を考えなくてはならない。
      自衛隊についても、新しい21世紀の自衛隊のあり方を探ることが必要。戦争をしないで平和を守っている日本の自衛隊だから、紛争当事国が武器の放棄・提出に応じたという事例もある。「非武装中立」と「専守防衛」の理念は、対立させるのではなくて統合する方向へ進めるべき。そういう点で柳沢協ニ氏らの「自衛隊を活かす21世紀の憲法と防衛を考える会」は注目すべきである。
   
    交流会では、各会からそれぞれ総意に満ちた活動事例が報告されました。
    一例として、「阿賀野の会」からは大型の豪華色刷りのリーフを発行したことが、また「三条の会」では三条新聞に全面広告を出したことが紹介されました。それぞれ13,000部、45,000の発行部数ということです。
 
    茶話会ではそれらの報告を受けて、「湯沢平和の輪」も一枚脱皮したものを指向すべきなのかという感想や、ビラ等で厳しい表現を使うと却って避けられることがあることや自衛隊に対しては包み込む対応が良いのではないかという意見、そして戦争体験者が段々減っていることへの心配などが出されました。
 
 ・「署名を訴えて対話を広げる取り組み」について
 12月の例会で「新たな状況の下における新たな取り組みの推進」は、 「9条にノーベル平和賞を」の署名に取り組む中で対話を行い、会員、会報「通信」の読者を増やしていくことを決めたことを受けて、世話人会が作成した“話し合いの糸口にしながら対話を広げるため”の呼びかけ文:「日本の誇り・世界の宝 憲法9条を名実ともに守り抜き ノーベル平和賞の受賞を」について討議しました。
 文案は大筋で合意されましたが、一部表現を和らげたほうが良いのではという意見や、もっと簡略にした方が良いのではなどという意見が出されましたので、それらを踏まえて世話人会で再検討してもらいます。
 ・会の世話人体制について

    発足以来世話人を務めて来られた小野塚さんが、多忙のために来年3月で退任
   したいと表明していましたが、会員の橘氏が6月から着任が可能ということになっ
   たので、小野塚さんには6月まで続けていただくことになりました。
 
 会の後で久しぶりで江戸前神楽の練習をしました。その結果「南雲さんと笛木さんの
舞はもう芸能祭で発表しても全く問題ない」というのが仲間内の評価でした。(^○^)
以 上