1面に、各地の「憲法カフェ」のチューターをやっておられる田中津哉弁護士のことが載っていますが、同弁護士は「湯沢平和の輪」が10月1日(土)に開く「憲法カフェ in 湯沢(仮称)」にもお出でいただく予定です。
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「憲法は私たちの生活と深くかかわっている」
多くの人が憲法が自分たちの周りのひとにとってどのような意味を持っているか知り、憲法を国民の命・くらし・平和を守る力として自分の言葉で語れる国民を多数派に!
上越9条の会は、7月23日、田中津哉弁護士を講師に「憲法カフエから見えてきたこと」というテーマで学習講演会を開催しました。この講演会の後、田中さんは、この講演会をどのように準備をされ、どんなお話をされたか、大切に思ったこと等、感想を含めてブロクで紹介しています。若手弁護士として全県各地で「憲法カフエ」のチューターを務められている田中さんのこの内容は、広範な人々に改憲阻止の運動を広げていくうえで私たちが大切にすべきことを示しているように思います。
田中弁護士の承諾を得て、田中さんのプログから記事の一部を以下に引用し、紹介いたします。
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上越は私の地元なのですが、上越9条の会からお声がけいただいたのは、実は今回がはじめてです。「遂に地元の9条の会で憲法カフェをすることになるのか!」と思ったのですが、憲法カフェそのものの依頼ではなく、憲法カフェをするうえで工夫していること、参加者の反応、得られた成果などについて話して欲しいという変化球の依頼でした(笑)。
( 以下略 全文は田中氏のブログ:「憲法カフエから見えてきたこと」 を参照下さい。
文中に「私のレジュメを見た篤子弁護士が 云々」と突然固有名詞が登場しますが、正しくは田中篤子弁護士です。・・・ということは(^○^) )
【各組織からの報告】
憲法9条を守る阿賀野の会
憲法9条を守る阿賀野の会は、7月31日結成11周年記念集会を開き、100人の市民が集まりました。
伊藤道秋代表(元新潟大学教授)は、森ゆうこ野党統一候補が激戦を制して勝利した参院選について、「市民連合が後押しをして新潟で野党統一が勝利したことは新たな希望だ」と述べ、改憲勢力が衆参両院で3分2を占める中で9条の会の重要性が今こそ高まっていると強調しました。
集会では、前新潟県沖縄県人会会長の上池源光さんが「沖縄・奪われた土地、歴史を踏みにじる政府」と題し記念講演。本土の権力から差別と貧困を押し付けられた歴史、沖縄戦とそれに続く過酷な米軍占領支配と沖縄県民のだたかいを解明しました。
集会2部は「皆で歌おう」の企画で、沖縄、平和の歌を全員で合唱しました。
憲法を守る黒埼の会
「憲法を守る黒埼の会」は、新日本婦人の会黒埼支部と協力して毎月19日に「憲法改悪反対」のスタンディング行動を継続しています。ひところと比べやや参加人数が減り15、6名ではありますが、「継続することこそが大事」「安倍政権の暴走は許さない」との思いで暑くても、風が強くてもスーパーの前などで訴えをしています。
一昨年に始まった「黒埼憲法まつり」は今年第3回目となります。日本国憲法の下、平和であるからこそ文化をみんなで享受しようとの思いで始まりました。内容は1・2回と大きく変わりませんが、ステージ企画では地元のメジカラというグループをはじめとして「新潟のうたい手たち」の歌声を楽しみ、またマジックや紙芝居、さらには「憲法カフェ」、フロアーで健康チェックやハンドマッサージ、レイラ化粧品の簡単メイクや折り紙、遊びコーナーなど子どもも大人も参加できる企画を準備中です。11月に「映画を見る会」を計画中です。
怒りの19日行動猛暑の中、県内各地で
新潟市古町十字路に県憲法センター100名近く、秋葉区では4団体共同のスタンディング宣伝に約50名、東区プラザ前には17名、黒埼でも16名が参加、加茂市、上越市など全県各地で猛暑の中、「19日行動」が行われました。
「アベ政治を許さない!」「戦争法NO!」などのプラスターを掲げ、戦争法に基づく自衛隊の南スーダン派遣の危険性が迫っていること、戦争法廃止のために町から村から運動を大きく広げようと呼びかけました。
考えてみませんか
海外で「戦争する国づくり」の攻撃兵器の予算をふやし、私たち国民の医療・介護・くらしの予算は大幅削減・・逆さまではありませんか??
安倍政権の戦争法の具体化、海外に出て戦争できる軍備体制作りが強まっています。2016年度の軍事予算には攻撃兵器の拡充とその体制づくりが目につきます。とりわけ新日米ガイドラインに基づいた米軍との一体化に向け、米国制兵器の調達の予算が多くなっています。その一方で、参院選後、医療・介護・社会保障制度の大改悪が進められ、あらゆる世代に負担増と給付減が押し付けられようとしています。「公平」の名による大負担増で高齢者や生活弱者を直撃する内容が目白押しです。軍備費の増大は社会保障予算の削減に直結しています。
「2016年度軍事費における主な米国製兵器とその関連経費(表)」(添付省略)
「医療・介護分野での国民負担増等、改悪メニュー(表)」(添付省略)
福島や熊本の多くの被災者が住宅再建の目途も立たない苦しい状況に置かれている一方で、在日米軍には、標準的家族住宅で約150㎡、6千万円を超える住宅が、「思いやり予算」で建設されています。思いやるところが間違っていませんか。???