アベノミクスが目指した円安株高バブル政策の破綻は、様々な指標によって明らかです。
日銀としてももう打つ手がなくなっていて、7月末に取った方策=「上場投資信託(ETF)」の買い入れ額を年間3・3兆→6兆円にアップ」は、日銀自体が6兆円を投じて株を買い支えたということに他なりません。
このような異常な政策をいつまで続けていても事態は悪くなる一方です。
小沢一郎氏(事務所)は、経済政策を正常化する以外にはこの状況から脱却する道はないとツイートしています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
小沢一郎(事務所)ツイート
8月15日
全銀協によると7月末の都市銀行の貸出残高は前年同月比▲0・7%になったとのこと。大手を中心に企業の資金需要は明らかに減退傾向に。異常なジャブジャブの後の自滅・期待粉砕型不況がついに数字に出始めている。安倍政権は自らの政策の失敗によってもたらされた「結果」についてどう説明するのか。 (▲マークはマイナス記号)
8月16日
不動産経済研究所のマンション市場動向によると、7月の首都圏マンション発売戸数は前年比▲30・7%減と8カ月連続で減少。安倍政権による自爆型円安株高バブル破裂の影響で、マインドがこれまでにないほど悪化。すべて愚かな異次元ジャブジャブの帰結である。もはや経済政策の正常化しか道はない。
8月16日
忘却。いわば、人間にとっては宿命的なもの。人間はいろいろなことを忘れる。細かなことだけでなく、時にはとんでもないことも忘れてしまう。そして、時としてそれを利用しようとする権力の存在もある。この点、臨時国会で我々は、安倍政権が「忘れさせたいもの」こそ徹底的に追及しなければならない。
8月16日
今や日銀が日本の株式市場最大の大株主だそうである。やらせインチキここに極まれり。いうべき言葉すらない。保身第一の人気取りのために、安倍政権はわが国金融市場を完全にぶち壊しつつある。年金まで総動員してバブルを起こし、破裂させた。その罪は極めて重い。まず第一に追及されねばならぬこと。
8月16日
アベノミクスなどと醜く はしゃいで、日銀が日本の最大株主などという、こんな馬鹿馬鹿しい やらせ・インチキをやって、海外投機筋のおもちゃにされまくって、年金はどんどん消失させて、安倍総理はこの後一体どうするつもりだろうか。本当に、ことの重大性を理解しているのだろうか。理解に苦しむ。
8月16日
再び100円/ドル割れの勢いで株も大幅安の展開になっている。先の金融緩和の直後でこれである。海外投機筋には完全に馬鹿にされ、年金と個人金融資産の消失が止まらない。全ては安倍政権の間違った政策が作り出した状況である。政策の「大元」が間違っているということをいい加減自覚すべきである。
8月18日
市場では投機的な動きが止まらない。何も投機が悪いのではない。何がなんでも儲かる方法を考える。その極端なあらわれが投機であり、それ自体否定されない。問題なのは、政権と日銀が結託し、前後の見境なく、こうした動きを散々煽ってきたことである。市場の最大の株主が日銀とは。もはや言葉もない。
8月19日
アベノミクスという狂気の経済政策について、いま政府内部でさえ、かなり不安・懸念が増大しているという話も聞く。政治主導は重要なことだが、安倍政権のようにトップが狂うと全部狂う。そういう歯止めのために、中央銀行の独立性やメディアの存在があるが、今は全部機能不全。何としても正常化が必要。