19日、沖縄では午前6時半に、北部訓練場の新たなヘリパッド建設に反対する市民ら約400人が同訓練場のメーンゲート前でN1地区ゲートへの砂利搬入に対する抗議集会を始めました。市民らは午前5時すぎ、約180台の車両で車列を組み、同訓練場のメーンゲートに向けて徐行運転で移動し、ゲート付近に車を止めメーンゲートを完全に封鎖する形で座り込みました。
また安全保障関連法成立から11カ月となった19日、同法廃止を訴える市民団体の集会が国会前で開かれ、約3千人が参加しました。
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約400人が抗議の声 車両180台がメインゲートに集結
北部ヘリパッド建設
琉球新報 2016年8月19日
【ヘリパッド取材班】東村から国頭村に広がる米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する市民ら約400人は19日午前6時半すぎ、同訓練場のメーンゲート前でN1地区ゲートへの砂利搬入に対する抗議集会を始めた。市民らは午前5時すぎ、約180台の車両で車列を組み、東村平良の村役場付近から同訓練場のメーンゲートに向けて徐行運転で移動した。市民らはゲート付近に車を止め、メーンゲートを完全に封鎖する形で座り込んでいる。
午前7時半現在、機動隊による県道70号の封鎖や検問、砂利を搬入するトラックの車列は確認されていない。
集会は参加者全員が腕を組み、「座り込めここへ」など2曲を合唱し始まった。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「これから本格的な建設工事が始まると予想される。だが来年2月まで工事が長引けば、ノグチゲラの営巣期間で4カ月の中断を余儀なくされる。週2回は拡大した抗議行動を行い、完全に砂利の搬入などを止め、工事を長引かせて中断に追い込もう」と述べ、今後の運動を提起した。その後、参加団体の代表が次々にあいさつした。【琉球新報電子版】
「戦争する国にするな」 安保法反対の市民集会
東京新聞 2016年8月19日
安全保障関連法成立から11カ月となった19日、同法廃止を訴える市民団体の集会が国会前で開かれ、参加者は「戦争をする国にするな」などとシュプレヒコールを上げた。主催者発表で約3千人が参加した。
「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が主催。参加した人たちは「戦争法廃止」などと書かれた紙を手に、「戦争する国にするな」などと国会議事堂に向けて声を上げた。参加した東京都大田区の主婦(52)は「憲法改正が現実的になっている。私たちが安保法の危険性を訴え続けないと本当に日本が戦争に巻き込まれてしまう」と話した。(共同)