2016年8月7日日曜日

07- 天皇陛下のお気持ちに 政府が受け止めのコメントとは

 天皇陛下生前退位についてのお気持ちを8日に発表されるのに対して、安倍首相が同日中にもコメントを出すということです。それについて「まるこ姫」が不快感を表しました。
 天皇陛下が積年の思いを語られるというのですから、それを重く受け止めて首相の務めを真剣に果たせばよいものを、一体何をコメントしようというのでしょうか。
 国会での審議を聞いていても首相は相手の話すことをロクに理解できていないのに、何を偉そうに同日中にコメントしようというのでしょうか。
 そもそも『コメント』などということ自体がおこがましい話です。
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天皇陛下のお気持ちを、政府受け止めコメント?
天皇と対等とでも思っているのか
まるこ姫の独り言 2016年8月5日
安倍政権は、天皇陛下をぞんざいに扱いすぎやしないか?
 
天皇陛下は、生前退位のお気持ちを8日に発表するそうだが、ビデオだという。そのビデオでの発表に、政府の生で発表違和感がある
 
天皇陛下の「お気持ち」表明後にコメント=安倍首相が検討
               時事通信 8月5日(金)10時30分 
「生前退位」の意向を周辺に示している天皇陛下が8日にお気持ち」を表明されるのを受け、安倍晋三首相が同日中にもコメントを発表する方向で検討していることが5日、分かった。
 
コメントどうこうより、天皇陛下が決死のお気持ちを述べられたら、それに対して、重く受け止めお気持ちに従うしかないだろうに。それが、この国の保守政治家の使命じゃないか。
安倍政権を見ていると、天皇と対等の立場に立っているとしか思えないほど、ぞんざいに扱っている。
 
自民党閣僚のほとんどが日本会議のメンバーで、”日本会議” は、天皇の生前退位を反対しているという。国民の80%以上が、天皇のお気持ちを考えたら、生前退位はあり得ると思っているのに、皇位継承は男系男子と言う点に拘って来た日本会議は、天皇の健康もお気持ちも、考慮の範疇にないらしい。
参議院選挙、自公が圧勝したことにより、安倍政権の閣僚もごう慢で不遜な考えを前面に出すようになった。日本会議の意向も、これからどんどん大きくなるだろう。
 
天皇をぞんざいに扱う安倍政権は、保守じゃない。真の保守なら、天皇陛下のご意向が一番な筈だし、天皇のご意向に、ただただ畏れ多く従うだけだ。コメントなど出して欲しくない