これは、Paul Craig Roberts氏の16日付の記事※の続報です。
米国でこれまで米国で大騒ぎになっていたロシアゲート疑惑が、実は何の証拠もない捏造であったことが、16日のマラー特別捜査官の報告で明らかになった後も、米国内の陰湿な状況には何の変りもないということです。
Roberts氏は、事件を捏造した連中全員をトランプ大統領が告発しないと、同じことがまた起きるか、トランプが暗殺されることになるだろうと憂いています。
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マラー報告で自己撞着のCBS
マスコミに載らない海外記事 2018年2月20日
Paul Craig Roberts 2018年2月18日
マラーの捜査は、ロシアのソーシャル・メディア活動が、アメリカ選挙に影響したことや、トランプ選挙運動との協力あるいは共謀した証拠は見つけられなかったというローゼンスタイン司法省副長官の発言を正しく報じているにもかかわらず、CBSは更に偽ってこう報じている。“司法省、選挙干渉のかどで、ロシア人を起訴”。
CBSは自社ウェブサイトに自己矛盾を併置しているのをどう説明するのだろう?
CBS売女マスコミは、自分たちの自己撞着に気がつかないほど愚かなのだろうか、それとも、売女マスコミはロシアゲート偽ニュース話を続けると固く決めていて、TV特別報道で、印刷されている説明に声を張り上げているのだろうか?
全くの無能さ、あるいは全くのウソという問題なのだろうか?ロシアゲートが、終始、アメリカ大統領の信頼を傷つけるため作り上げられた捏造だというのを、アメリカ国民が理解するのを、マスコミが妨げようとしているあらゆる兆候が私には見える。
FBIや司法省やトランプ自身の国家安全保障顧問も同じだと私は思う。マラーによる13人のロシア人起訴についてのローゼンスタイン発表はここにある。
ロシア人が選挙に干渉したかどで起訴されたと言った後、しかもそれに5分間費やしておいて、5分20秒のところで、ローゼンスタインが、ロシア人が選挙に何らかの影響をおよぼした証拠は皆無だと言っているのに注目願いたい! つまり、アメリカ合州国司法副長官が、彼自身証拠皆無だと言っている起訴を発表しているのが実情!
“一体何が起きているんだ?”と、映画『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』で、大佐が質問する。ローゼンスタイン、マラー、コミー、ブレナン、ヒラリー、民主党全国委員会、売女マスコミ丸ごと他が、アメリカ大統領を無力化し追い落とす共謀に関わっていたのだというのが答えだ。連中は現場を押さえられたのだ。そして今、ウソつきの腐敗したろくでなし連中は、トランプと彼の仲間が関与していたという主要な非難を放棄すると同時に、少数のロシア人が、いかなるアメリカ人からも独自に、何かしようとしていたという主張にしがみついている。ローゼンスタインの6分45秒の発言をご覧になれば、このロシアゲートを同時に断言し否認するのをはっきり見ることができる。
もしトランプに勇気があれば、上記の連中全員、起訴され、有罪判決され、投獄されるはずだ。さもなければ、同じことがまた起きるだろう。あるいは、トランプが暗殺され、売女マスコミが、CIAが仕立て上げた“一匹狼”のせいにすることになるだろう。
Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
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