「安保関連法案に反対するママの会」は京都市内の母親らが立ち上げた※ものが、その後各地に波及して、これまで30の都道府県で活動を始めています。
※ 7月28日 渋谷にママが2000人 安保法案反対 女性が断然
石川県では安保法案が衆院で強行採決された直後の7月17日に発足し、安保法案に対するママたちの声を国会議員らに届けようとメッセージを募ったところ、4歳から80代の人たちまでの175人から声が寄せられました。
13日には代表が金沢市の民主党県連を訪れて近藤和也代表らにメッセージを手渡しました。
メッセージは石川選出の自民党国会議員6人にもすでに届けられています。
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安保法案 疑問、不安聞いて ママの会 175人の声 国会議員らへ
中日新聞 2015年8月14日
県内の母親有志でつくる「安保関連法案に反対するママの会@石川」が、安全保障関連法案に対する「私たちの声」を国会議員らに届けようとメッセージを募ったところ、175人から疑問や不安の声が寄せられた。13日には金沢市鞍月の民主党県連で近藤和也代表らにメッセージを手渡し「党派を超えて団結し、私たちの思いを国政に届けてほしい」と求めた。(小室亜希子)
「ママの会」は京都市内の母親らが「だれの子どももころさせない」を合言葉に七月立ち上げ、これまで三十の都道府県で各地の「ママの会」が活動を始めている。
石川では法案が衆院で強行採決された直後の七月十七日に発足。各種世論調査で過半数が反対とする中での強行採決に「民意が反映されていない」と感じたため、与野党の議員にメッセージを届ける活動を企画した。
メッセージは四歳から八十代まで幅広い世代から集まった。
「悲劇の教訓を生かさず、再び『戦争できる国』に変えてしまう重大さをいま一度よく考え直してほしい」(三十三歳女性)と切望する声のほか、「多くの憲法学者が『違憲』とするのをどう考えるのか」(五十六歳女性)などの質問も。
また法案に賛成する議員には「どんな理由で賛成なのか説明してほしい」(三十九歳女性)と求める声が寄せられた。
民主党県連には「ママの会」代表の市井早苗さん(37)ら四人が訪れ「一つ一つに込められた深い思いを受け止めてほしい」と要望。近藤代表は「私たちの思いも一緒。廃案に向けて、共感を広げていくための活動をしたい」と話した。
メッセージは石川選出の自民党国会議員六人にもすでに届け、質問への回答を要望したが、十三日現在、回答はないという。
ママの会は引き続きメッセージを募集している。フェイスブックの「安保関連法案に反対するママの会@石川」のグループページから送信できるほか、電子メール(koetodo@gmail.com)、ファクス076(288)6093でも受け付けている。