2015年8月15日土曜日

安保反対の「ママの会」175人の声を国会議員らへ 石川

 「安保関連法案に反対するママの会」は京都市内の母親らが立ち上げたものが、その後各地に波及して、これまで30の都道府県で活動を始めています
※ 7月28日 渋谷にママが2000人 安保法案反対 女性が断然 
 
 石川では安保法案が衆院で強行採決された直後の17日に発足し、安保法案に対するママたちの声を国会議員らに届けようとメッセージを募ったところ、4歳から80代の人たちまでの175人から声が寄せられました。
 
 13日には代表が金沢市民主党県連を訪れて近藤和也代表らにメッセージを手渡しました。
 メッセージは石川選出の自民党国会議員人にもすでに届けられています。
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安保法案 疑問、不安聞いて ママの会 175人の声 国会議員らへ
中日新聞 2015年8月14日
 県内の母親有志でつくる「安保関連法案に反対するママの会@石川」が、安全保障関連法案に対する「私たちの声」を国会議員らに届けようとメッセージを募ったところ、175人から疑問や不安の声が寄せられた。13日には金沢市鞍月の民主党県連で近藤和也代表らにメッセージを手渡し「党派を超えて団結し、私たちの思いを国政に届けてほしい」と求めた。(小室亜希子)
 
 「ママの会」は京都市内の母親らが「だれの子どももころさせない」を合言葉に七月立ち上げ、これまで三十の都道府県で各地の「ママの会」が活動を始めている。
 石川では法案が衆院で強行採決された直後の七月十七日に発足。各種世論調査で過半数が反対とする中での強行採決に「民意が反映されていない」と感じたため、与野党の議員にメッセージを届ける活動を企画した。
 メッセージは四歳から八十代まで幅広い世代から集まった。
 
 「悲劇の教訓を生かさず、再び『戦争できる国』に変えてしまう重大さをいま一度よく考え直してほしい」(三十三歳女性)と切望する声のほか、「多くの憲法学者が『違憲』とするのをどう考えるのか」(五十六歳女性)などの質問も。
 また法案に賛成する議員には「どんな理由で賛成なのか説明してほしい」(三十九歳女性)と求める声が寄せられた。
 
 民主党県連には「ママの会」代表の市井早苗さん(37)ら四人が訪れ「一つ一つに込められた深い思いを受け止めてほしい」と要望。近藤代表は「私たちの思いも一緒。廃案に向けて、共感を広げていくための活動をしたい」と話した。
 メッセージは石川選出の自民党国会議員六人にもすでに届け、質問への回答を要望したが、十三日現在、回答はないという。
 
 ママの会は引き続きメッセージを募集している。フェイスブックの「安保関連法案に反対するママの会@石川」のグループページから送信できるほか、電子メール(koetodo@gmail.com)、ファクス076(288)6093でも受け付けている。