憲法変えるな政治変えよう 安倍政権退陣求め 群馬大集会1000人
しんぶん赤旗 2017年9月17日
共産・民進・社民代表があいさつ
安倍政権に退陣を求める9・16群馬大集会が16日、群馬県高崎市で開催されました。戦争をさせない1000人委員会・群馬、群馬県憲法共同センター、ぐんま市民連合へいわの風の3団体が共催。会場となった高崎城址(じょうし)公園には約1000人が集まりました。
日本共産党、民進党、社民党の代表が登壇し、共産党の小菅啓司県委員長は、北朝鮮のミサイル発射に抗議し「圧力や武力対応ではなく、対話でこそ平和がつくられます。平和憲法を守るため、保守の方も含め広範な市民と野党の共闘に全力を尽くします」と訴えました。
民進党県総支部会長代行の宮崎タケシ衆院議員は、安保法制や共謀罪の問題性を指摘し「全ての勢力を結集して、安倍政権を打倒しよう」と主張。社民党県連合の小林人志氏は「いつ総選挙があろうとも、群馬の野党は統一候補でたたかっていこう」と話しました。
主催者あいさつに立った角田義一元参院副議長は「安倍(晋三)さんは日本を滅ぼす宰相だ。衆院の(改憲勢力の)3分の2をつぶすために頑張ろう」と呼びかけ、参加者は大きな拍手で応えました。
集会後、参加者らは「憲法変えるな、政治を変えよう」と軽快なコールをしながら市内をデモ行進しました。
参加した28歳の女性保育士は「若い人たちが平和を守る行動に参加しやすいように、工夫して運動を広げたい」と話しました。