2017年9月25日月曜日

民進北海道連 道内全小選挙区で野党共闘 熊本3区でも

 民進党の北海道連は、北海道12の小選挙区すべてで野党候補を一本化させる方針を固めました。民進党道連は昨年4月の衆院5区補選で、無所属新人候補を野党統一候補として支援(落選)して以来、党本部に対して野党共闘の必要性を訴えて経過があります
 一方、民進党熊本県連は22日、熊本3区で野党候補を共産党の新人に一本化する方針を決めまし
 残念ながら熊本以外では野党共闘の行方は見通せないということです
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衆院選 民進北海道連 道内全小選挙区で野党共闘の方針
毎日新聞 2017年9月23日
 民進党北海道連は、次期衆院選で道内12の小選挙区すべてで野党候補を一本化させる方針を固めた。週明けにも党本部に伝える。
 民進は7、11区を除く計10人、共産は5区以外で11人の公認候補予定者が決まり、社民は比例北海道ブロックに候補者を擁立する見込み。
 複数の関係者によると、道内の全小選挙区で候補者を民進か共産に絞り込み、各党が選挙協力することを検討する。札幌市で23日に連合北海道、北海道農民連盟との合同選挙対策本部の初会合を開き、方針を確認する。

 道内では2016年4月の衆院5区補選で、無所属新人候補を民進、共産、社民、生活(当時)が野党統一候補として支援(落選)。民進党道連はその後も、党本部に対して野党共闘の必要性を訴えてきた。【藤渕志保】


次期衆院選 熊本3区で野党共闘 共産新人に一本化
毎日新聞 2017年9月23日
 民進党熊本県連は22日、次期衆院選への対応を協議し、熊本3区で野党候補を共産党の新人に一本化する方針を決めた。衆院選では野党共闘の可否が焦点の一つとなるが、九州・山口の大半の選挙区で調整が難航しており、協力が成立するのは異例だ。
「野党共闘の形を作らなければ、とてもではないが戦えないと判断した」。熊本3区に立候補予定だった元参院議員秘書、森本康仁氏(39)の擁立見送りを決めた22日の民進党県連の会合後、鎌田聡代表が説明した。代わりに共産党の保育士、関根静香氏(27)を支援する方針だ。

 前回2014年衆院選で、旧民主党は県内5選挙区に一人も擁立できなかった。民進党は前原誠司代表が共産党との選挙協力に否定的な考えを示すなど、党本部の方針が定まっていない。そうした中で決定を急いだ理由について、鎌田代表は「これ以上(森本氏の)選挙態勢づくりが進むと一本化が困難になる。早めの判断が必要だった」と語った。
 関係者によると、両党は候補者が重複する4区についても協議を進め、3区と逆に共産党が擁立を見送り、民進党の元職への一本化を目指している。

 ただ、熊本以外では野党共闘の行方は見通せない
後 略