2019年6月13日木曜日

13- 炸裂!!まるこ姫 怒りの2連発

 まるこ姫が、10日の参院決算委での安倍首相と麻生財務相の呆れるばかりの体たらくを酷評しました。

 二人のデタラメさ加減には弥次喜多コンビも及びません、というよりも例えられた弥次さん喜多さんの方が怒りだすことでしょう。

 そして11日になると、今度は金融庁に提出を指示した麻生氏が報告書の受け取りを拒否しました。それは一体全体何なのか、まるでギャグかコントの世界だとまるこ姫は断じました。
 11日付と12日付の、怒りの2連発を紹介します。
 文中の太字・青字の協調個所は原文に拠っています。

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昨日の決算委員会中継で予算委員会を開けなかった訳が良く分かった(笑)まさにボッコボコ

まるこ姫の独り言 2019.06.11

昨日の参議院決算委員会を見ていて、なぜ政府が予算委員会から100日以上もも逃げ回っているのか良くわかった。
NHKの中継は午後一時からだった。
 
自民党や公明党、野党は野党でも維新の会の質疑は本当に穏やかだった。
ところが立憲民主党の蓮舫の質疑になった途端、議場の空気は一変した。
攻める攻める・・・・
蓮舫はいつものように舌鋒鋭く麻生財務相に切り込んで、麻生が報告書の冒頭しか読んでいないことも分かった。
 
今日のモーニングショーで、玉川氏が、麻生大臣は自分の偉そうな上から目線発言の追及を受けることが分かっているのに、なぜ報告書の全文を呼んでこなかったのかと言っていた。
報告書の全文と言っても丁寧に読んで30分程度、普通に読めば20分程度で読めるという。
それを読まないのは日本語が好きではないのではとか、舐めているとか言っていたが、それ以前に私は麻生は役職を誠実にまっとうする考えは毛頭ないと思った。
役職を舐めているような人間が大臣としてのさばっているのも異常だし、それを指摘できない安倍首相も相当なポンコツだ。
国が疲弊して行く過程をつぶさに見せられている方は本当に腹立たしい。
 
と言うわけで、蓮舫がきっちり質疑をしていたが、ぬるま湯につかったような自公議員の質疑など必要ないと思う。
聞いていて非常にかったるい。
演劇の幕間のような物だ。
 
野党は国民民主の大塚も自分の役割を果たしていたし、共産党の小池も、水を得た魚のように張り切って質疑をしていた。
傑作なのは安倍首相が、「ちなみに民主党政権下の3年間は一回もプラスになっていない・・・」と言い出すと、小池が「民主党じゃないですから私は。無意味な反論をしないでくださいよ」と即座に返し溜飲が下がる。
 
たった一回、何時間の質疑でさえ野党にボコボコにされる安倍政権。
年金問題でも「困った時の民主党叩き」を炸裂していたが、なぜそこまで引き合いに出すのが理解不能だ。
他者を悪者にして自分を引き立たせようとするのが安倍首相の性癖のようだが、聞いた相手は喜ぶのか。
喜ぶとしたらその人の性格もねじ曲がっている。
そして、言うまでもないが予算委員会を100日以上も開かなかったわけがよくわかった。
 
自分達の体たらくを中継であからさまにされるより、そりゃあ芸能人と面会して会食してヨイショして貰った方がどれだけ楽しいか。
メディアは国会を開かず、ゴルフをしても芸能人と会食しても突っ込んだ質問はせず、「楽しかったですか!? 調子はどうですか~」
なんでここまでメディアはお目出度いのか。。。。
これでよく報道機関だと言えるものだ。
これではまるで政府の御用達機関か、政府広報じゃないか。
 
ネトウヨも、人数では勝てない野党が、仕方なく十何日間の審議拒否を鬼の首でも取ったかのように「サボりだ・給料泥棒だ」と言って大騒ぎをしていたが、100日以上も安倍政権の審議逃亡にはダンマリ。
どう考えても力のある方の審議拒否の方がよほど国民に為にならないと思うが。
 
しかし昨日のたった一日の決算委員会中継は、ものすごく見ごたえがあった。
下手なドラマや映画の数倍の面白さで、あっという間に時間が過ぎて行ったが、国民の方の視点の野党の質問時間ばかりでよいし、最低でも一人1時間程度は必要だと思った。
 
 

年金の不都合な真実を無かった事にしたい?

指示した張本人が報告書の受け取り拒否

まるこ姫の独り言 2019.06.12

もう無茶苦茶になって来たな。。。
指示した張本人が報告書の受け取り拒否って、なんなんだ?
まるでギャグかコントの世界。
首相が吉本と親密なだけに、麻生も実践したのか(笑)
 
     6/11(火) 12:29配信  産経新聞
>95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要とした金融庁金融審議会の報告書について、麻生太郎財務相兼金融担当相は11日の記者会見で「世間に著しい不安や誤解を与えており、これまでの政府の政策スタンスとも異なる」と述べ、正式な報告書として受け取らないことを明らかにした。
 
政府の政策スタンスと違うというのは、どういうことなのか。
選挙前の今は、国民に不都合な真実を知らせないようにとりあえず眠らせて置こうという魂胆か。
 
そもそも自民党は金融庁に激怒して報告書の撤回要求している。
この報告書は専門家20人が2時間半の議論を12回行って作ったそうではないか。
専門家たちは自信を持って作ったとまで言っている。
その報告書を撤回しろだと?すごい党だな。
政府と違った意見だと受け取りを拒むのなら審議自体必要なくなる。
 
この党は自分達の思うようにならないと圧力や恫喝は当たり前で政治集団と言うより、暴力団に近い雰囲気を感じる。
 
「年金破たん」は政府は100年安心とは言ってきたが、多くの人は薄々は本当に安心とは思っていなかったのではないか。
自民党は、国民に不安を与えたとか、選挙前だからとかの理由で、金融庁に報告書の撤回要求をしている。
何故撤回要求なのか。
金融庁の報告書はあながち嘘でなない。
多分、年金資金がどんどん目減りして行けば年金だけでは生活できないのだろう。
国民は100年安心年金は政府の言うような安易な状況に無いという事を、大っぴらには言わないまでも肌で感じていたと思う。
 
そこへきて、麻生の上から目線の軽はずみの発言は一辺に年金の今後の現状を国民に知らしめたと言う事だ。
 
自民党の報告書撤回と言うのも変な話だし、麻生大臣の報告書の受け取り拒否はもっと変な話だ。
報告書をまとめるようにと要請した方が受け取り拒否と言うのは前代未聞の出来事じゃないか。
自民党も安倍政権も、事実を事実として公表する事は選挙の前だけにあってはならないことだ。
何としても無かったことにしたい。
臭いものにはふたをして見せない。
と、あらゆる思考を総動員して思っているはずだ。
姑息な思惑が透けるどころか、はっきりわかる。
とにかくこの人達の考えは、選挙前には安倍首相の華々しいパフォーマンスしか頭にない。
メディアも協力して、芸能人との会食や、芸人と面会を報道しまくって来た。
 
行政の長の権力と第4の権力が力を合わせれば鬼に金棒だ。
ところがどっこい、政権としては思ってもいない真実が表に出て来て、慌てに慌てて金融庁の報告書もなかった事にしたり、所轄大臣が報告書受け取り拒否と言う暴挙に出ざるを得ない状況に。。。。
しかしここまで国の形態が壊れてしまってもまだ「自民党しか政権を担えない」と言う心境になる人たちは、自民党(安倍)真理教の催眠術にでもかかってしまったか。
洗脳は解かれるのだろうか。
その前に日本が沈没しているかもしれない。