2019年2月3日日曜日

03- 浜松 水道民営化を延期 市長表明

 浜松市の鈴木康友市長は131日、上水道事業の民営化の検討作業を当面延期すると表明しました。
 水道民営化に不安をもつ市民らは昨年6月、「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」を結成し、市役所前のスタンディング、定期的な学習会、民営化中止を求める署名運動を展開し、1万2千人分の署名を市に提出しました。
 市民ネットの池谷たか子事務局長は「断念でなかったことは大変残念。引き続き運動を強め、市民の世論で断念させていきたい」と話しています。
 
 水道事業民営化の弊害は先行の各国の例で明らかにされているのに、安倍政権がなぜ敢えて民営化に踏み切ったのか不思議な話です。そうした売国的方式の導入は市民の反対で止めさせるべきです。 
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浜松水道民営化を延期 市長表明 市民「断念へ運動強化」
 しんぶん赤旗 2019年2月2日
 静岡県浜松市の鈴木康友市長は1月31日、上水道事業の民営化(コンセッション方式)の検討作業を当面延期すると表明しました。市民の反対の声が大きく広がっていることが背景にあります。
 
 市は当初、今年3月までに民営化の是非を判断するとしていましたが、昨年11月下旬に「市民の理解が進んでいない」として、来年度以降に判断の延期を表明していました。
 鈴木市長は同日の会見で「凍結、断念ではない。コンセッションの有効性は理解している。市民の理解が進むまで、導入を延期したい」と述べました。
 
 水道民営化に不安をもつ市民らは昨年6月、「浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク」を結成。「命の水を海外メジャーに売り渡すな」と市役所前のスタンディング、定期的な学習会、民営化中止を求める署名運動を展開し、1万2千人分の署名を市に提出しました。日本共産党市議団(5人)は、市民運動と連携して水道民営化を断念させる先頭に立ちました。
 市民ネットの池谷たか子事務局長は「市民の大半が反対している印象を受けている。断念でなかったことは大変残念。引き続き運動を強め、市民の世論で断念させていきたい」と話しています。