2023年1月9日月曜日

09- 河野洋平インタビュー(くろねこ)/「少子化対策」 30年も放置しておきながら(まるこ姫)

 くろねこの短語氏が、7日のTBS『報道特集』の河野洋平氏インタビューの文字起こし記事を載せましたので紹介します。
 岸田文雄氏をはじめとして現在の議員には、河野洋平氏のようなまともな考え方の持ち主が何故いなくなってしまったのでしょうか。
 併せてまるこ姫のブログ「岸田『少子化対策ようやく政府が本気になった』30年も放置しておきながら」を紹介します。
 記事の中で岸田首相のことを、「この人は総理になる事だけが目的で、総理になって何がしたいとかのライフワークが一つもない事がよくわかった」と痛烈に批判しています(なお文中の青字・太字強調個所は原文に拠っています)
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統一教会に月内にも追加質問・・・解散命令請求を先延ばしするための作戦か!! &TBS『報道特集』の河野洋平インタビュー文字起こし!!
                      くろねこの短語 2023年1月 8日
 5日に統一教会(現世界平和統一家庭連合)の被害者救済法が施行され、いよいよ解散命令請求も間近と思ってたら、なんと文化庁は月内にも追加質問する意向なんだとさ。
 おいおい、いつまで引き延ばすつもりなんだ。こんなんだから、本気で解散命令請求する気がないんじゃないかと勘ぐられちゃうんだよね。

 全国弁連(全国霊感商法対策弁護士連絡会)が「質問権は強制力がなく、中身のある回答を教団がしてきているとは考えにくい。回答に期待するより、文化庁で請求に向けた準備を進めることの方が大切だ」と指摘したというのも、むべなるかなってものだ。
  文化庁 旧統一教会への再質問で回答受領 月内にも追加質問方針

 ところで、昨日のTBS『報道特集』は「専守防衛の行く末は…熟議なき“安保政策の大転換” 自民党の重鎮語る『安倍政治に大きな問題があった』」ということで、元衆議院議長の河野洋平にインタビューをしていた。
 宏池会の元重鎮で、自民党にあってはリベラル派の旗手でもあったわけで、その内容は至極もっともなことではある。重要なのは、このタイプの政治家が自民党から姿を消しつつあることなんだね。
 なんとかチルドレンが選挙のたびに跋扈するようになって、自分の頭で政策を考える議員がいなくなっちゃったんだから、今の自民党は政党とは言えません。

 それはともかく、河野洋平のその言や良しとしつつも、息子のブロック大王・河野君にも同じように説教して欲しいものだ。閣僚になったとたんに脱原発をかなぐり捨て、いまや権力の走狗となってマイナンバーカードをゴリ押ししたり、ワクチンの副作用問題で無責任な態度とったりしてますからね。

【河野洋平インタビュー文字起こし】
「70数年前に日本は決心したじゃないかと。尊い命を犠牲にして。決してあの過ちは繰り返しませんと。安保政策の大転換というのは、私はあり得ないと、そう思っているのです。安倍政治というものに非常に大きな問題があったと思います。全体の流れを先に作ってしまうというこの手法は、議会制民主主義の手法としては、やっぱり違うのではないかと私は思います。解散して総選挙で国民の意思を問うというぐらい重要な問題だと、私は思いますね。戦後最大と言ってもいいかもわからない、国の性格を変えるという意味で。それをやるだけの信念というか、それだけの深い考えがあったんでしょうかね」

「反撃能力というのは威嚇ですよね。明らかに武力による威嚇。武力を予算化しようとしている。どう説明をなさるのか、私にはわかりません。政治や外交の努力を抜きにして、ただ壁だけ立てていく。壁ならまだいいけれども、壁の隙間から向こうに鉄砲を向けて狙うというのは本当の安全だと思わないです」

「日本には、日本の歴史的な事情、反省に基づいて、あるいは日本の置かれている立場を考えて、やれる範囲、やるべきこと、やってはいけないことをもう少しはっきりさせるべきではないでしょうか。戦わないために何をするかということを、深刻に考えるべきだと思います」(河野洋平元衆院議長、TBS『報道特集』1月7日)
                 (後 略)

岸田「少子化対策ようやく政府が本気になった」30年も放置しておきながら
                        まるこ姫の独り言 2023.01.08
もう日本は、なすすべがないとしか言いようがない。

少子化対策は30年ほど前からい出されていたことで、それを何もせずにやった振りをしてきた自民党。

30年も実質的には放置しておきながら、今になって「政府が本気になったと思っていただける」とか言えば、「今までは本気じゃなかったんかい!」とツッコミが入るのは当然のことだ。

何でこういう言い回ししかできないのだろう。
突っ込まれるような事を平気で言う岸田。

この人は総理になる事だけが目的で、総理になって何がしたいとかのライフワークが一つもない事がよくわかった。
軍事費増強だって戦争屋や日本会議や統一教会の代弁をしたとしか思えない操られている感が漂っている。

国会で何の議論もなく、少数の閣議決定で慌てて国の方向性を大転換をするというのが怪しくて仕方がない。

岸田総理「ようやく政府が本気になったと思って」 異次元の少子化対策への挑戦を表明
       1/4(水) 16:30配信 TBS NEWS DIG Powered by JNN
>岸田総理
「異次元の少子化対策に挑戦し、若い世代から“ようやく政府が本気になった”と思っていただける構造を実現すべく、大胆に検討を進めてもらいます」

この年頭会見で「大胆に検討を進めてもらう」
どこまで行っても検討。

しかも「ようやく政府が本気になった”と思っていただける構造を実現すべく」 










こんなことを言ったら、今までの30年がやった振りで来たという事がバレちゃうじゃないか。
自らバラシてどうするのか。。。

この発言で自民党が30年も何もせず放置して来た事が明るみに出るとは思わなかったのか。
軍事費増強だけは即断即決、日本の未来に取って本当に必要な少子化対策の中身も説明せず、即断即決もせず、まだ「異次元の検討」段階。

今でも検討段階ではいつになったら本気出すのだろう。
無能な奴に限って、「俺が本気出したらすごいんだぞ~」

「永遠の本気」で引き延ばされているうちに日本が消滅という嫌な展開。