2019年12月22日日曜日

伊藤詩織氏を誹謗中傷していた杉田水脈議員の酷すぎる言い訳(まるこ姫)

 伊藤詩織さんが山口敬之氏に1100万円の損害賠償を求めた訴訟は一審で完勝しましたが、判決で認められた賠償金の額は3分の1弱の330万円でした。金額だけが目的ではなかったにしても驚くべき低さでした。
 詩織さんの手記「ブラックボックス」が中国で大売れに売れているということです。中国の市場は膨大なので、せめて印税の収入が高からんことを祈りたいと思います。

 伊藤詩織さんにセカンドレイプを加えていた「一部勢力」とは、ズバリ「安倍応援団」の面々で、そのなかでも醜悪さで目立った口撃を加えた一人が杉田水脈議員(自民党)でした。
 その彼女が、一審で詩織さん完勝の判決が出されると、突如言うことを変えたということです。浅ましいと言えばそのとおりですが、醜悪な発言を少しでも修正したのであればそれ自体はマシなことでした。セカンドレイプ賠償訴訟にビビったという見方もあります。
「まるこ姫」が取り上げました。
 日刊ゲンダイの記事「セカンドレイプ賠償請求にビビる?“アベ応援団”突然の沈黙」を併せて紹介します。
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山口が敗訴するや、伊藤詩織氏を誹謗中傷していた杉田水脈の酷すぎる言い訳
まるこ姫の独り言 2019.12.21
性暴力の被害者の立場や心情は女性だからこそ、分かりあえるのではないかと思ってきたが、この杉田水脈とか言う自民党の国会議員は、被害者である伊藤詩織に対してあからさまに誹謗中傷をし侮辱して来た中の1人だ。
動画を見ていても吐き気がするほど醜い。
しかも明らかに伊藤詩織氏をターゲットにしたのが分かる内容だ。
本当に気分が悪い動画だ。
 動画 https://youtu.be/Albds3-1Z-0 女を貶める女たち 220
そうそうたる、あの界隈のメンバーたち。
杉田水脈がインタビューに応えているが、この人、本当に国会議員か?
 動画 https://youtu.be/od-N2CpcrY0 杉田水脈の魅力が全開 強姦に~ 47
提訴はあったが、検察(行政)は不起訴にしたので、裁判(司法)は行われていない。無知そのもの。
その程度の認識も無くて裁判で結果が出たと言い、人を簡単に貶める杉田。
そもそも加害男性の被害に言及する時点で間違っている。
被害を受けたのは女性の方で、その女性への視点がまったくない。
しかも、杉田の言い分では、行政や司法の結果次第では被害者とされている人を叩いても良い事になるが。
散々伊藤詩織氏を誹謗中傷して来た杉田水脈が、仲間の山口が民事で敗訴したら、突如言う事が変わって来た。
      12/21(土) 7:07配信  ハフポスト日本版
 「セカンドレイプに当たるのでは」と問題視する声が。なんと答えた?
 刑事事件としての手続きが終わった時期ということが判断材料になっていました。その刑事事件の手続きの中で認められたことを根拠に、発言をしました。
 私の表現の拙さゆえに、結果的にそう受け止められる発言をしたことは事実ですので、真摯に受け止めています。
 ただ、3時間近くのインタビューのなかで、文脈や時系列が入り交じり、問いに対する回答のみがあのような形で短く編集されてしまい、真意が伝わらなかったということは知って欲しいと思います。
表現の拙さとか、編集されたとか言って、責任逃れするのはどうなのか。
この人の人権に対しての無頓着さや無神経さ、差別意識など、LGBTへの差別発言や姿勢ではっきり見て取れる。
誤解されたと言って逃げるのは人間としても議員としても下の下の下だ。
はすみとしこや千葉麗子、杉田水脈たちは、伊藤詩織氏に対してどんな誹謗中傷をして貶めて来たか、胸に手を当てて考えるがよい!
それでもヌケヌケとしらばっくれるのだろうが。。。
まれにみる卑怯な連中だから。


セカンドレイプ賠償請求にビビる?“アベ応援団”突然の沈黙
日刊ゲンダイ 2019/12/21
 法的措置に戦々恐々なのか。ジャーナリストの伊藤詩織さん(30)が元TBS記者山口敬之氏(53)からのレイプ被害を東京地裁に訴えた損害賠償訴訟は詩織さん側の全面勝利。すると、山口氏を全面擁護し、詩織さん叩きに躍起になっていた連中が突然ダンマリを決め込み始めた。おやおや――。

 詩織さんは勝訴した翌日、外国特派員協会で会見。これまで受けてきた誹謗中傷やセカンドレイプに対して、「法的措置を考えている」と明言した。途端におとなしくなったのが、山口氏の主張を正当化してきた安倍首相のオトモダチの面々だ。メディアやネット上で山口氏を擁護してきたのに鳴りを潜め、判決以降は沈黙している。
 詩織さんを口撃してきた政治家の筆頭が、自民党の杉田水脈衆院議員(52)だ。「LGBTは生産性がない」との主張の論文を「新潮45」に寄稿して事実上の廃刊に追い込み、安倍首相が政界出戻りのきっかけをつくった子飼いのひとりでもある。
 杉田氏は、詩織さんと山口氏が民事訴訟で争っていた昨年6月、自身のツイッターに事件について〈被害者に全く落ち度がない強姦事件と同列に並べられていることに女性として怒りを感じます〉と投稿。この投稿はすでに削除されているが、判決後に再びネット上に拡散され、大炎上中だ。英BBCが制作した詩織さん事件に関するドキュメンタリーの中で「彼女の場合は明らかに、女としても落ち度がありますよね」とも発言。保守系のネット番組でも、同僚の長尾敬衆院議員(57)と共演し、「ああいう人(詩織さん)がいるおかげで、本当にひどいレイプ被害に遭っている人たちのことが、おろそかになってしまうんじゃないか」と言い放っていた。

■「係争中の案件にコメントしない」と居直り
 詩織さんをおとしめていたにもかかわらず、判決については沈黙したまま。これまでの発言や判決への見解を事務所に問い合わせると、「民事で係争中の案件なので、第三者である杉田氏がコメントする予定はありません」と木で鼻をくくったような回答。詩織さんを一方的に批判しながら、都合が悪くなると頬かむりだ。
 セカンドレイプに加担した問題人物は、杉田氏だけではない。日本維新の会の足立康史衆院議員(54)や自民党の和田政宗参院議員(45)は17年10月、ネット配信番組で山口氏と共演。詩織さん事件の刑事裁判をめぐり、1カ月前に検察審査会が「不起訴相当」と議決したのを受けた山口氏の「おめでとう会」も兼ねた番組で盛大に乾杯し、大騒ぎ。「(事件を)知らない方がいたらネットなどで検索しないで」との山口氏の冗談に、2人ともニヤニヤしていたのだから呆れてしまう。

 足立氏は判決後、自身のツイッターに〈本判決を踏まえ、当面、同番組への出演は自粛することといたします〉などと投稿していたが、自粛の理由を事務所に尋ねても期日までに連絡ナシ。和田氏の事務所からも返答はなかった。
 形勢不利と見るや、知らぬ存ぜぬ。安倍首相の取り巻きにはホント、ロクな連中がいない