2019年12月16日月曜日

内閣支持率が40・6%(時事)~42・7%(共同)に急落

 時事通信が6~9日に実施した12月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比79ポイント減の406%不支持率は353%)、政府が来年度の桜を見る会を中止したことに「賛成」733%「反対」130%)、桜を見る会を「廃止すべきだ」が602%(「継続してよい」が226%)でした。政権の長期化による「緩み」がある」は686%ない」は142%)でした。
 内閣支持率の下落幅は、学校法人「森友学園」問題が国会の焦点となっていた2018年3月(94ポイント減)以来の大きさです。

 また共同通信社が14、15両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比60ポイント減427%(不支持率は430%)、「桜を見る会」の疑惑に関し、安倍晋三首相は「十分に説明しているとは思わない」は835%首相の自民党総裁4選に反対は615%でした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
内閣支持急落406% 「桜」影響、「森友」以来の下落 時事世論調査
時事通信 2019/12/13
 時事通信が6~9日に実施した12月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比79ポイント減の406%、不支持率は59ポイント増の353%となった。
 下落幅は、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざん問題が国会の焦点となっていた2018年3月(94ポイント減)以来の大きさだった。
 首相主催の「桜を見る会」をめぐり、安倍晋三首相が多数の後援会関係者を招いていたことや、マルチ商法を展開したジャパンライフの元会長も招待されていたことなどが批判を浴び、支持率に影響したとみられる。
 調査では、政府が来年度の桜を見る会を中止したことについて、「賛成」733%、「反対」130%となった。会を廃止すべきかどうか聞いたところ「廃止すべきだ」が602%と多数を占め、「廃止する必要はない」226%、「どちらとも言えない・分からない」172%となった。
 通算の首相在職日数が桂太郎を抜き歴代最長となった安倍政権について、長期化による「緩み」があると思うかを尋ねたところ、「ある」が686%に上り、「あるとは思わない」142%、「どちらとも言えない・分からない」172%となった。安倍政権が歴代最長にふさわしいかどうかに関しては、「ふさわしい」290%、「ふさわしくない」375%だった。

 内閣を支持する理由(複数回答)は、多い順に「他に適当な人がいない」225%、「リーダーシップがある」101%、「首相を信頼する」76%など。支持しない理由(同)は、「首相を信頼できない」が最も多く前月比76ポイント増の214%。続いて「期待が持てない」134%、「政策が駄目」113%などとなった。

◇自民支持も7ポイント減
 政党支持率は、自民党が前月比71ポイント減らして今年最低の230%、立憲民主党は07ポイント増の38%だった。以下、公明党35%、日本維新の会と共産党が各20%、れいわ新選組07%、国民民主党06%、NHKから国民を守る党03%、社民党02%。「支持政党なし」は56ポイント増の611%で、今年3月以来の60%台となった。
 調査は全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は614%。


内閣支持率42%、不支持が逆転 昨年12月以来、共同通信調査
共同通信 2019/12/15
 共同通信社が14、15両日に実施した全国電話世論調査によると、安倍内閣の支持率は427%で、11月の前回調査から60ポイント減った。不支持率は430%で、支持と不支持の逆転は昨年12月以来。首相主催の「桜を見る会」の疑惑に関し、安倍晋三首相は「十分に説明しているとは思わない」は835%に上った。首相の自民党総裁4選に反対は615%だった。
 政府が23日に閣議決定する方針の海上自衛隊の中東派遣については反対が515%、賛成は337%だった。
 内閣支持率の下落は2カ月連続で、前々回から計114ポイント減った。