2022年5月14日土曜日

玉城沖縄県知事の怒り「50年経ても基地存続」

 15日に沖縄県の本土復帰50迎えるにあたって日本共産党の志位和夫委員長は12日、国会内で記者会見し党の立場を表明しました。

 まるこ姫が、「玉城沖縄県知事の怒り『50年経ても基地存続』ネットでは沖縄に非情・冷淡」とする記事を出しましたので併せて紹介します。
   お知らせ
  都合により15日は記事の更新が出来ません。ご了承ください。
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二つの大逆行許さず沖縄県「建議書」実行を 本土復帰50年
志位委員長が会見
                       しんぶん赤旗 2022年5月13日
 日本共産党の志位和夫委員長は12日、国会内で記者会見し、15日に迎える沖縄県の本土復帰50年にあたって、党の立場を表明しました。
 志位氏は、50年前の復帰の際に、当時の琉球政府の屋良朝苗主席が出した「建議書」は、「復帰に込めた県民の願いを凝縮した歴史的な文書だ」と指摘。建議書の中で特に強く訴えられた点として、(1)平和憲法のもとで基本的人権を保障する (2)基地のない平和な沖縄への復帰―をあげ、「屋良主席は当時、“沖縄にはあってはならない現実がある”と言い、米軍基地の異常な重圧のもとにおかれ人権が保障されていない実態を告発し、その事実を踏まえて『建議書』を提起した。ここに復帰の原点がある」と強調しました。
 そのうえで、志位氏は、50年たって二つの問題がどうなったかについて、「米軍基地の重圧は続き、さまざまな事故・事件が起こり、沖縄県民の平和に生きる権利、基本的人権が日々侵害されている。屋良主席が指摘した大問題は50年たっても変わっていないというのが現状だ」と述べました。

 志位氏は、そうした中で岸田政権は二つの大逆行を進めていると厳しく批判しました。
 一つは、本土復帰から50年たった今の段階で、新たな巨大な米軍基地を押し付けようとしていることです。志位氏は、「辺野古の新基地建設を『唯一の選択肢』だといって問答無用で県民に押し付けようとしている。“100年、200年先まで使えるような巨大基地をこれからつくるのか、とんでもない”という県民の気持ちは当然だ」と強調しました。
 もう一つは、沖縄県民がそのもとへの復帰を希求した平和憲法そのものを壊そうとしていることです。志位氏は、「『敵基地攻撃能力保有』や、GDP(国内総生産)比2%への大軍拡、憲法9条の改定―この大合唱が起きている」と指摘。「沖縄県民の願いに背く二つの逆行は絶対に許さないという立場で頑張りぬきたい」と決意を語りました。

 そのうえで、志位氏は、沖縄県の玉城デニー知事が復帰50年の節目にあたって作成した新たな「建議書」について、「復帰後も続いた沖縄の苦難、現状、直面している課題をしっかり書き込んだ、道理ある提案になっている」と強調しました。
 「建議書」の中で示された4項目として、(1)沖縄の本土復帰において「沖縄を平和の島とする」ことが沖縄県と政府の共通の目標であることを確認し、基地のない沖縄の実現に取り組む (2)在沖米軍基地の整理・縮小、日米地位協定の抜本的見直し普天間飛行場の速やかな運用停止を含む一日も早い危険性の除去、辺野古新基地建設の断念等の沖縄の基地問題の早期の解決 (3)日本国憲法が保障する「民主主義」と「地方自治」について、正当な手続きにより示された民意や地方自治体の判断と責任の原則を尊重する (4)武力による抑止ではなく平和的な外交・対話により緊張緩和と信頼醸成を図ることで地域の平和の構築を図る―を紹介。「とくに軍事的抑止力強化に頼ることに対して、『悲惨な沖縄戦を経験した県民の平和を希求する思いとは全く相いれるものではありません』と述べられている。『抑止力』の名で軍事力強化、『敵基地攻撃』、9条の改定などさまざまな大合唱が起きているが、県民の気持ちと相いれないとこれを厳しく退け、外交による信頼醸成、平和創出に取り組むことを強く求めていることは大事な点だ」と強調しました。

 志位氏は、「『建議書』で示された四つの項目について、政府として重く受け止め、この実現に力を尽くすべきだと強く求めたい」と述べました。


玉城沖縄県知事の怒り「50年経ても基地存続」ネットでは沖縄に非情・冷淡
                         まるこ姫の独り言 2022.05.13
ネットでの沖縄に対しての反応が常に冷酷というか冷淡というか。
心無い声で溢れかえっている。

「50年経ても基地存続、県民が怒り」 沖縄知事、国の対応疑問視
                         5/9(月) 19:29配信 毎日新聞
>沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は9日、沖縄の日本復帰から15日で50年を迎えるのに合わせ、県庁で報道各社のインタビューに応じた。現在も沖縄に米軍基地が集中し、米軍機の事故や米兵らによる事件が相次ぐことに「多くの県民が怒りをためている状況にあるのではないか。50年たっても基地があるが故にさまざまな問題が存在し続けているのが大きな課題だ」と訴えた。

いつまでたっても沖縄は本土の盾としか思っていない人が多すぎる。
大戦中も本土の盾、そして沖縄が日本復帰してからも常に本土の盾思考。

沖縄は本土の安全の為に存在する訳じゃないと思うが。

私は沖縄に対して政府の冷酷無比な対応を何度も記事にしてきたが、その時は少しは沖縄県民に寄り添うコメントも見られたが、今ではどんどん少なくなってきていることがやりきれない。

最近のヤフコメは、言ったもん勝ちの威勢のいい言葉に踊らされて、沖縄に対しての酷い物言いが目立つ。

当時も、辺野古沖基地建設に対して、反対デモに参加すれば「高額な日当を貰っている」という論調が目立ったが、今は、少しでも沖縄に寄り添うような発言をすると「活動家」扱いだ。

日本人の場合人権意識が異常に低いというか、少しでも政府に異を唱える人達をネットで寄ってたかって叩く傾向がみられる。

玉城氏が必死で沖縄の声を代弁すると、安全保障に対する考えが抜け落ちているとかいう人がいるが、県知事が安全保障を考えずに発言していると思っているのか。
安全保障を考えても、沖縄ばかり負担するのはおかしいと言っているだけだ。

玉城県知事はそれを考慮しても、沖縄に全国の米軍専用施設の70%以上が集中していることや、米軍機の墜落や、米兵たちが起こす事件が相次ぐことなど、日本政府を批判したらすぐにいわれなきバッシングを浴びせられる。

酷い人になると玉城知事は無能で要らない事ばかり言うからすぐさま辞めさせるべきだとか。。。
どうも玉城知事の支持率が高い事を知らないらしい。

煽る事しかしない安倍には喝さいをし、政府にものを言うとバッシングって何なのか。
凄い島国根性。

日本政府もいつまでたっても米国に対等に話が出来ないし、唯々諾々と従うだけ。

日本の領土の横田基地周辺の空域だって未だに米軍が所有しているのに、それさえも交渉できない国だから、沖縄ならなおさら何も言えないだろう。

沖縄だってうっぷんが溜まるのは当然だ。
政府が少しでも沖縄に寄り添って交渉しようとする気概がまったく感じられない。

挙句、ネットでは冷淡な意見ばかりで沖縄を見下しているとしか思えない。