2026年7月22日水曜日

22- 高市内閣の支持率急落、5割をきる

 18、19両日の毎日新聞、朝日新聞、ANNの世論調査で内閣支持率は大きく下落しました。毎日とANNの調査では約10ポイント減って初めて50%を下回り、毎日では不支持率が44%と支持率の41%を逆転しました。朝日調査でも初めて支持率が50%台となりました

 毎日の調査によると、改正皇室典範を「評価しない」と答えたのは45%で、「評価する」は19%にとどまりました。女性が天皇になることができないままになっていることは朝日で62%が「納得できない」とし、60%が副首都法案を成立させる必要はないと回答しました。
 高市首相が頼ったのは支持率であるため、このさきも下がり続ければ厳しくなります。
 ウソをつくことに何の抵抗もなく、自己顕示欲のみが強くおよそ首相の持つべき知性に欠ける人間がこの先も首相の座に留まるなら、日本は衰退の一途を辿ります。一刻も早く退場すべきです。
 以下の4つの記事を紹介します。
 ・高市内閣の支持率急落、5割をきる...ANN調査で 発足以来最低と「ワイド!スクランブル」で指摘(J-CAST)
 ・≪高市支持率急落≫「議会をわかってないのが国民にもバレた」「このままでは次の総裁選はない」突き進む副首都構想、混乱を招く減税案で党内からもため息(集英社オンライン
 ・「一刻も早く退陣して」「家で寝てください」芥川賞作家が批判 「国会もサボり...」と高市首相に指摘(J-CAST)
 ・高市首相の「風呂掃除」「洗濯」投稿を蓮舫氏が批判 「総理大臣として何を伝えたいのか」(J-CAST)
(後半の2つは、高市氏がXで「国会対応と私事(裁縫やアイロン掛けなど)に追われて寝る暇がない」と訴えたことに対する批判のコメントを取り上げたものです)
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高市内閣の支持率急落、5割をきる...ANN調査で 発足以来最低と「ワイド!スクランブル」で指摘
                            J-CAST 2026/7/21
高市内閣の支持率が急落している。それもマイナス10%以上と大幅だ。2026年7月20日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)は、「ANNの世論調査で、高市内閣の支持率が5割を切りました」と伝えた。

7割が「女性天皇・女系天皇の議論を今後も行う必要」
調査は7月18、19日に行われ、「高市内閣を支持する」は先月6月の調査から10.9ポイント減って49.2%に、「支持しない」は11.8ポイント増えて34.8%だった。これは、「去年10月(2025年)に高市内閣が発足して以降、支持率は最も低く、不支持率は最も高くなっています」という。
また、「女性天皇・女系天皇の議論を今後も行う必要があるか」という質問には、「必要だ」が7割に達し、「必要ない」の19%を大きく上回った。

毎日新聞調査では不支持が支持を上回る
食料品の消費税を1%に下げ、給付と組み合わせて実質ゼロにする案については、賛成が53%と過半数を超えたが、反対も38%と4割近くあり相半ばしている。
毎日新聞が7月18、19日に行った世論調査でも、高市内閣の支持率は6月調査から10ポイントの大幅下落で41%、不支持率は44%で逆転した。


≪高市支持率急落≫「議会をわかってないのが国民にもバレた」「このままでは次の総裁選はない」突き進む副首都構想、混乱を招く減税案で党内からもため息
                        集英社オンライン 2026/7/21
報道各社の世論調査で、高市内閣の支持率が過去最低を記録した。特別国会では、高市早苗総理の「議会軽視」の姿勢が原因で国会が空転し、会期延長に至った。自民党のベテラン議員は「こんな調子でいったら来年の総裁選で再選はない」と打ち明ける。“高市一強”だった永田町で、潮目が変わりつつある

崩れつつある高市総理の支持率…40%台も
朝日新聞が7月18、19日の両日に実施した全国世論調査によれば、高市内閣の支持率は53%と、内閣発足後初めて60%台を割り込んだ。
「高市内閣の強みは“高支持率”でしたが、それが崩れつつあります。このトレンドは、朝日だけではありません。同時期に世論調査を行った毎日新聞では不支持率が44%となり、支持率(41%)を逆転した。
テレビ朝日も49.2%、時事通信も49.0%と軒並み過去最低でした」(全国紙政治部記者)
特別国会では、高市事務所の公設第一秘書が関与したとされる「サナエトークン問題」やいわゆる「中傷動画問題」をめぐって野党から追及を受けると、「(秘書への聞き取りなどで)ほとんど睡眠もとっていません」「総理としての業務時間も確保できなくなってきている」などと不快感をあらわにした。
「そもそも、国会答弁は、総理として最も重要な業務のはずですが……」(同前)
6月22日の衆院予算委員会で高市総理は「秘書の陳述書をもって詳細な問いへの答弁とさせてほしい」と発言し、「議会軽視」との批判が高まった。
野党が集中審議や党首討論を求める中、与党は、自民党と維新の連立合意政策である定数削減法案と副首都法案の衆院審議入りを一時強行。反発する野党は足並みをそろえるかたちで、委員会を欠席した。
「野党の審議拒否により、国会が空転する中で、頭を悩ませたのは自民党でした。とくに参院では与党が過半数を割り込む状況が続いており、野党に一定の譲歩をして、協力してもらわない限りは国会が動かない。
しかし、高市総理は一貫して、集中審議などの開催に後ろ向きでした」(自民党関係者)
高市総理にどうにか出てきてもらうために、参院自民党幹部が水面下で駆けずり回っていたという。
「官邸サイドとしては、予算委員会や決算委員会で質問してほしくない野党議員がいる。質問が厳しく、厄介な人が質問しないように、石井準一参院幹事長らが野党人脈を駆使しながら水面下で調整していた。
総理へのダメージを減らし、集中審議や党首討論に出てきやすい環境をつくっていったのです」(同前)

「議会の仕組みを全然わかっていない」国民にも自民にもバレた
結局、7月6日に、予算委員会の集中審議と、党首討論の開催を条件に、国会が正常化に向かった。しかし、10日間の「空転」は重くのしかかり、会期が8日間延長された。前代未聞の混乱となった国会を、自民党のベテラン議員はこう振り返る。
「衆院で圧勝し、高市さんは自分が掲げた公約はなんでもできると思っていた節がある。でも、当たり前のことですが、そのためには、議会で法案を通さないといけない
残念ながら、この150日間の国会で判明したのは、高市さんが議会の仕組みを全然わかってないということ。それが国民にも自民党にもバレてしまったのです」
高市総理が、維新との連立合意政策にこだわることも、その表れだという。
「副首都構想法案については、チームみらいが賛成に回る方針ですから、成立の可能性も出てきていますが、いまだ流動的です。この法案に限らず、維新との連立合意政策は問題が多すぎる。そもそも衆院議員定数削減などは、野党の反発が大きく、成立する見込みもなかった。
高市さんは、参院側がいまだに過半数を確保できていないことへの認識が甘すぎます。安倍さんは全体の仕組みがわかっていて、国対や参院の意見をよく聞いたが、高市さんはそうした知見がなさすぎるのです」(同前)
一方、秋の内閣改造を念頭に、維新の馬場伸幸元代表は「入閣するなら官房長官や総務相がいい」などと発言しはじめた。
「ポストがほしいことを露骨に発言するなんてありえない。あれが維新の本性でしょう。維新は、公明党の離脱後に、連立パートナーとなった。
高市総理としては自身を総理にしてくれた維新の吉村洋文代表や、藤田文武共同代表に、義理を返したい。しかし、党内では、早く維新と手を切って、国民民主党と連立の組み換えをすべきという意見は根強い」(別のベテラン議員)

「大事なのは…高市さんが失敗と思って反省するかどうか」
総理肝入りの「消費減税」にも暗雲が立ち込める。高市総理は、秋の臨時国会で、来年4月から2年間に限った飲食料品の1%への減税に関する法案の提出を視野に入れる。
しかし、その土台となるはずだった飲食料品の消費税減税を議論する超党派の社会保障国民会議は、意見集約を断念する見通しになった。
「実は、自民党の税制調査会でも、税の議論を分かっている人間は、誰ひとり、高市総理の減税案に賛成しなかった。野党側も、国民会議で反対しているわけで、これは通らない。そもそも、2年間に限る減税は、混乱を招くだけです。
国民の生活支援なら、減税相当分を現金給付するほうがはるかに効率的でスピーディ消費減税をするにしても、その分、法人税をあげた上で、恒久的なものにしたほうがいい。まずは腰を落ちつけて、制度全体を考えた議論が必要です」(自民党税制調査会関係者)
国民世論の反発をうけながらも、改正皇室典範の成立にこぎつけ、残る国会日程で、副首都構想法案に取り組む高市総理。だが、物価高が続く中で、高市内閣が、消費減税をはじめ、生活に直結する議論を後回しているという印象を与えてしまっているとの見方もある。
大事なのは今回の特別国会における出来事を、高市さんが失敗だと認識して、反省するかどうかです。自民党は、高市さんを支えようとの思いでやってきた。しかし、このままでは国会のたびに混乱を招き、支持率は低下するだろうし、来年の総裁選で再選はありえない
参院自民党をはじめ、汗をかいた人たちへの感謝がなければ、求心力も低下します」(総理周辺)
高市総理は7月20日に自身のXで、「総理就任以来、0〜3時間睡眠が常態化」していると明かした。ただ、いま必要なのは、「根性論の自己アピール」ではなく、自身の政権運営を省みることかもしれない。
          取材・文/河野嘉誠     集英社オンライン編集部ニュース班


「一刻も早く退陣して」「家で寝てください」芥川賞作家が批判 「国会もサボり...」と高市首相に指摘
                            J-CAST 2026/7/21
芥川賞作家・平野啓一郎氏(51)が2026年7月21日にXを更新し、高市早苗首相に対して「一刻も早く退陣して、心ゆくまで家で寝てください」などと批判した。
「支持率が下がったら『寝てない』アピールとは」
平野氏は21日、「国民生活が良くなるための仕事を一切せず、国会もサボりまくって、嘘も吐きまくって、支持率が下がったら『寝てない』アピールとは。絶望的」とXに投稿。最後に「一刻も早く退陣して、心ゆくまで家で寝てください」と批判した。
この投稿は同日14時時点で9000件以上の「いいね」が寄せられるなど注目を集め、「その通り」「自民党も首相に何か言えよ」などと賛同する声が寄せられた。一方で「酷い言い方だな」「くだらない」などと批判する声も寄せられている。
高市氏を巡っては、20日のX投稿に対する批判がSNS上で相次いでいる。
この投稿では、初めに26年7月以降の週末の過ごし方を明かし、経済財政運営の指針を示す「骨太方針」などを読み続けたり、国会答弁を準備するための資料を読んだりしていたと報告した。
さらに18日、19日も、閣議決定前の文書を読み込んだり、数千通も溜まっていたというメールを処理したりするなどの業務があったといい、20日の明け方まで仕事に追われていたという。続けて、平日の過ごし方と20日の祝日の過ごし方を次のように述べた。
平日は、公邸に戻ってから、風呂掃除、入浴、夕食、夕食後の洗い物、洗濯、簡単な掃除まででプライベートな時間は精一杯で、後の深夜時間帯は明け方まで官邸から持ち帰りの資料読みや国会答弁資料読みに追われます。
今日のお休みは本当に有難く、久々に5時間も睡眠を取れた上(総理就任以来、0時間〜3時間睡眠が常態化)、昼からは、手付かずだった大量の洗濯後のハンカチやインナーのアイロンかけと、お裁縫(スカートの裾のほつれのまつり縫いやジャケットの緩んだボタンの補強)を一気に処理
この投稿に対し、立憲民主党の蓮舫参院議員が21日、「総理の忙しさ、その重責はもちろん理解していますが、あえて家事にも触れる理由がわからない」などと批判していた。


高市首相の「風呂掃除」「洗濯」投稿を蓮舫氏が批判 「総理大臣として何を伝えたいのか」
                       J-CASTニュース 2026/7/21
高市早苗首相(2025年12月撮影)。睡眠時間の短さが懸念されている
 立憲民主党の蓮舫参院議員は2026年7月21日、自身のXを更新し、高市早苗首相の投稿を批判した。

■「頑張ってますアピールは要りません」と批判殺到
 高市氏は20日、「高市内閣が初めて骨太方針や概算要求段階から関われる令和9年度予算や、本格的に取り組める中長期の成長戦略に向けて、半端ない情熱を注いでいました」「先週末までは、週明けの国会答弁に備えた資料読みやペン入れなどもあり、書類の山と格闘して過ごしていました」などと投稿。7月に入ってからの土日は「休み返上」で業務に取り組んでいると説明した。
 さらには、「平日は、公邸に戻ってから、風呂掃除、入浴、夕食、夕食後の洗い物、洗濯、簡単な掃除まででプライベートな時間は精一杯で、後の深夜時間帯は明け方まで官邸から持ち帰りの資料読みや国会答弁資料読みに追われます」と首相としての業務に加え、家事もこなしていることを報告した。
 高市氏をめぐっては、歴代首相と比較して予算委員会への出席率が大幅に低いことなどから、「国会軽視」との批判も出ている。そのため、蓮舫氏は「総理大臣として、何を伝えたいのか。何のアピールなのか。 総理の忙しさ、その重責はもちろん理解していますが、あえて家事にも触れる理由がわからない」とし、「なにより。国会に出席しない理由にもなっていません」と批判した。
 また、高市氏の投稿には「頑張ってますアピールは要りません」「一国の総理大臣が私がんばってますアピールすんのか」といった批判的な声も相次いでいる。
 さらには、「それで陳述書はまだですか?」「陳述書を出せない言い訳ですか?」という声も多い。6月22日の予算委員会で、25年の自民党総裁選や26年2月の衆院選などをめぐる自陣営の中傷動画疑惑報道について野党から追及された際、高市氏が「陳述書を近日中に提出する」との趣旨の発言をしていた。にもかかわらず、現在まで提出されていないことを問題視する声も上がっている。
 中道改革連合の国重徹衆院議員は次のようにXに投稿。睡眠不足に懸念を示した。
「お体が心配です。総理の大事な役割は、国民の暮らしや国益を左右する重大な判断を的確に下すことだと思います。睡眠不足が続くと、酩酊状態のように判断力が低下し、国家の危機管理上のリスクになり得ます。頼れるところは頼る。十分な睡眠を確保し、重要事項に集中できる体制をつくって下さい」