2020年7月12日日曜日

Go To Hellキャンペーンで地獄に堕ちる/安倍政権は狂っている

 東京都をはじめ大都市圏を中心にコロナの感染が急増しつつある中で、国は国内の観光旅行を促進するGo To キャンペーンを前倒しして今月22日から実施すると発表しました。一体何を考えているのでしょうか。
 人の移動量と感染者数との間には強い相関関係があります。植草一秀氏は「人の移動(交通機関)指数を3週間ずらして東京都の新規感染者数と比較すると見事連動する」ことを早くから示しています
 そして観光旅行が促進されれば感染が全国に拡散されることになるとして、「狂気の沙汰である。Go To キャンペーンがGo To Hell(地獄行)になることは確実だ。利権まみれのGo Toキャンペーンを中止して、貴重な財政資金を透明、公正に、真に必要な主権者に配分する施策を実施するべきだ」と述べています。

 併せて、「まるこ姫の独り言」の記事「『Go Toキャンペーン、22日から開始』この時期に開始? 安倍政権は狂っている」を紹介します。
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Go To Hellキャンペーンで地獄に堕ちる
植草一秀の「知られざる真実」 2020年7月10日
東京都の感染者数が連日200人を超えて過去最高を更新している。
小池都知事は「積極的な検査」の結果だと言うが、安倍内閣は不必要な検査は行わないとの姿勢を押し通してきた。
つまり、やむにやまれぬ事情がない限り検査しないという対応を続けてきたのだ。
ここにきて検査数が急増しているのは、検査が必要なケースが急増していることを意味する。
本ブログ、メルマガで何度も図示してきたが、人の移動と感染者数との間には有意な相関関係が観察される。
Apple社が提供している人の移動指数と東京都の感染者数が鮮明な連動関係を示している。
人の移動(交通機関)指数を3週間ずらして東京都の新規感染者数と比較すると見事な連動関係を示す

070920

人と人の接触があってから感染者数として確認されるまでのタイムラグは3週間である。
一般には2週間とされるが3週間の方が、説明力が高い。
人の移動指数がピークを記録したのが3月20日だった。
3月20日から3月22日の三連休の人出が急増した。
3月19日の専門家会議会合を受けて安倍内閣は全国の小中高の学校再開を宣言した。
このとき、安倍首相は東京五輪を7月に開催するつもりでいた。
状況を冷静に正確に判断することができない。

7月に入ったいま、日本がどのような状況にあるのか。
安倍首相は3月24日まで、7月の東京五輪を開催するつもりでいた。
判断力、決断力、実行力のないリーダーは主権者に迷惑をかけるだけだ。
3月24日に東京五輪の延期が正式に決定された。五輪延期が決定されて小池都知事と安倍首相の態度が急変した
3月1日に東京マラソンを強行した小池都知事が突然「感染爆発重大局面」と騒ぎ始めた。
厚顔無恥の権化と言える。
3月20日をピークに人の移動指数は低下した。人の移動指数が最低値を記録したのが5月5日。
ゴールデンウイークが終わるまで、日本の主権者は完璧な外出自粛を実行した。その結果として5月下旬に新規感染者が大幅減少したのである。
しかし、連休明けから安倍内閣はスタンスを変えた。行動抑制を行動推進に切り替えた。
5月14日から5月25日にかけて、全国47都道府県に発出した緊急事態宣言をすべて解除した。
小池知事は一瞬だけ「東京アラート」という名の警戒表示を行ったが、合理的な説明もなく一方的に廃止してしまった。
営業自粛要請が都知事選での得票に不利に働くと判断したのだと思われる。

6月19日にはすべての営業自粛要請を解除してしまった。
人の移動指数は5月5日をボトムに拡大に転じた。
そして、6月26日に3月20日に記録したピークを更新した。
人の移動指数増大を3週間遅れて新規感染者数が後追いした。
そして、新規感染者数がピークを更新したのである。
感染者の増大は加速する。新規感染者数は指数関数的に増大する。
東アジアの場合、欧米に比べてコロナウイルス感染症の致死率は著しく低い。
しかし、すべての人に問題が生じないわけではない。高齢者を中心に重篤化する事例が多く存在する。
安倍内閣も小池都知事も感染拡大を完全放置する姿勢に転じた。極めて危険な状況だ。

安倍内閣は悪名高いGo To キャンペーンを前倒しして7月22日から実施する方針を示した。狂気の沙汰である。感染者が急増している東京から人口が一斉に全国に拡散される。
Go To キャンペーンがGo To Hell地獄行)になることは確実だ。
利権まみれのGo Toキャンペーンを中止して、貴重な財政資金を透明、公正に、真に必要な主権者に配分する施策を実施するべきだ。
(以下は有料ブログのため非公開)


「Go Toキャンペーン、22日から開始」この時期に開始? 安倍政権は狂っている
まるこ姫の独り言 2020.07.11
あれだけ批判にさらされていたGo Toキャンペーンがこの時期に開始されようとしている。
いつも野党の声も国民の声も届かないのが本当にもどかしい。

感染者がどんどん増えていくのに、そして九州豪雨と言うより日本中で豪雨の被害にあっているのに、今、Go Toキャンペーンがやれると思っている政府のアホさ加減に脱帽する。

観光業者支援は分かるが、今、この時期か?

どう考えても、時期尚早だと思うが、政府はこの時期が適切と考えているとしたら一般庶民の生活を知らなさすぎる。
Go Toキャンペーン、22日から開始だそう。

             7/10(金) 12:05配信 朝日新聞デジタル
>新型コロナウイルスの影響で急減した消費を喚起する政府の「Go Toキャンペーン」のうち観光分野の補助制度について、赤羽一嘉国土交通相は10日、7月22日から一部を先行して始めると発表した。まず宿泊代金の割引から行い、旅行先での飲食や買い物に使えるクーポン券の発行は9月からにする。
>「Go Toキャンペーン」をめぐっては、予算額1兆3500億円のうち事務委託費の上限が約16%の2300億円と巨額になるとして野党などから批判が出ていた。

大体、予算額1兆3500億円ってなんなんだ?
コロナが収束しているわけでもないのに、かえって検査をすればするほど潜在的患者の炙り出しになって感染者数が増え続ける結果になっている。
当たり前と言えば当たり前だ。
他国と比べて日本だけが異常に検査数が少なくて、感染者数をごまかしてきた結果が、安倍や麻生の言うような「日本の民度」となり「日本モデル」となっていただけで、症状の出ない陽性者数がいると言う事を考えれば、検査をすれば感染者数が増えるのと言うのは、素人でも分かる。

今、東京都では連日、自粛前の感染者数になり拡大し続けている。
しかも、九州の豪雨もすさまじかったが、西日本各地で被害が続出しているし、関東の地震も侮れない。
その時期にGo Toキャンペーンなんて考えられない話だ。

今から思うと、政府や東京都は、東京五輪を躍起になって開催するために検査数を絞ってきたとしか思えないが、あと何日かで東京五輪が行われようとしていたと言う事だ。
どう考えても、開ける状態にはなっていない。
来年もできるかどうか。。。。

これだけ世界中で感染拡大しているのを見ると、開催国と言うのもあるかも知れないが日本だけ異次元の世界の思考に突入しているような感じに思える。

Go Toキャンペーンもしかり。

今、この時期にやろうとしているのは政府や大企業ばかりで、一般国民の生活や気持ちを知っているのかどうか。。。
検査が大きく拡大したわけでもないのに、これから割引クーポンを使って旅行に行きましょうと言われて、こぞって行く気になるかどうかわかりそうなものを。

安心が担保されていないのに行く方が楽しめるのか、来られる方も自分のところから感染者が出たらそれこそ死活問題となる。
至る所にコロナウイルスが付いて回るのが分かっているので楽しめない。
多くの人が、コロナが終焉を迎えているのを肌で実感している時ならいざ知らず、これだけ感染者数が増えている今のGo Toキャンペーンはトンチンカンとしか思えない。

このキャンペーンも予算が巨額な中抜きをされているのではとの疑問も上がっていたし、胡散臭くて仕方がない。
この半分でもいいから、被災地やコロナ関連に回すことができないのか。

どうも安倍政権の場合、経済優先の名の下の利権優先としか思えない。