2015年8月3日月曜日

「安倍晋三から未来を守れ」と高校生 3000人がデモ行進

 安全保障関連法案に反対する高校生のグループが企画したデモ行進が2日、炎天下渋谷で行われ制服や私服の高校生数十人を先頭におよそ3000参加しました。デモ隊は第5梯団まで編成されて、高校生以外の大人たちの方が多かったということです。
 
 参加者は「安倍晋三から未来を守れ」「何か自民党感じ悪いよね」とリズムに合わせて声を張り上げ、代々木公園を起点にして買い物客らでにぎわう繁華街を練り歩き、再び代々木公園に戻りました。
 ツィッターによると、「売国総理はマジいらない」、「戦争する総理はいらない」、「アベシンゾーが一番脅威」、「武器を持たすな、希望を持たせろ」などの多彩なコールがあったということです。

 この日の午前中にはNHK日曜討論があって、ヒゲの隊長の佐藤議員が安倍首相と同様に、全く答えにならない発言を繰り返していました。安倍政権は高校生の目にどう映っているのかを十分に自覚すべきです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
高校生が安保法案反対のデモ 
NHK NEWS WEB 2015年08月02日
国会で審議中の安全保障関連法案に反対する高校生たちがグループを結成し、高校生の呼びかけによる初めてのデモが東京・渋谷で行われました。
 
このデモは、高校生たちが先月結成した「T-nsSOWL」というグループがツイッターやフェイスブックなどを通じて呼びかけて、初めて行いました。
東京都内は夕方になっても気温が30度を超える厳しい暑さとなりましたが、渋谷区で行われたデモには主催者の発表でおよそ3000人が参加しました。
制服姿の高校生たちがラップ調のリズムで「集団的自衛権はいらない」とか「憲法を守れ、命を守れ」などと呼びかけると、プラカードを持った参加者も声を上げて安全保障関連法案を廃案にするよう訴えました。
甲府市から参加した高校2年生の女子生徒は「同い年の人が呼びかけていることを知って自分も動こうと思いました。デモを見た一人ひとりが考えてほしい」と話していました。
また、都内から参加した高校2年生の男子生徒は「強行採決で押し切ろうという考え方が納得できません。少しでも声を上げて、それが力になればと思います」と話していました。

 高校生が企画した、安全保障関連法案反対のデモ行進に出発する参加者=2日午後、東京・渋谷の代々木公園
 高校生が企画した、安全保障関連法案反対のデモ行進に
 出発する参加者=2日午後、東京・渋谷の代々木公園
       (写真は東京新聞撮影の分)