2015年11月26日木曜日

26- 参院選で安保反対」候補構想が浮上 市民団体と連携

 共産党から出された来夏の参院選での野党間の選挙協力の呼びかけは、民主党の態度が煮え切らないために足踏み状態にありますが、やはり共産党から、“野党候補がいない空白区に安全保障関連法に反対する市民団体の候補を擁立し、その候補を野党各党が支援する選挙協力構想呼びかけられて、それには民主党も異存はない筈なので有力な構想として浮上したということです
 
 共産党の不破哲三前議長は24日日本記者クラブで会見し、安倍政権安全保障関連法などで国民世論から孤立していて、安倍首相の下で自民党の劣化が進んでいるとの見方を示し、「野党が大同団結できれば、衆院選で政権を転換する力が生まれる」と強調しました。
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参院選:「安保反対」候補構想が浮上 野党が市民団体連携
毎日新聞 2015年11月24日
 来夏の参院選に向け、野党候補がいない空白区に安全保障関連法に反対する市民団体の候補を擁立し、野党各党が支援する選挙協力構想が浮上している。共産党が提唱し、民主党も同構想を視野に市民団体との連携を深めるため、24日、安保関連法廃止法案の取りまとめ作業を開始した。
     
 先の通常国会で安保関連法に反対した民主、維新、共産、社民、生活の5党のうち、参院選の選挙区候補を擁立したのは民主、共産だけで、多くの空白区が残る。この点について、共産の志位和夫委員長が今月5日、「無所属候補を共同擁立することは大いにあり得る」と発言。民主の岡田克也代表も22日、愛知県豊橋市で「市民が中心になって擁立する候補を民主党が応援する形が出てくる」と語った。
 両党が念頭に置くのは学生団体「SEALDs(シールズ)」や市民団体「安保関連法に反対するママの会」などの安保関連法反対団体。参院選での野党支援に積極姿勢を示しており、先月から2回にわたり両党を含む野党5党との意見交換会を開いている。
 
 一方、民主党の安保関連法廃止法案取りまとめは同党安全保障総合調査会で検討する。自衛隊の他国軍支援活動を拡大する周辺事態法改正案などと共に来年の通常国会に提出する方針だ。【松本晃】
 
 
安倍政権下で自民劣化=「国民連合政府」に自信-共産・不破氏
時事通信 2015年11月24日
 共産党の不破哲三前議長は24日、東京都内の日本記者クラブで会見し、安倍政権に関して「戦争法(安全保障関連法)などで国民世論から孤立している。強いように見えるが、危機的要素を自らつくり出している」と述べ、安倍晋三首相の下で自民党の劣化が進んでいるとの見方を示した。
 不破氏は、結党60年を迎えた自民党について「以前は保守連合的性格を持ち、政策に幅があったが、今は『モノカラー』の政党だ。失敗した政権に代わる勢力がいない」と指摘。共産党が他の野党に呼び掛けている「国民連合政府」構想に関し、「多くの賛同を得ている。野党が大同団結できれば、衆院選で政権を転換する力が生まれる」と強調した。