14日、シールズ東海がJR名古屋駅西口で安保法制に反対する街頭宣伝をおこない、そのなかで「野党は垣根を越えて協力を」とよびかけました。
西口にはこの地域で最大となる3500人が集まりました。
野党4党(日本共産党、民主党、維新の党、社民党)の各代表があいさつしました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「野党は共闘」 膨らむ声援
名古屋で3500人 シールズ東海が宣伝
しんぶん赤旗 2015年11月15日
JR名古屋駅西口で14日、SEALDs TOKAI(シールズ東海=自由と民主主義のための東海学生緊急行動)による安保法制に反対する街頭宣伝が行われました。日本共産党、民主党、維新の党、社民党の野党4党代表があいさつし、がっちり手を握って掲げると「野党は共闘♪野党はがんばれ」と大声援に包まれ、主催者発表で同地域最大3500人が戦争法廃止へ思いを一つにしました。
雨にもかかわらず時間を追うごとに大学生や高校生、ママたちの輪が広がり、駅前広場は「本気で戦争法つぶして」「沖縄を守れ」と熱気に包まれました。
シールズ東海から2人がスピーチ。
名古屋市の大学1年生(18)が「他国の戦争に首を突っ込んで、積極的平和なんて言葉の使い方が間違っています。野党にお願いしたいです。どうか無謀な日本の航海を止めてください。そのために野党が垣根を越えて協力してください」と訴えると、「そうだっ」と力強い声援が飛びます。
岡歩美さん(24)は「1週間前、初めて辺野古に行きました。沖縄県民は“オール沖縄”で結果を出してくれました。今度は本土が結果を出し、現政権を退陣に追い込みましょう」と思いの丈をぶつけました。
多くの通行人もスマホで撮影。人垣がどんどん膨らむ中、シールズの諏訪原健さん(筑波大院生)、安保関連法に反対するママの会発起人の西郷南海子さん、山口二郎法政大教授が連帯あいさつしました。
志位氏ら4野党訴え
「野党は共闘」の声がかかる中、日本共産党の志位和夫委員長ら野党4党の代表らが登壇。4氏が壇上で手を取り合うと、その声は大きなコールとなりました。
志位委員長は「未来は若者のもの。力を合わせて、憲法の立憲主義・民主主義・平和主義が貫かれる新しい政治をつくろう」と訴えました。(詳報)
民主党の福山哲郎参院議員は「野党が共闘し、参院選で勝利するために力を貸してほしい」と力を込めました。維新の党の初鹿明博衆院議員、社民党の山としひろ愛知県連合常任幹事(江南市議)も野党共闘の必要性を訴えました。