2014年5月16日金曜日

15日、湯沢町と懇談会を行いました

 15日午後2時から、当会(湯沢平和の輪)が4月1日付で町に提出した「湯沢町の平和への取り組みに関する提案・要請ついて」に基いて、湯沢町との懇談会を行いました。
 
 町側は町長、教育長、総務部長他2名の5名が、当会からは12名が参加しました。 
 
 4月1日に提出した「提案・要請」は下記の5項目でした。
 参加したメンバーが最初にそれぞれについて提案の趣旨説明を行いました。
 
1.保・小・中一貫教育を目指す「湯沢学園」でも、平和教育を重視し、これまでの取り組みを引継ぎ発展充実させていっていただきたい。
2.広島平和記念式典への生徒派遣を実現させていただきたい。
3.新成人にその土台となる国民としての決意や国際的な誓いを鮮明に示した日本国憲法を手渡していく取り組みを、より充実していっていただきたい。
4.「観光は平和の子であり、母である」との観点に立って、観光の町湯沢に相応しい創意ある取り組みを進めていただきたい。
5.「広報ゆざわ」や「湯沢学園通信(仮称)」などを活用して、町の平和取り組みの内容が町民に活き活きと伝わるように工夫していただきた。
 
 昨年末に町長が代わり今回はその第1回目の懇談会でしたが、基本的にはこれまでの町側の態度を踏襲するという感じでした。
 2項についてはこれまで通り全員参加制のもので考えたい、3項については基本的には「実行委員会に任せたい」ということでしたが、懇談の中で、2項については広島に生徒を派遣している近隣の中学校の状況を調査するという返事をいただきました。
 また、4項(観光)での2つの具体的な提案健康保養地構想雪国館に川端康成コーナーを)については、町の課題と共通するところがあるので前向きに「検討して見ましょう」というニュアンスが感じられました。 
 
 懇談は当初の予定を30分オーバーして、町長の「またこういう機会を持ちましょう」という「閉めの言葉」を以って3時半に終了しました。