2014年5月23日金曜日

憲法9条にノーベル平和賞を 与野党有志が同賞委員会に要請

 参院議員たちが、日本の憲法9条にノーベル平和賞を授与するよう求める文書をノーベル賞委員会に提出したことを、22日、明らかにしました。
 文書には、自民党の2人を含む与野党7党と無所属議員の計60人が賛同者に名を連ねたということです。 
 議員の代表者は、「(受賞が決まる)10月まで、今後もさまざまな活動をしていきたい」と述べました。
 
 アメリカのオバマ大統領は核廃絶を回発表しただけでノーベル平和賞を受賞したと揶揄され、それはその方向で活動することを期待してのものだという風にもいわれています。
 それに比べれば日本は憲法9条により戦後70年近く外国と戦火を交えずに、平和主義を貫いてきた実績があるので、十分受賞に値するものです。
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憲法9条にノーベル平和賞を 与野党有志が要請
時事通信 2014年5月22日
 民主党の小西洋之、共産党の吉良佳子両参院議員らは22日、参院議員会館で記者会見し、日本の憲法9条にノーベル平和賞を授与するよう求める文書を駐日ノルウェー大使館を通じてノーベル賞委員会に対して提出したと発表した。文書には、自民党の2人を含む与野党7党と無所属議員の計60人が賛同者に名を連ねた。 
 文書の提出は、9条へのノーベル平和賞授与を求め推薦運動を進めている神奈川県の主婦らの運動を後押しするのが目的。小西氏らによると、ノーベル賞委員会は既に、9条を平和賞候補として受理。会見で同氏は、「(受賞が決まる)10月まで、今後もさまざまな活動をしていきたい」と述べた。