2014年5月14日水曜日

国会周辺で集団的自衛権行使容認に反対の集会

 安倍首相の私的懇談会:安保法制懇が集団的自衛権の行使容認する報告書の提出が15日に予定されるなか、13日昼すぎ、集団的自衛権の行使容認に反対する人たちおよそ2500人主催者発表が国会周辺に集まり互いに手をつないで国会を囲み憲法の擁護を訴えました。
 
 集団的自衛権の行使容認に反対する人たちは、報告書が提出される15日も、国会周辺で集会を開くことにしています。
~~~~~~~~~~~~~~~
集団的自衛権行使容認に反対 国会周辺で「憲法守れ」
NHK NEWS WEB 2014年5月13日
憲法上許されないとされる集団的自衛権の行使を、憲法解釈の変更で容認しようという動きについて、これに反対する人たちが13日、国会周辺に集まり、憲法を守れなどと訴えました。
 
国会周辺には13日昼すぎ、憲法を守る立場の団体や労働組合の呼びかけに応じ、主催者の発表でおよそ2500人が集まりました。
このなかで、国際政治が専門で千葉大学教授の栗田禎子さんが、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認について「大国のエゴによる戦争に巻き込まれることは明らかだ」などと訴えました。
このあと、集まった人たちは互いに手をつないで国会を囲み、集団的自衛権の行使容認に向け、安倍総理大臣みずからが設置した有識者懇談会が15日に報告書を提出することについて、「結論ありきの報告書は要らない」とか「憲法9条を守れ」などと訴えました。
参加した会社員の30代の男性は、「集団的自衛権に絶対反対という立場ではないが、解釈の変更で容認するのではなく、国民の信を問うべきでとても見過ごせないと思い、集会に参加しました。今の進め方はおかしいと思っている人はもっといるはずで、勇気をもって声を上げてほしい」と話していました。
憲法を守る立場の団体などは、報告書が提出される15日も、国会周辺で集会を開くことにしています。