IR推進法では、カジノに関する規制を厳格に執行するカジノ管理委員会を、行政機関とは一線を画し内閣府の外局に設置することを規定し、それが担うべき基本的機能の④として「IR事に関する規制の執行及びその廉潔性の確保」が謳われています。
映画やドラマなどでは、大抵カジノはギャング・暴力団の縄張りになっているので、こうした規制は当然のことですが、委員の任命権者である首相自身が暴力団と関わりがあったのでは笑い話です。
17日の参院内閣委員会で自由党の山本太郎議員が、2000年に起きた安倍首相宅放火未遂事件※に関して暴力団関係者との関りがあったのではないかと質しました。
それに対して安倍首相は、自分たちは暴力団関係者に恐喝された被害者であり、「恐喝に屈しなかった」から放火などの被害を受けたのだと、例によって的を外した回答をしました。
善良で無力な一般国民であればいざ知らず、与党の国会議員が暴力団関係者にいきなり恐喝されるなどはあり得ないことで、それに至るまでには、市長選で、安倍議員側が暴力団とつながりのある人間に、対立候補への違法な選挙妨害を依頼したものの、その謝礼が約束通りでなかったためにその人を怒らせたという、とても公表できないような事情があったのでした。
今回は被災地支援問題が本題なので、山本議員は首相に対し たっぷり皮肉を利かせただけで次の質問に移りました。
「くろねこの短語」が、山本議員の内閣委員会質問シーンの動画を添えて取り上げましたので紹介します。
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「選挙妨害を暴力団に発注する人間が、クリーンなカジノを目指すなど意味がわからない。カジノを止めるか、総理が辞めるかどっちか決めろ」(山本太郎)・・・よく言った!!&5日の宴会は「良いことだと思っている」(麻生太郎)・・・いい歳してしょっぱい野郎だ!!
くろねこの短語 2018年7月18日
突然、パーティ券過少申告疑惑が浮上したペテン総理と成蹊同窓の古屋君が、自らの委員長職権で今日にも参院6増法案を成立させるようだ。政界の失楽園・船田君は「消費税増税があるのに定数像はまずい」ってんで採決棄権するって息巻いてるけど、果たしてどうなることやら。
そんな大詰め国会に国民の関心が薄いとかなんとか生島ヒロシがTBS「おはよう一直線」で口にしてたが、ふざけんじゃない。世論調査ではカジノ法案反対は70%超もあるのが現実だ。そうした世論をさらに喚起させるためには、メディアの報道姿勢こそが問われていることを忘れちゃいけない。ワイドショーでは政治マターにも発言しているんだから、けっしてタレントの口がすべったではすみませんよ、ったく。権力の監視と共に世論を喚起することもメディアの務めということをもっと自覚しろ、ってなもんです。
そんなことより、国会では、突貫小僧・山本太郎君が、遂にペテン総理と反社会勢力との関係を暴露!
「選挙妨害を暴力団に発注する人間(安倍晋三)が、クリーンなカジノを目指すなどと言ってる意味がわからない。カジノを止めるか、総理が辞めるかどっちか決めろ」
と迫られて、ペテン総理は「いずれにしても、私は被害者」とシドロモドロ。ところが、これを報道した新聞・TVは皆無なんだね。
この新たなスキャンダルについては6月27日のエントリーで書いたんだが、ようするに対立候補の選挙妨害を暴力団に依頼したのはいいけど、その後暴力団との関係が悪化してペテン総理の下関市内の自宅などに火炎ビンが投げ入れられたって事件なんだね。
暴力団との関係があったことは事実で、森友・加計学園疑獄なんかふっ飛んじゃうほどの大スキャンダルだ。それを国会でまくしたてられたんだから、ペテン総理の股関節はさぞかし痛みが増したことだろう。
こんな薄汚れた男が総理大臣だもの、そりゃあ お友だちのひょっとこ麻生が性懲りもなく馬鹿をさらけ出すはずだ。それにしても、こんな総理大臣と酒食を共にするメディア幹部の神経ってのは、さらに輪をかけて狂ってるってことなんだろうね。お前らみんな「死刑!」(コマワリ君)なのだ。