2021年12月16日木曜日

国交省建設統計 8年間過大に計上 安倍政権時

 国交省が毎月公表する「建設工事受注動態統計」でデータを二重に計上していたことが15日、明かになりました。調査票を建設業者から集める都道府県に対し、受注実績を実質的に書き換えるよう指示していたもので、2013年度以降今年3月まで継続したということです。

 報告の締め切りまでに実績値が間に合わない分は予測値を記載することにしたのですが、その後に実績値が出ると、何と予測値を削除しないで単に加算するという何とも呆れる手法を取ったのでした。
 第2次安倍内閣の始動に合わせてわざわざそんな不正な記載方法に変えたのは、アベノミクスの成果を偽装する  GDPを上げる ためでした。
 集計までに間に合わない業者は1万2千社中、4割ほどもいた(日経新聞)というので、二重計上額も大雑把に言って全体の4割ほどになると考えられます。20年度の総額79兆6000億円を元に二重計上分を計算すると約22兆円余りにもなります。それはそのままGDPの誤差(不正な上積み)になるわけです。
 こうした統計上の不正は、アベノミクスの成果を偽装するために各省庁が競って知恵を出して行っていた観があります。まことに異様なことで、安倍政治こそはウソの塊りでした。
 ブログ「まるこ姫の独り言」の記事を紹介します。
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「国交省建設統計、8年間過大に」安倍政権時代からの慣習か?
                     まるこ姫の独り言 2021.12.15
岸田総理が、国会で「大変遺憾」と言うから何のことかと思っていたが。。。

2013年から、「建設工事受注動態統計調査」が8年間も過大に計上されていたと言う事で「遺憾に思っている」そうだ。

しかし「過大」って何なのか。

要するに、データの捏造や改ざんの類の話じゃないか。

8年前と言う事は、安倍政権からの不正だが、安倍政権なら驚かない。
安倍政権ならさもありなん。
なにせ安倍自身が、認定されているだけで国会で118回も虚偽答弁をした人間だから。

いろんな不祥事、不正が発覚しても「責任を痛感している」と言うだけで終わり、責任らしい責任を取ってこなかった安倍。

この過大と言う名の不正が8年間も慣習になっていたと言う事か。

 建設統計、8年間過大に 国交省、二重計上で 
                         12/15(水) 9:31配信 共同通信
>国土交通省が毎月公表する「建設工事受注動態統計調査」が2013年度から8年間、実態より過大になっていたことが15日、分かった。同じ業者の受注を二重計上する形で推計していたためで、この統計などを用いる国内総生産(GDP)の算出にも影響した可能性がある。
>今年4月以降は処理方法を変更し、20年1月分~今年3月分は参考値として再集計したとしている。

安倍が絡んでいたらろくなことがない。

今年に処理方法を変更したそうだが、だとしたら菅政権時代の短い期間も、安倍政権の不正を踏襲していたという事になる。

安倍政権時代、厚労省でもデータの改ざんが行われ、財務省もモリカケ桜の文書改ざんで世間をにぎわせている。

国交省の、「建設工事受注動態統計調査」は8年間も過大に計上されていたというが、アベノミクスが成功したかのように取り繕うためにも、必要な事だったのかもしれない。

GDPだって前の算出方法と変えたし、きっと知らないだけで、どの省庁もやっているのではないか。
政権の対策が成功していると見せるために「過大」すなわち相当盛って計上しているので、景気はもっと悪かったという事にならないか?

二重に計上して、アベノミクスが成功しているように見せかけて来たという事か。

しかし、最近の傾向として、権力を批判するのを嫌うのか、ズバリ切り込むことをしない。

朝日は、「今回の書き換え行為」と記事に書いているが、これは改ざん捏造じゃないのか。

「書き換え行為」と言ったら罪の意識が低くならないか?
批判するべきところはきちんと批判しないと国が良くならない。