2014年9月14日日曜日

富山で高齢者大会|松戸で平和学校|大阪で平和教育シンポ

 第28回日本高齢者大会が12日、富山市内で始まりました。「憲法をくらしにいかし みんなが輝く社会 平和な日本」を掲げて40の学習講座や分科会などが開かれ、「まちから村からの連帯でひとりぼっちの高齢者をなくそう」と話し合いました。全国から約2500人が参加しています。
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 平和や戦争、憲法を考える集い「平和の学校」が14午前時半から、(千葉県)松戸市で“開校”します。憲法九条を題材にした映画上映や詩の朗読を組み入れた構成劇などがあり、「給食」には戦時下で主食の代用だった「すいとん」が出されます(^○^)
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 「第11回平和教育シンポジウム」が13日、大阪府豊中市で開かれました。被爆者による講演や、平和教育に取り組む教員らによるパネル討論が行われ、教育関係者や市民ら約100人が熱心に耳を傾けました。
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憲法生かす運動広げよう 富山 高齢者大会始まる
しんぶん赤旗 2014年9月13日
 「憲法をくらしにいかし みんなが輝く社会 平和な日本」を掲げて、第28回日本高齢者大会が12日、富山市内で始まりました。40の学習講座や分科会などが開かれ、全国から約2500人が参加。「まちから村からの連帯でひとりぼっちの高齢者をなくそう」と話し合い、安倍政権がすすめる「戦争する国づくり」や社会保障の解体攻撃に対し、平和・福祉・人権を守る運動を広げようと議論を交わしました。
 
 学習講座「辺野古の海にも陸にも基地はいらない」の講師をつとめた伊波洋一・元沖縄県宜野湾市長は、米軍普天間基地の閉鎖・撤去などを求めて41市町村長・議会議長らが署名した「建白書」について「沖縄の願いだ」と指摘。「県知事選で翁長雄志(おながたけし)さんを勝利させ、県民の気持ちを表そう」と訴えました。
 
 長野県松川村の男性(75)は東京大空襲の火の海を逃げました。「安倍首相が集団的自衛権行使をきれいごとのようにいうのは冗談じゃない。戦争はとことん悲惨です。大会で元気をもらい、地域に持ち帰る」と語りました。
 大阪府豊中市の男性(65)は「退職した職場では今、半数が非正規雇用労働者です。若い世代の将来を守る立場から高齢者運動を考えたい」と話しました。
 
 
「9条の映画」などで戦争、憲法を考える あす松戸で「平和の学校」
東京新聞 2014年9月13日
 平和や戦争、憲法を考える集い「平和の学校」が十四日午前九時半から、(千葉県)松戸市上矢切のまつど市民活動サポートセンターで“開校”する。憲法九条を題材にした映画上映や詩の朗読を組み入れた構成劇などがある。
 午前は戦時下で主食代わりに食べられたサツマイモを描く「美術の時間」や、次世代に伝えることをテーマにした構成劇「平和のバトン」がある。
 午後一時からは映画「九条を抱きしめて-元米海兵隊アレン・ネルソンが語る戦争と平和」を上映。ベトナム戦争に従軍したネルソンさんが、非戦を訴える活動を通じて知った、戦争放棄を定めた憲法九条の大切さを訴えるドキュメンタリー。
 「給食」は戦時下で主食の代用だった「すいとん」が出る。原爆の写真や憲法関連の展示もある。
 市内の市民団体などでつくる実行委員会が子どもたちに戦争のない地球を引き継いでいこうと企画した。参加費は一般八百円、小学生三百円。問い合わせは実行委の竹峰寛子さん=電047(367)7940=へ。 (飯田克志)
 
平和教育シンポ 講演で「思い出すのもつらい」被爆体験
毎日新聞 2014年09月13日
 「第11回平和教育シンポジウム」(大阪府豊中市教職員組合、毎日新聞社主催)が13日、豊中市で開かれた。被爆者による講演や、平和教育に取り組む教員らによるパネル討論が行われ、教育関係者や市民ら約100人が熱心に耳を傾けた。
 
 広島市で10歳の時に被爆し、兄2人と弟1人を失った水彩画家、有田卓司さん(79)=豊中市=は初めて自身の被爆経験を語った。「登校しようと家を出る間際に原爆が炸裂(さくれつ)した。『無事でしたか』と声を掛けてくれた近所の女性の顔はただれ、真っ黒に変わっていた」などと当時の記憶を生々しく証言。講演を終えると「本当は思い出すのもつらい話で、胸が苦しくなる」と話した。
 
 パネル討論では豊中市立小中学校の平和教育について話し合われた。地元の沖縄出身者から沖縄の文化について教えてもらったことをきっかけに、太平洋戦争での沖縄戦について学んだ小学校の事例などが紹介された。【五十嵐和大】