下記のとおり9月の例会が開かれました。
と き 9月21日(日) 13:30~15:30
ところ 湯沢公民館 3階 「会議室2」
1 連続学習「中高生のための憲法教室」(第11回)
(「中高生のための憲法教室」伊藤真著 岩波ジュニア新書 820円 09/1/20)
第7限 憲法のもつ力 (テキスト177~189ページ)
「違法でなければそれでいいか」
・国会議員が無料の議員会館を事務所に使っていながら多額の金額を事務所経費として報告するとはひどい話だ。
・司法が作る冤罪は最大の人権侵害。一生を台無しにされてしまい全く救いようがない。国家に何の責任も負わせないのはおかしい。
・国家権力を追及する姿勢を持つことが民主主義の基本という点が重要だ。
「環境問題」
・他者への共感=弱者への共感、少数派への共感、外国人への共感など・・が人権の基本にあるというのは鋭い指摘だ。憲法の前文にある「崇高な理想」もそれをベースにしていると思う。
・憲法の前文、9条の理想は実に素晴らしい。小中学校でキチンと教育されているのだろうか。
・終戦直後からは長い年月が経過したので、教える側の教師も平和ということについて当時ほどの切実さは持っていなくなっている。
・炭酸ガスの温暖化への影響の有無や、地球が温暖化していること自体についても賛否両論があるというが、感覚としては温暖化しているように思える。
「議員定数不均衡問題」
・1票の影響力を出来るだけ均等化しようというのが著者(伊藤真)が強く訴えていること。地方選出の議員が減っても、都市部選出の議員が全国民の代表として、地方の問題を共感をもって解決するというのが筋である。
☆次回の学習範囲はP189~203です。
2 相談・意見交換
(1) 「戦争体験から“平和を学ぼう会」(8月特別例会)を振り返って
下記のような意見・感想が出されました。
沢山の年配の方たちに沢山集まっていただいて大変に意義のある会となった。それには世話人の皆さんの努力が大きかった。
ただ若い人たちが来なかったのは残念だった。当日は丁度中学校の行事と重なったことが大きかった。
父が存命のうちに戦争体験を聞いておけば良かったと思う。逆に家族には語れないという人もいるが。
(2) 平和バスツアーの成功に向けて
最大29人中、28人まで参加の確認が取れました。
塩沢九条の会と津南九条の会のメンバーも少人数参加されます。
塩沢九条の会と津南九条の会のメンバーも少人数参加されます。
(3) 秋の平和キャンペーンについて
今年も例年通り参加しリーフレットの配布、カザグルマの配布、シールアンケート、署名などを行います。
集団的自衛権行使容認の閣議決定を受けて、県の九条の会から具体的な行動を提起されているので、それともタイアップしたものを目指します。
集団的自衛権行使容認の閣議決定を受けて、県の九条の会から具体的な行動を提起されているので、それともタイアップしたものを目指します。
<準備に向けての作業>
10月4日PM1:00から公民館で準備作業を行いますのでどうぞお集まりください。
その場でリーフレットやアンケートの内容等について話し合います。
その場でリーフレットやアンケートの内容等について話し合います。
(4) .その他
11月の例会は16日(日)を予定していましたが、公民館の都合で変更になります。
具体的な日取りは追って連絡いたします。
学習会のテキスト「中高生のための憲法教室」(伊藤真 著)は、次々回で終了しますので、新しいテキストについての提案をお願いします。