東京新聞 2014年9月10日
越谷市民らでつくる市民団体「越谷九条の会」は九日、越谷市役所近くの元荒川の土手で、平和への願いを込めた「連だこ揚げ」を実施した。
憲法九条の理念や大切さを知ってもらおうと同会が毎年、この日に行っている。憲法九条にちなみ、午前九時九分から、会員約二十人が「憲法九条こそ戦争の抑止力」「憲法九条は日本の誇り 世界の宝」などと書かれた四つの連だこを揚げた。天候や風に恵まれ、連だこはぐんぐんと揚がり、会員は「揚がった、揚がった」と歓声を上げていた。
会代表委員の石河秀夫弁護士（６２）は「連だこ揚げが憲法九条を身近に感じてもらうきっかけになれば」と話していた。 （竹内章）
平和を願い揚げられた連だこ＝越谷市で
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