朝日新聞 2014年9月11日
閣議決定された集団的自衛権の行使容認などを考える「憲法ママカフェ」が県内で広がっている。さいたま市大宮区で10日にあった会には、主婦ら14人と子どもらが参加。ママ友たちの間で、学んで、語る場として注目されている。
自身も一児の親である竪十萌子(たてともこ)弁護士(32)が7月に始め、今回で5回目。口コミで徐々に広がり、今月も川口市(11、19日)や幸手市(26日)での開催が予定されている。
この日は、竪弁護士が集団的自衛権や特定秘密保護法についてクイズ形式で解説。参加者同士で語り合う場面もあった。竪弁護士は来春の統一地方選を挙げ、「知った上で一票を投じないと(徴兵制が導入され)、覚悟もないまま戦争に行かされてしまう可能性もある」と指摘した。
写真 「憲法ママカフェ」で語り合う竪十萌子弁護士(左)ら