札幌、東京、名古屋、熊本などの8カ所で「若者憲法集会実行委員会」が行った「若者100人憲法アンケート調査」で、憲法9条を「変えるべきでない」と答えた人が41・5%、「どちらかといえば変えるべきでない」が16・3%となり、あわせて過半数となりました。
また、戦力不保持を定めた9条2項について「変えるべきでない」「どちらかといえば変えるべきでない」が50・5%と半数を超えました。「変えるべき」「どちらかといえば変えるべき」は18・3%でした。
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「9条変えるな」過半数 「若者憲法集会実行委」 全国アンケート
平均21歳 410人が回答
しんぶん赤旗 2018年5月15日(火)
「若者憲法集会実行委員会」は14日までに、全国8カ所でおこなった「若者100人憲法アンケート調査」結果を発表しました。憲法9条を「変えるべきでない」と答えた人が170人(41・5%)、「どちらかといえば変えるべきでない」が67人(16・3%)となり、あわせて過半数となりました。
アンケートは、札幌市、東京・渋谷駅前、横浜市、相模原市、名古屋市、大津市、大阪・阿倍野橋、熊本市の8カ所で、3日の憲法記念日に街頭で実施しました(札幌市は4月29日実施)。410人が回答し、平均年齢は21歳です。
いまの憲法について「変えるべきでない」「どちらかといえば変えるべきでない」と答えた人が118人(28・8%)となり、「変えるべき」「どちらかといえば変えるべき」の86人(21%)を上回りました。「わからない」が204人(49・8%)、無回答が2人でした。
戦力不保持を定めた9条2項について尋ねると「変えるべきでない」「どちらかといえば変えるべきでない」が207人(50・5%)と半数を超えました。「変えるべき」「どちらかといえば変えるべき」が75人(18・3%)、「わからない」が126人(30・7%)、無回答は2人でした。
安倍政権による9条改憲については「支持しない」の177人(43・2%)に対して「支持する」は60人(14・6%)で、「わからない」が170人(41・5%)、無回答が3人でした。
同実行委員会は、全労連青年部や日本民主青年同盟(民青)、日本平和委員会などで構成されています。8カ所でのアンケートのほか、岡山市では3日、シール投票を実施し54人が回答しました。