2020年6月7日日曜日

何が「断腸の思い」か 安倍首相が横田滋さん・早紀江さんにとった冷淡対応!

 横田茂さんの死去に当たり安部首相は「滋さんが早紀江さんとともに、めぐみさんを抱きしめることができる日が来るようにと今日まで全力を尽くしてきたが・・・ 断腸の思い 云々(要旨)」と口にしましたが、本当にそうだったのかについて朝日新聞などは大々的に紙面で疑問を呈しました。拉致被害家族の本心に沿った扱いで深く同意できます。

 安倍首相は自己顕示のために拉致問題を利用して遂に首相の座を獲得しましたが、その後は拉致問題の解決に向けた努力は何一つしていません。それどころか折に触れて金正恩氏に対する最大限の侮辱的批判を公然と口にするなど、事態の解決をより困難にする態度を取り続けてきました。
 これほど拉致問題解決に対して誠意のない人間も珍しく、いまはただ徒労感しかありません(「拉致被害者を救う会」(会長=西岡力という組織がありますが。それは「安倍首相を礼賛し北朝鮮への先制攻撃を叫んでいる極右団体」と呼ばれています。彼らも、拉致被害者を救い出す本来の目的とは無関係に、安倍首相への信奉を強制し、拉致被害者家族の会にタガをはめるだけの組織でした

 横田早紀江さんは2015年、安倍首相に拉致被害者救出を直訴する長文の手紙を出しました。しかし安倍首相はそれを全く無視し続け、ナシのつぶてだったということです。とても「全力を尽くしてきた」人のとるべき態度ではありません。
 LITERA「安倍首相が横田さんの直訴の手紙を2年間、無視し続けていた」とのタイトルで17年12月にそのことを取り上げました。「政治利用の裏で拉致被害者家族への冷淡」というサブタイトルが付けられています。
 当時当ブログでも以下のタイトルで紹介しました。

 LITERAが6日、「何が『断腸の思い』か…安倍首相が横田滋さん・早紀江さんにとった冷淡対応 直訴の手紙を無視、公務と嘘ついて国民大集会を途中退席」とする記事を出しました。
 そこでは約1800語の前文を付して、当の(17年12月11日の)記事を改めて再掲しています。
 ここでは紙面の関係で前文のみを紹介しますので、再掲記事の本文はURLからアクセス願います。

 併せて「まるこ姫の独り言」の記事「横田滋さん死去、何もして来なかったのに『断腸の思い』『ともに戦った』安倍」を紹介します。
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何が「断腸の思い」か…安倍首相が横田滋さん・早紀江さんにとった冷淡対応!
直訴の手紙を無視、公務と嘘ついて国民大集会を途中退席
LITERA 2020.06.06
「滋さんが早紀江さんとともに、その手でめぐみさんを抱きしめることができる日が来るようにという思いで今日まで全力を尽くしてきたが、総理大臣としていまだに実現できていないことは断腸の思いであり、本当に申し訳ない思いでいっぱいだ。めぐみさんをはじめ、拉致被害者の方々のふるさとへの帰還、帰国を実現するためにあらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動していかなければならない」
 北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんの父親である横田滋さんが亡くなったことを受け、安倍首相は5日夜、記者団のこんなコメントを発した。

 もっとも、このコメントには国民から批判の声が多数上がっている。「断腸の思いと言っているが、絶対に痛みなど感じてはいない」「安倍晋三は口だけ」「必ず取り戻すと言って家族会に会うたびに同じことを言ってたが、何もやった気配なし」「全力あげてきたのは改ざんで、拉致問題に全力尽くしてないだろ
 当然だろう。拉致問題を自らの人気取りに利用し、ことあるごとに「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけ」などとアピールしていた安倍首相だが、この間、成果なんてなにもなし。それどころか、近年は拉致問題をないがしろにするような動きまで見せていた。
 たとえば、2018年に文在寅大統領とトランプ大統領が南北首脳会談、米朝首脳会談に向けて動いていたときも、安倍首相は拉致問題の解決を進展させる絶好機にもかかわらず、自らの極右イデオロギーを優先。日韓首脳会談では文大統領に「米韓合同軍事演習を予定通り進めることが重要だ」と内政干渉して融和ムードへ冷や水を浴びせかけ、平昌五輪開催中の日米電話会談後には「北朝鮮に最大限の圧力をかけつづけていく点で完全に一致した」などと発言した。そして、南北首脳会談実現に向けて動く韓国に対して、外務省を通じて「まだ時期が早い」「思いとどまるべき」と、再三にわたって圧力をかけつづけたのである。
 米朝首脳会談が開催されることが決まると、ポチぶりを発揮して手のひら返し。「米朝会談は拉致問題解決の千載一遇の機会」と、トランプ大統領の任せておけば大丈夫であるかのような喧伝をしていたが、結局、何も働きかけはできず。米朝の合意文書に拉致問題の「拉」の字さえ載らなかった。
 しかも、これはたんに結果が出なかったということではない。安倍首相はある時期から明らかに拉致問題に対して関心を失っていた。
 たとえば、安倍政権は第二次政権発足時に「拉致問題対策本部」のもと拉致関連の会議体を6つも発足させているが、2015年を過ぎたあたりから、いずれの会議体もほとんど開かれることなく開店休業状態になっている。
 さらに、安倍首相のやる気のなさを象徴するのが、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)などが毎年春と秋に開いている「国民大集会」への姿勢だ。安倍首相は、2018年、2019年ともに「公務」「政務」を理由に途中退席しているのだが、実際は公務も政務もしておらず、そのまま東京・富ヶ谷の私邸に直行。来客もなく自宅で過ごしていたのだ。
 この冷淡な対応は、拉致運動を牽引し、それこそ総理大臣にまでのぼりつめる安倍人気の原動力として利用してきた横田夫妻に対しても同様だった。横田夫妻は安倍首相や救う会の「圧力を強めることが唯一の解決策」というスローガンのもと、北朝鮮への対決姿勢を煽る象徴的な役割を担わされてきたが、数年前から「40年経っても何もわからない状況で本当に信じていてよかったのだろうか」と疑念の言葉を口にするようになっていた。しかも、横田早紀江さんが思いを綴った長文の手紙を安倍首相に送ったにもかかわらず、安倍首相は何の返事も連絡もよこさなかったのだという。
 あれだけ横田夫妻の存在を自分の政治家としての人気取りや極右政策の実現に利用したにもかかわらず、利用価値がなくむしろマイナスと見るや、あっさりと切り捨てていたのだ。
 本サイトは2017年12月、この安倍首相の横田夫妻に対する冷淡な対応を記事にしている。これを読めば、長年「拉致問題の解決」を連呼してきた安倍首相の目的が実際は自分の人気取りと極右政策の実現にすぎず、拉致問題の解決や被害者家族の思いなんてまったく本気で考えていなかったことがよくわかるはずだ。 (編集部)

(以下はLITERA 2017年12月11日付記事の再掲)


横田滋さん死去、何もして来なかったのに「断腸の思い」「ともに戦った」安倍
まるこ姫の独り言 2020.06.06
もう、同じフレーズばかりで聞き飽きた。
「断腸の思い」も何度聞いたことか。
これほど日本語の意味を軽くした責任者の一人が安倍晋三だ。
拉致問題、一ミリも進展することなく、横田滋氏がとうとうお亡くなりになったが、またいつものように八の字眉毛、口を一文字にする見飽きた顔で「断腸の思い」だと。

               6/5(金) 20:19配信 時事通信
>安倍晋三首相は5日夜、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの帰国を果たせないまま、父滋さんが死去したことを受け、「断腸の思いだ。本当に申し訳ない思いでいっぱいだ」と述べた。
>その上で「拉致被害者の帰国を実現するため、あらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動していかなければならない」と改めて決意を示した。東京都内の私邸前で記者団に語った。
何か問題が起きると、必ず口にするフレーズ、「断腸の思い」「果敢に行動していかなければいけない」「全力尽くした」「政治は結果だ」
この人にとっては、例えば冠婚葬祭時に使う言葉の中の一つとしてチョイスするかの如くの、誰の心にも響かない文言しか思い浮かばないのだろう。
なにが「滋さんとは本当に長い間、ともに闘ってきた」だよ。
散々利用して、期待だけさせてきたくせに。

安倍首相の肝っ玉の小ささを象徴しているこの画像。
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せっかくのチャンスだったのに、一人固まっているのが分かる。
安倍首相の人となりが即座にわかる、ピューリッツァー賞ものの出来栄えだ。
拉致家族の方にしたら、いつも今度こそ、今度こそと藁にも縋る気持だったろうに、それを徹底的に利用してきたのが安倍だ。
政権にピンチが来ると必ず、「拉致問題は私の最重要課題だ」と言って拉致問題がいかにも進展しているかのような発言をしてきた。
米のトランプと北の金の会談が決定すると、それに便乗してトランプに自分(安倍)と会談をするように頼むだけ。
しかも、頼むにしても米に莫大な借りを作り、キムにはまったく相手にされず。
日本国、安倍総理としては何一つ自ら行動を起こすことなく今に至っている。
自分からなに一つ動かず他国頼みで、何が「外交の安倍」だよ。
聞いて呆れる。
結果、「責任は私にある」と言っても、何一つ、私たちの思うような責任はとってこなかった。
この人の場合、言ったらそれで終わりで、それで通るならこんな軽い総理の座はないし、メディアも最後まで本気で追及しないから、なあなあの関係なんだろう。
本当に上手く手懐けたものだわ。。。
拉致問題を徹底的に利用して、家族にも期待させてズルズル引っ張ってきて、7年半も政権の座にいて一体、安倍政権は何の成果を出したのか。
時は虚しく過ぎ去り、拉致は何一つ解決せず、高齢の家族の方は無念さや失意を胸に亡くなって行く。
何なんだ…この政権は。
虚しさばかり募る。