2020年6月10日水曜日

伊藤詩織氏がはすみとしこ氏を提訴!

 ジャーナリストの伊藤詩織さんは8日、Twitterに投稿されたイラストなどが名誉毀損に当たるとして、漫画家のはすみとしこら3人に計770万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴しました。
 はすみとしこ氏が投稿したイラストは伊藤さんを侮辱する実に卑劣なもので、気持ちが悪くなるほどです。
 まるこ姫が取り上げました。
 LITERAの記事を併せて紹介します。
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伊藤詩織さんに提訴されたはすみとしこ、この期に及んでも腐った性根は変わらず
まるこ姫の独り言 2020.06.09
世の中にこういう人もいるんだと思いながら、「はすみとしこ」とその仲間の女性たちを見てきたが、女性が女性に対してああいう偏ったと言うか、露悪趣味的なことばかり言い、弱った人をこれでもかと叩く神経が分からない。
しかし、伊藤詩織さんには頭が下がる。
今まで、山口敬之からの性暴行を提訴したこと、そして民事で勝訴したことに対して、ネトウヨや頭のねじが歪んだような人間からネットでものすごい数の誹謗中傷にあって来ただろうに、またここへきてて立ち上がった。
ジャンヌダルクのような伊藤詩織さんが気に入らないのか、飲み会なのか、座談会なのか知らないが、そこで心根の曲がった女性たち、はすみとしこと杉田水脈や千葉麗子が、聞いている方が気分悪くなるような人として女性としてどうかと思うような罵詈雑言を浴びせていた。
その周りの男性たちもドッと笑ったりして本当に気分が悪くなった。
たしかその中に自民党の男性議員もいた。
どうして、ここまで人の痛みが分からないのか、想像力が働かないのか。
自分がされたらどういう気分になるのか、ここまで言うか?的な話を公開でする気持ちが分からない。
とうとう、伊藤詩織さんを徹底的に叩いてきた、はすみとしこが提訴された。
当然だし、はすみとしこ以外でも、杉田水脈や千葉麗子は訴訟の対象に当たるのじゃないか。

 
伊藤詩織さん、漫画家はすみとしこさんら3人を提訴。「枕営業」などツイートめぐり
      6/8(月) 14:00配信ハフポスト日本版
>ジャーナリストの伊藤詩織さんは6月8日、Twitterに投稿されたイラストなどが名誉毀損に当たるとして、漫画家のはすみとしこさんら3人に計770万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。
>一方、はすみさんは一連のイラストについて、自身のTwitterやYouTubeなどで「風刺画はフィクション」「伊藤さんとは無関係」と主張している。

あんな卑劣な画は風刺じゃない。
強い立場の権力者に立ち向かうならともかく、弱い立場の人間をこれでもかと貶めたり、生きて行けなくなるような悪意に満ちた誹謗中傷するような画がどうして風刺画になるのか。
しかもはすみとしこの卑怯なところは、「二次創作です」とか「フィクションです」と言って逃げる所だ。
どんなに逃げ回っても、あの作品は「伊藤詩織」を連想させる。
本当に見苦しい人間だ。

はすみとしこは、自分の描いた作品に対して最後まで責任を持つべきだ。
そして、発信してきた作品に対して誇りを持っているなら、逃げ回らずに裁判で堂々と戦ったらどうか。
まだ懲りずにこんなツイートをしている。
はすみとしこ  hasumi29430098

伊藤詩織さんへ。
550万円欲しかったら、私が木村花さんの様にならないよう、最新の注意を払った方がいいんでねぇの?
多分、最新は、「細心」なんだろう(笑)
伊藤詩織さんは、はすみとしこのようにお金目当てじゃないことくらいわからないのか。
自分を正当化する為に死者まで引き合いに出して冒涜している。
心臓の強いはすみとしこが木村花さんのようになるとは誰も思っていないが、人を散々誹謗中傷してきた人間が被害者面するな!
どこまでも腐った性根だ。
日本のツイッター社は、日本の権力を批判したりするとすぐにアカウントを凍結してしまうが、一般人や立場の弱い人に対して誹謗中傷しても見て見ぬふりをしている。
米国のツイッター社はトランプとやり合っているじゃないか。
そのくらいの気構えがなくてどうするのだ。
日本では権力に擦り寄って甘い汁を吸う人間がごまんといて嫌になる。


伊藤詩織氏がはすみとしこ氏を提訴!  はすみ氏に同調して伊藤氏を攻撃、山口敬之擁護していた自民党・安倍親衛隊議員の責任
LITERA 2020.06.09
 ジャーナリスト・伊藤詩織さんが、ツイッターに投稿されたイラストなどが名誉毀損にあたるとして漫画家のはすみとしこ氏らを提訴した。
 伊藤さんは、安倍首相と昵懇の元TBS記者・山口敬之氏から意識がないなかで性行為を強要されたとして1100万円の損害賠償を求めた民事訴訟で、2019年12月に勝訴。
 その際の会見でも、伊藤さんが被害を実名顔出しで告発して以降、自身に向けられた「セカンドレイプ」の誹謗中傷について、今後の法的措置を検討すると明言していた。
 日本では、女性が性被害やセクハラ被害を訴えると、必ずと言っていいほど、SNSなどで「ハニートラップだ」とか「売名行為」などというレッテル貼りが行われる。「そんな服を着ているからレイプされてもしかたない」というような、愕然とする言葉すらまかり通るほどだ。そうした「セカンドレイプ」の暴力によって、被害者は傷つき、沈黙を強いられ、社会も性被害の問題をタブー化してしまう。だからこそ、伊藤さんの告発は、この現状に一石を投じ、社会を改善へと向かわせるものになるはずだ。本サイトとして、全面的に支持したい。
 一方、はすみ氏は、一連のイラストについて「風刺画はフィクション」「伊藤さんとは無関係」などと主張しているという。
 しかし、はすみ氏のイラストは明らかに、伊藤さんを誹謗中傷したものだ。しかも、そこに書かれた文言は山口敬之氏が「Hanada」(飛鳥新社)2017年12月号で展開した伊藤さんへの悪意ある攻撃を下敷きにしていた
 それを「フィクション」「伊藤さんと関係ない」と言い張るとは信じがたいが、しかし、伊藤さんに対してこうしたセカンドレイプを仕掛けてきたのは、はすみ氏だけではない。
 じつは国会議員までが山口氏を擁護し、はすみ氏と同様の論理で攻撃してきたことを忘れてはならないだろう。
 その典型が、「性的マイノリティには生産性がない」論文で知られる極右性差別主義者の杉田水脈・自民衆院議員だ。杉田議員は、はすみ氏に当選運動に協力してもらい、ブログやTwitterはすみ氏に謝辞や誕生日祝いのメッセージを送っている昵懇の仲だが、BBCの番組で「彼女の場合はあきらかに、女としても落ち度がありますよね」と伊藤さんを貶める発言をした。
 また、2018年2月にも、『日本の病巣を斬る!』なるネット番組で、そのはすみ氏と共演し、「私はああいう人(伊藤さんのこと)がいるおかげで、本当にひどいレイプ被害に遭っている人たちのことが、おろそかになってしまうんじゃないかっていうようなことをね、(BBCに)言いました」などと自慢げに語っていた。
 この『日本の病巣を斬る!』には同じく自民党の長尾敬衆院議員が出演して、その主張に同調していた。長尾議員といえば、例の「泉放送制作デマ」のフェイクニュースを拡散するなど、これまた筋金入りのネトウヨ議員だが、杉田議員から「これね長尾先生、国会でやるでしょ?」と振られると「ハハハ、これね(笑)。おかしいよね」と応じていた。
 しかも、長尾議員は会社員時代に「60代ぐらいの女性はしょっちゅう抱きついていた」などと笑みを浮かべて語り、「だんだんスキンシップの仕方が変わってきて、相手次第でゾッとするようなやりとりになるっていうのは世知辛い」「受けている側の恣意的なことで全部それが進んでいきますから法的に」などとセクハラの正当化とも受け取れる問題発言まで繰り出していた。
 グロテスクな対応をした国会議員はほかにもいる。

和田政宗議員、足立康史議員はネット番組で事件を笑いのネタにする山口氏のそばで
 山口敬之氏は『日本の病巣を斬る!』と同じ「文化人放送局」の『報道特注』の準レギュラーだったが、上念氏や足立氏とも共演していた。そして、2017年9月に伊藤さんが検察審査会に申し立てていた審査について「不起訴相当」の議決がなされた翌10月、山口氏は『報道特注』の「第一回ファンクラブ公開収録」なる企画に参加して“復帰”した。その会で山口氏を出迎えたのが自民党の“安倍チル”ネトウヨ議員・和田政宗参院議員と、維新の会の足立康史衆院議員、経済評論家の上念司氏、自民党のネット番組のMCも務める生田よしかつ氏だった。
 この「第一回ファンクラブ公開収録」で、山口氏が「僕、人前に出るのすごい久しぶりなんで」とあいさつすると、会場からは気持ちの悪い笑いと拍手がわいた。続いて司会の生田氏がこう呼びかけると、詰め掛けた「ファン」は一層大きな拍手を送ったのだった。
「はからずもですけど、今回の公開収録はですね、もちろん足立さんの当選記念と、めでたく日の目をみられるようになった山口さんの"おめでとう会"でもございますので、もう(一度拍手を)お願いします」

 確認しておくと、この時点で山口氏は伊藤さんと民事で係争中である。そんな人物を「めでたく日の目を見られるになった」とか「おめでとう会」などと言って持ち上げる神経を疑うが、山口氏もこれに乗っかって「もし、知らない方がいたら、ネットなど検索しないでおいていただけると(助かる)」などと話し、会場のグロテスクな笑いを誘っていた。
 昨年12月に民事訴訟で伊藤さんの主張が認められると、上念氏はTwitterに〈私も山口さんをこれまで擁護してきたことについて責任があるので、アベプラ出演前にコメントしておきます。結論から申し上げて、この判決を受けて山口さんを擁護するのは難しいと思いました〉などと投稿。足立議員も〈山口氏とは、2016年7月東京地検、17年9月検察審査会を経て不起訴が確定したため、その翌月に番組をともにした経緯がありましたが、本判決を踏まえ、当面、同番組への出演は自粛することといたします〉と投稿した。しかし、そこに伊藤氏への謝罪なし。さらに、和田議員にいたっては、完全に知らんぷりを決め込んでいた。
 そう考えると、はすみとしこ氏のイラスト問題は、彼女個人の問題ではないことがよくわかるだろう。与党の政治家までもが、はすみ氏のような漫画家に同調しているという事実を重く受けとめなければ、人々が性犯罪に苦しむ社会を変えることなどできないのは間違いない。 (編集部)