大宮市では 「『安保関連法』廃止! 立憲主義を取り戻す3・6オール埼玉総行動」が鐘塚公園で行われ、約1万人が参加しました。
集会後は3コースに分かれてパレードをしました。
大阪の目抜き通りの御堂筋では、若者3グループ ティーンズソウル・ウエスト、シールズ関西、〝民主主義と生活を守る有志” 主催のデモ行進が行われ、1500人が参加しました。
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安保法の廃止訴え、大宮区で集会 県内のママや、高校生ら1万人参加
埼玉新聞 2016年3月7日
「『安保関連法』廃止! 立憲主義を取り戻す3・6オール埼玉総行動」(実行委員会主催、埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連後援)が6日、さいたま市大宮区の鐘塚公園で行われ、主催者発表で約1万人が参加した。
オール埼玉総行動は、政治信条や党派を超え、昨年9月に成立した「安全保障関連法」廃止を求める運動と世論を、埼玉から全国へ発信させていくことを目的に立ち上がった。この日の会場には、民主党の小宮山泰子衆院議員(比例北関東)、共産党の穀田恵二衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員らも駆け付けた。
集会では実行委員長の小出重義弁護士があいさつ。「安保関連法は、日本が海外で戦争する国につくり変えるもので、戦争法であり違憲だ」とし、「ここにきての野党共闘は評価したい。安保関連法廃止には、私たちの熱意と本気度も試される」と訴えた。
リレートークでは安保法に反対する県内のママや、高校生、大学人の会など6人の代表が登壇。高校2年の丸山貴大さんは「安保関連法により自衛隊が海外で武力行使をすることに断固反対する」と主張。「戦争になれば大切な人の命だけでなく、日常生活や思い出さえも奪われてしまう。廃止するために勇気を持って行動しましょう」と会場に呼び掛けた。
このほか、「立憲デモクラシーの会」呼び掛け人の中野晃一上智大学教授らも、安保法の早期廃止を訴えた。
アピール採択後、参加者は「戦争させない」「9条壊すな」などとシュプレヒコールを上げながら、3カ所に分かれてパレードした。
御堂筋デモ若者1500人 “戦争法廃止”“野党は共闘”
しんぶん赤旗 2016年3月7日
大阪3団体
安保法制=戦争法の廃止を求め、声を上げることで野党共闘を前進させようと、6日、大阪・御堂筋で若者3グループによるデモが行われました。3台のサウンドカーが先導する軽快なリズムで、1500人が「安保法制は憲法違反」「選挙に行って未来をつくろう」などと唱和しました。
主催は、T―nsSOWL west(ティーンズソウル・ウエスト)、SEALDs KANSAI(シールズ関西=自由と民主主義のための関西学生緊急行動)、SADL(サドル=民主主義と生活を守る有志)。
ツイッターを見て参加した兵庫県宝塚市の女子学生(22)は「戦争ができるような法整備はしてほしくない。法律は施行され、報道規制の動きがあるが、諦めずに声を可視化させていきたい。野党には共闘して選挙に勝ってほしい」と話しました。
出発前の集会で、日本共産党の山下芳生書記局長(参院議員)、民主党の福山哲郎参院議員、社民党の川口洋一高槻市議がスピーチ。参加者の「野党は共闘」コールに手をつないで応えました。日本共産党の、わたなべ結参院大阪選挙区予定候補が参加しました。
山下書記局長がスピーチ
スピーチで山下氏は「うれしい報告をやっとできます」と切り出し、2月19日に野党5党首が合意した四つの中身を紹介、一つひとつに大きな拍手と「そうだ」の掛け声がかかりました。
合意具体化へ書記局長・幹事長が毎週協議を重ねており、まず戦争法廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を5党が選挙公約とすることで一致し、さらにアベノミクスにかわる経済政策や消費税10%中止、原発ゼロをめざす、など共通政策を練り上げようとしていると報告しました。
参院宮城選挙区で野党統一候補が誕生しました。山下氏は「選挙協力はまだまだ広がります」とのべ、「ばらばらだった野党をまとめた一番の力は、国会前で大阪の街で『野党は共闘』『戦争法廃止』と声を上げデモを行った、みなさんの世論と運動です。野党の間にあった壁を突き崩していただきました。いっそうスクラムを固め、新しい希望ある政治をつくろう」と呼びかけました。