2016年3月15日火曜日

15- 民主党 京都府連は「共産と共闘せず」と 衆院京都3区補選

 13日、民主党京都府連定期大会が開かれましたが、活動方針に、3区補選や参院選での野党共闘に関し「共産党組織とは一線を画す」として、共産党とは「いずれの選挙でも共闘しない」という文言を盛り込みましたこの期に及んで何ということを・・・という感じですが、それが京都府連の実態のようです。
 共産党京都府委員会は14日、衆院京都3区補欠選挙424日投開票)で独自候補を擁立せず自主投票とすると発表しました。
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民主「共産と共闘せず」 衆院京都3区補選
京都新聞 2016年3月14日
 民主党京都府連の定期大会が13日、京都市東山区で開かれた。泉健太衆院議員(41)=比例近畿=を擁立する衆院京都3区補欠選挙(4月12日告示、24日投開票)や夏の参院選での必勝を掲げた2016年度の活動方針を採択した。
 
 民主は維新の党と合流し27日に新党の結党大会を開く。新党結成後、5月に開く予定の臨時府連大会までの暫定措置として活動方針を採択し、会長の泉氏、幹事長の隠塚功京都市議ら役員の任期延長を決めた。
 活動方針では、3区補選や参院選での野党共闘に関し「(支持者の)拒否感の強い共産党組織とは一線を画す」として、共産党とは「いずれの選挙でも共闘しない」という文言を盛り込んだ。民主府連は、自民党や共産党と選挙で争いながら京都で党勢を広げてきた経緯を踏まえ、安倍政権に対抗するため共産などと国政選挙の連携を進める党本部レベルとは異なる対応を打ち出した。
 
 あいさつに立った泉氏は「立場を明確にして活動し、結果を出すことで新党結成のはずみとしたい」と決意を述べた。
 
 
京都3区、共産は自主投票 民主共闘否定で推薦せず
東京新聞 2016年3月14日
 共産党京都府委員会は14日、宮崎謙介前衆院議員(自民を離党)の議員辞職に伴う4月24日投開票の衆院京都3区補欠選挙について、独自候補を擁立せず自主投票とすると発表した。小選挙区制の導入後、京都府の衆院選で共産党が候補を擁立しないのは初めて。
 
 同委員会の渡辺和俊委員長が京都市で記者会見。立候補を表明している民主党の現職泉健太氏(41)=比例近畿=を推薦しない理由として、同氏が安全保障関連法廃止を公約で明示していない点や民主党京都府連が共産党との共闘を否定したことを挙げた。
 一方で独自候補を擁立しないことについては「安倍政権を打倒に追い込むためだ」と述べた。(共同)