厚労省は、昨年12月に生活保護を受給した世帯が前月より約2000増えて163万4185世帯になり、過去最多を更新したと発表しました。
前月の昨年11月は受給世帯、受給者とも3カ月ぶりに減少に転じていました。
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生活保護163万4185世帯 昨年12月、最多を更新-厚労省
時事通信 2016年3月2日
厚生労働省は2日、昨年12月に生活保護を受給した世帯が前月より1965増えて163万4185世帯になり、過去最多を更新したと発表した。受給者は1210人増えて216万5585人だった。
高齢単身世帯の受給が増える傾向にあり、特に年末は「このままでは年が越せない」という駆け込みでの受給開始が多かったとみられる。前月の昨年11月は受給世帯、受給者とも3カ月ぶりに減少に転じていた。
受給世帯(一時的な保護停止中を除く)の内訳は、高齢者が80万5723世帯で約半数を占める。傷病・障害者は44万4021世帯、母子は10万4922世帯、その他失業者のいる世帯などは27万1037世帯。