天木直人氏といい「まるこ姫」といい、いつも歯切れよく安倍首相を批判して臆するところがありません。（＾＾）
それでテーマは異なるのですが、今回は一つの記事に並べました。
天木直人氏は「安倍首相はさっさと消費税増税延期を宣言したらどうだ」と題して、次のように述べています。
景気の落ち込みは決定的で、消費増税など出来るはずがない。これまで後ろ盾となっていた浜田宏一エール大学名誉教授も本田悦朗元財務官僚も、とっくに消費税増税など出来っこないと断言している。
16日には、増税延期のアリバイ作りのためにわざわざ米の消費増税反対者のスティグリッツ氏を招いて国際金融経済分析会合を開いた。今後も何回か予定しているらしいが、そんなことよりさっさと増税延期を宣言すべきだ。・・・と。
首相がそこまで勿体ぶっているのは、財務省の増税要求がそれだけ強いからです。財務省はもともと消費増税至上主義なので、そのために税収がダウンしようが景気が谷底に落ち込もうが、一切斟酌しないといわれています。まことに不可解な官庁です。
であればなおさらそんなものは相手にせずに、さっさと増税は中止すべきです。
税収は法人税や所得税の累進課税強化でいくらでも増やせるし、本来そうすべきものです。
一方「まるこ姫の独り言」は、「安倍首相 ”保育士や介護士に勲章を上げて評価する” なんじゃそれ」です。
そして、「発想が狂っている」、「勲章より今日の糧だ」、「そんなもの（勲章）誰が有り難がって受け取るのか」、「バカじゃなかろうか」などと容赦することなく、「ホント早く辞めて欲しい、この人には何一つ期待できない」と、結んでいます。
いちいちごもっともで留飲も下がります。
それにしても一体どんな人に、その”勲章”を与えようというのでしょうか。
そういえば塩崎功厚労相はいま子息を月額25万円の保育園に預けているということですが、そんな超高額な保育園の経営者辺りをイメージしているのでしょうか。
それで一体何が解決されるというのでしょうか。安倍首相について行くというのも、なかなか骨の折れることです。（＾○＾）
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安倍首相はさっさと消費税増税延期を宣言したらどうだ
天木直人 2016年3月16日
きょうの各紙が書いた。
日銀は１５日の会合で景気判断の引き下げを決めたと。
ついにウソがつけないほど景気が悪化したということだ。
これでは消費税増税など出来るはずがない。
言い出しっぺの浜田宏一エール大学名誉教授（内閣官房参与）も、スイス大使に逃げ込んだ本田悦朗元財務官僚（内閣官房参与）も、はやばやと消費税増税など出来っこないと断言しているではないか（３月１５日日経）。
消費税増税延期のアリバイづくりのために思いついた国際金融経済分析会合の初会合を、消費税増税反対の米国経済学者（スティグリッツ）を招いてきょう１６日に開くらしい。
しかし、あてが外れてしまった。
伊勢志摩サミットまで何度も開くらしいが、もはやその必要はなくなった。
初回会合一回で十分だ。
そんなことよりも、さっさと増税延期を宣言すべきだ。
そして４月２４日投開票の北海道補欠選挙にすべてを賭けることだ。
そこで勝てば一気に衆院解散に打って出られる。
そこで負ければ選挙どころではない。
暴政のツケの落とし前をつけざるをえなくなる。
無駄な策をあれこれ講じるよりも、さっさと消費税増税延期を宣言したらどうか。
敵の多い安倍首相だが、これほど親切な助言をしてくれる敵は私のほかにはいない。
有り難く聞くことだ（了）
安倍首相「保育士や介護士に勲章を上げて評価する」なんじゃそれ
（文中の太字強調は原文のまま）
まるこ姫の独り言 2016年3月15日
またまたトンチンカンで現状を知らない的外れの答弁が出た。
本当に、この人、この国の首相だろうか、脱力する。。。
首相「待機児童ゼロを必ず実現させていく」
NHK2016年3月14日
・・・さらに、安倍総理大臣は、保育士などの評価の在り方について、「菅官房長官の下で、時代の変化に対応した栄典の授与に関する有識者懇談会を開催しており、叙勲において、保育士や介護職員を積極的に評価していくことについても検討していきたい」と述べました。
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今日・明日の、保育士確保が問題なのに、その確保については賃金が一番ネックになっていると言うのに、政府はたった２％程度の賃上げを検討していると言い、叙勲をして評価を検討だと。
そこじゃないでしょ？！
待遇改善が話題に上がっているのに、何が勲章だ、何が叙勲だ。
まったく発想が狂っている。はっきり言って勲章より、今日の糧だ。
保育士や介護士は、安倍首相の発言でますます不信感を抱くのではないか？
本当に現実社会が分かっていない首相は、地位や名誉を与えると言うが、そんなのより今の賃金アップだろうに。
しかも、２％、４０００円、お小遣い程度の賃上げではなく、全産業の平均給与並みにしろという話だ。
高望みでも何でもない。政治家の待遇の様に特別に金額を上げろとは言っていないのだ。
全産業の平均に戻せ。ただそれだけだ。
介護離職ゼロや、待機児童ゼロや、現実も知らないで理想的な事ばっかり声高に叫ぶが、安倍首相は介護士や保育士たちは、仙人の様に霞を食ってるとでも思っているのだろうか。
介護士や保育士の重労働に報いる最善の方策は、後にも先にも賃金アップだ。
決して、長い先の腹の足しにはならない勲章ではない。
給与アップがたったの２％アップ検討で、介護士や保育士の神経を逆なでしているのに、能天気に叙勲の話まで出す首相や官房長官。
そんなもの誰が有り難がって受け取るのか。。。
おっさんの発想そのもの。ホント、バカじゃなかろうか。。。。
今まで保育士や介護士の待遇が不当に抑えられていること自体、理不尽な話で、なぜここまで給与の面で差別されていたのだろう。
それにしても安倍政権の発想が酷すぎる。
一般庶民の生活の実態がまるで分かっていなかった。
口では何かあると、、慙愧に堪えないとか、胸が張り裂けそうだとか大仰な言葉を発してきたが、なるほど私たちの心に届かないはずだ。
ホント早く辞めて欲しい、この人には何一つ期待できない。