「6年前は谷垣総裁の出馬断念があったが、今回はよーいドンで新しく総裁を選ぶのとは違う。現職がいるのに総裁選に出るというのは、現職に辞めろと迫るのと同じだ」
首相は周囲にこう語り、11年の総裁選で現職の小渕恵三首相に加藤紘一元幹事長が挑み、総裁選後に加藤氏とその側近らは人事で徹底的に干された経緯との類似性を指摘しているということです。
まあ自分に対抗した人はいつまでも許さないという執念深い安倍氏のことなので、自分が勝てば石破氏に対しては当然そうするでしょうが、「現職がいるのに総裁選に出るというのは、現職に辞めろと迫るのと同じだ」とは、総裁選をどう考えているのでしょうか。そして一体何が言いたいのでしょうか。何とも理解しがたい発言で、「くろ猫の短語」氏が「初老の小学生・アベシ」と揶揄する所以です。
安倍首相は石破氏を迎え撃つに当たり、自民党山口県連の会合で、有効求人倍率が1・6倍を超え、最低賃金が平成14年度以降最も大きく引き上げられたことを誇ったうえで、「しっかり仕事を作って結果を出していく」と述べということです。
これも理解不能な話で、有効求人倍率が上がったのは、単に人口が減少し、それに団塊の世代の退職が重なって就労人口が急激に減じた反映に過ぎないし、最低賃金の今年度の上昇幅は僅かに26円で、「同一労働同一賃金」が実現したわけでも、労働者の3分の1を占めるワーキングプアの実態が改善されたわけでもありません。
そもそも5年8ケ月に及ぶ安倍政治で、成果があったと評価する人はネトウヨなど「安倍応援団」以外には居ません。天木直人氏は、「6年間もの長きにわたって総理をしながら、その間に、安倍首相はひとつでも国民のためになるようなことをしたというのか。すべてに失敗し、それを嘘でごまかし続け、しかも最後は権力を私物化したことがばれても居直った」と述べています。
こうした感覚のズレまくった人があと3年間も政権の座に就きたいとは、絶望以外のものではありません。
「まるこ姫の独り言」を紹介します。
併せて、安倍首相が12日、下関市での講演で「自民党としての憲法改正案を次の国会に提出できるよう、取りまとめを加速すべきだ」と述べたという東京新聞の記事を紹介します。
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「現職がいるのに総裁選に出るのは、現職に辞めろと迫るのと同じだ」
狂気!ねじ曲がった思考
まるこ姫の独り言 2018年8月13日
この人の狂気は何処までも続く。
それどころか、ますます磨きがかかって来た。
もう、安倍の狂気しか見えない。
それどころか、ますます磨きがかかって来た。
もう、安倍の狂気しか見えない。
産経の阿比留の記事だから安倍ヨイショに拍車がかかっているが、安倍首相は現職が「現職がいるのに総裁選に出るのは、現職に辞めろと迫るのと同じだ」と妙な説を開陳している。
ついていけない。
ついていけない。
8/11(土) 21:38配信
6年前は谷垣禎一総裁(当時)の出馬断念があったが、今回はよーいドンで新しく総裁を選ぶのとは違う。現職がいるのに総裁選に出るというのは、現職に辞めろと迫るのと同じだ。
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何を言っているのか分からない。
現職がいたらなぜ他の議員が立候補できないのか。
現職がいようと、いまいと、誰もが立候補して良いのと違うのか。
民主主義とはそういう事だと思っていたが、どうも安倍的には違う発想らしい。
さすが独裁を築いてきた安倍首相らしい考えだ。
大体が、禅譲なんてことがまかり通る国だから、こういった戦うのは良くないというような心境になるのだろうが、これでは党としての発展もないし、自由闊達とした雰囲気も無くなる。
物が言えぬ党。
安倍首相と違った意見だと逆鱗に触れる。
物が言えぬ党。
安倍首相と違った意見だと逆鱗に触れる。
安倍首相の気に入るような事を言えば、役職にもつけるし優遇される。
だからこぞって、皆が勝ち馬に乗る気満々なんだろう。
前は、稲田朋美が秘蔵っ子、今は杉田水脈が秘蔵っ子...
だからこぞって、皆が勝ち馬に乗る気満々なんだろう。
前は、稲田朋美が秘蔵っ子、今は杉田水脈が秘蔵っ子...
安倍首相の言葉の端々に、俺の目の黒いうちは絶対に異論は許さないみたいなところが見え隠れしていて、もう自民党はかつての自民党ではない事がよくわかる。
ものすごい不自由な党だ。
まさに独裁政治だ。
もはや、安倍首相は三選どころか四選・5選も狙っているのではないかと思えるような狂気だ。
それほどこの首相はおごり高ぶっている。
今の自分には敵などないと思っているのだろう。
それも優秀な自分に皆が同調して従ってくれるとでも思っているかのように自信に満ち満ちている。
ものすごい不自由な党だ。
まさに独裁政治だ。
もはや、安倍首相は三選どころか四選・5選も狙っているのではないかと思えるような狂気だ。
それほどこの首相はおごり高ぶっている。
今の自分には敵などないと思っているのだろう。
それも優秀な自分に皆が同調して従ってくれるとでも思っているかのように自信に満ち満ちている。
安倍首相も、自民党も、絶句するくらい狂気の集団と化した。
そんな後ろ向きな党のどこが美しいのか、どこに明日があるのか。
「次の国会に改憲案」 首相講演、総裁選の争点に
東京新聞 2018年8月13日
安倍晋三首相は十二日、山口県下関市で講演し、改憲について「自民党としての憲法改正案を次の国会に提出できるよう、取りまとめを加速すべきだ」と時期を明示した。秋の臨時国会が念頭にあるとみられる。首相は九月の自民党総裁選に関連し「党員の間で(改憲)議論を深め、一致団結して前に進むきっかけとなることを期待する」と総裁選での主要争点とする考えを示した。
首相は憲法への自衛隊明記に向けた「決意」を表明した上で「いつまでも議論だけを続けるわけにはいかない」と強調した。
自民党は自衛隊明記など改憲四項目の条文案をまとめているのに対し、総裁選に出馬表明した石破茂元幹事長は、九条二項を削除する全面改憲が持論だが、九条改憲を優先しない考えを示している。総裁選では、九条の考え方が最大の焦点になりそうだ。
首相は講演で、自身の立候補正式表明の時期には触れなかった。
北朝鮮による日本人拉致問題については「最後は私が金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と直接向き合い、わが国が主体的に解決しなければならない」と日朝首脳会談への意欲を重ねて示した。
学校法人「森友学園」「加計(かけ)学園」問題を巡っては「国民の目線に立てば、妻や長年の友人が関わっていたのであれば、疑念の目が向けられるのは当然だ。首相という立場が周囲に与える影響を胸に刻み、慎重に政権運営にあたる」と話した。(村上一樹)