2018年8月2日木曜日

02- ボクシング会長は糾弾しても 独裁政治への糾弾はしないTV(まるこ姫)

 テレビ朝日を含めてTV各局は政権の監視役を止め、すっかりスポーツを中心とする報道機関になりました。その結果、貴乃花問題に始まって、少し前までは日大のアメフト問題、いまは日本ボクシング連盟会長問題一色です。

 

 国会は閉じましたが政治のテーマがなくなったのではなく、安倍政権と政権党の問題は掃いて捨てるほどもある中なので、まるこ姫の怒りは尤もです。

 それにしても、スポーツ組織のトップやそれに近い位置に長く居ると、どこまで人間が傲慢になってどれほど堕落するのかの実例をTVの報道で学ぶことが出来ました。

 同時に、それがそっくり首相のなかで発現していることも実によく分かりました。

 
 まるこ姫は、最後のところで安倍氏と石破氏を比較して、安倍氏に比べれば石破氏ははるかに常識人に見え、石破の大人の一言一言にホッとするものを覚えると述べています。
 片や大ウソつきで傲慢なので、それに比べれば石破氏がマトモに見えるというのはその通りです。
 

 9条の改憲に関しては、安倍氏が「表面上いくらかソフト」な9条改憲論であるのに対して、石破氏は9条2項の廃止を主張する強硬論者です。しかし表面上は硬軟の差異がある様に見えても、安倍氏の主張も9条の2項を実質的に廃止する点では石破氏と変わらないので、二人の9条改憲の主張には差はないというのが実態でしょう。

 
 まるこ姫のブログを紹介します。

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TVはボクシング会長の独裁糾弾会、

それより酷い独裁政治への糾弾は一切なし

まるこ姫の独り言 2018年8月1日

テレビではどの番組もボクシング一色。
少し前まではアメフト一色
その前は相撲一色。

また始まったかと。。。大体の内容が分かったらテレビを消す。
なんでここまでしつこいのだろう。
朝から晩まで、ああでもないこうでもないと非難しきり。
今はボクシングの会長の唯我独尊、独裁状態をどの番組も事細かくあげつらう。
 
政治の世界も独裁状態なのに、こちらには一切物申さない。
どうなっているんだ?
スポーツの古い体質はよくわかったが、それよりもっとひどい政治の独裁が現在進行中なのに、なぜかこちらは完全スルー おかしな国だ。
 
石破が総裁選に向けて講演会で
 
                           7/31(火) 16:12配信 
自民党の石破茂元幹事長は31日、大阪市で講演し、9月の総裁選出馬を断念した岸田文雄政調会長に安倍晋三首相サイドから「今ごろ遅い。人事で干してやる、冷遇してやる」などの声が出ていると指摘した上で、「同志に対し、言論を封殺し、威圧をする自民党であるべきではない」と述べた。

もう自民党はかつての自民党ではない。
かつては、総裁選で血みどろの争いになっても終われば、ノーサイドと言う事で、政敵でも要職に付けていたが、安倍政権になってからは、少しでも刃向かったら徹底的に干される。
だから優柔不断で風見鶏の岸田が総裁選を降りたのではないか?
禅譲だか何だか知らないが、闘争心の無い人間に首相の目は無いと思うが。
 
その岸田に対して、今頃遅いとはなんという言い草か。
恫喝されたのかどうか知らないが、せっかく安倍首相に花を持たせてやったのに、人事で干すとか、冷遇するとか言っているが、岸田派の票はどうなるのか。
安倍首相側は、どこまで強気なんだろう。
よほど、票固めを成功させているのだろうか。
 
まあ、あの西日本豪雨の真っただ中でも、票固めの為にはなんでもありで、宴会は開くは、会食をするはで、災害そっちで、盛り上がっていた連中だから。
 
私は石破の軍国主義的な発言を聞いていて、特別に支持はしていないが、それでも安倍と比べたら、この人がものすごく常識人に見えるから不思議だ。
 
この人だったら、国会審議や党首討論でも、まともで噛み合った議論ができるのではないかと思ったりもする。
安倍首相の国会審議も国会討論も、屁理屈と詭弁で相手より優位に立とうとしているだけで、あれは議論と呼べる代物ではない。
 
安倍の63歳児をいかんなく発揮して来た5年半の中で、石破の大人の一言一言に、ホッとするものを覚えるのも当然と言えば当然じゃなかろうか。
 
結局、「ベストよりベター」で消極的に石破を支持したい。
結局、安倍に代わる人間なら、誰でもいいってことだ(笑)
 
とにかく,壊国に向けて一直線の安倍政治から、何とかして抜け出したい思いで一心だ。
民主党政権でも野田政権だったときは、相当、閉塞感で一杯だったが、それよりも上なのが、この安倍政権で、このままでは国が壊されていく、日本は立ち直れないのではないかとの強迫観念は半端ない。