2月8日に行われた新潟県弁護士会主催の木村草太教授の講演会の内容の紹介です。
いつものようにテキスト版で紹介することは出来るのですが、それだと味気ないものになりますので、カラフルでゆったりと間合いもとった原文にどうぞアクセスしてご覧になってください。
田中弁護士は冒頭で講演の概要について次のように紹介されています。
「定員を大きく超える約250人の方がご参加くださいました。
全体として、精密な論理が積み重ねられていくといった内容の講演でした。私なぞがそういう組み立てで話すと、聞いている皆さんの眠りを誘発してしまうのですが、木村先生の講演では、『ゴジラが襲来したときに自衛隊は出動できるか』など、興味を引きつける話題が随所に挿入されているため、そのようなことはまったくなく、みなさん目を輝かせながら話に聞き入っていました。また、憲法9条と13条の関係など、要所要所で用いられる『喩え』がいずれも秀逸で、大変勉強になりました。
そして木村先生は、将棋の愛好家としても知られていて、・・・」
ここで「私なぞがそういう組み立てで話すと、聞いている皆さんの眠りを誘発してしまう云々」というのは勿論 ご謙遜で、これまでの憲法カフェでそんな例は一度もなかったことは皆さんご承知の通りです。
ところでゴジラが襲来したときには、当然世界屈指の装備を誇る自衛隊が果敢に応戦すると我々は思いがちですが、法律的にはどうもそれは出来ないようで、意外なことに(メンバーが激減中といわれている)「猟友会」が応戦するしかないということです(^○^)。
映画で見たゴジラの強さを思い出すと「猟友会」ではとても敵わないので、国会議事堂をはじめ都心は破壊されてしまうと思うのですが、幸いなことにゴジラは架空の動物なのでその心配はないのでした。
ネタバラしをしてしまいました m(__)m。木村氏の講演も それを紹介する田中氏の文章も元より精密な論理構成になっているのですが、その中にそこはかとなくユーモアが漂っているのは何とも味わい深いものがあります。どうぞお読みください。
原文には下記をクリックすればアクセスできます。