「6・5全国総がかり大行動 ”明日を決めるのは私たち―政治を変えよう!”」が5日、全国各地で取り組まれました。
東京では3カ所に特設ステージが置かれ、4万人以上が参加しました。
名古屋など全国100カ所以上で行動が行われ、「今日を出発点に参院選で必ず勝利しよう」と呼びかけました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
市民と野党が変える 総がかり大行動「参院選勝つ」国会周辺4万人
しんぶん赤旗 2016年6月6日
「明日を決めるのは私たち―政治を変えよう!6・5全国総がかり大行動」(実行委員会主催)が5日、全国各地で取り組まれました。東京では国会正門前、農林水産省前、日比谷公園前3カ所に特設ステージが置かれ、野党の代表や各界・各分野の著名人がスピーチしました。「4万人以上が参加した」と報告した「総がかり行動実行委員会」の高田健さんは「全国でも100カ所以上で行動した。今日を出発点に参院選で必ず勝利しよう」と呼びかけました。
国会正門前ステージで開会あいさつした市民連合の山口二郎さん(法政大学教授)は「(参院選の)争点は憲法です。32の1人区で野党統一が決まるのはみなさんの力がもたらした奇跡。この1カ月、死に物狂いでたたかって勝利しよう。『選挙に行こう』の声を広げていこう」と力を込めました。
音楽評論家の湯川れい子さん、ジャーナリストの高野孟(はじめ)さん、明治大学教授の浦田一郎さん、SEALDs(シールズ)の奥田愛基(あき)さんらがスピーチしました。「安保関連法に反対するママの会@日野」の星野さなえさんは「平和を願う国民の願いを参院選で示しましょう」と訴えました。
民進党の枝野幸男幹事長、日本共産党の山下芳生副委員長、社民党の吉田忠智党首があいさつ。3氏はつないだ手を高く掲げ、「政治を変える 市民が変える」とのプラカードを掲げた参加者とともに「参院選は野党が勝利」「安倍政権を必ず倒そう」と全国いっせいコールをしました。
伊豆大島からかけつけた女性(73)は「今の政治は『おかしい』といいに来ました。参院選は、自分たち一人ひとりが日本の未来をつくる気持ちで行動し、投票したい」。
戦争より選挙行こう 名古屋で投票呼び掛けるデモ
東京新聞 2016年6月6日
参院選への投票と安全保障関連法の廃止を訴えるデモが五日、名古屋市中区の久屋大通周辺であり、約百人の市民が「戦争行くより選挙に行こう」「政治を変えよう」などとシュプレヒコールをしながら練り歩いた。
全国の市民団体が呼びかけた「6・5全国総がかり大行動」の一環。名古屋では「怒れる女子会@なごや」「不戦へのネットワーク」などが中心となり、参加者を募った。
小学二年の孫(7つ)の手を引きながら参加した同市熱田区の大薮勇機さん(75)は「この子が戦争に巻き込まれるような社会をつくってはだめ。私の目の黒いうちは行動しないといけないと思った」と話していた。(谷悠己)