三大紙とNHKの世論調査では、いずれも「野党が増えた方がよい」が「与党が増えた方がよい」を上回りました。
また、「アベノミクス」の評価は軒並み下落し、「共同」では、アベノミクスで「景気がよくなると思わない」が62・5%で大半の人たちが期待していないことが分かりました。
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「野党が増えた方がよい」各社世論調査 期待が強まる
しんぶん赤旗 2016年6月21日
報道各社の最新世論調査で、参院選の全国32の改選1人区で統一候補を擁立した野党の議席増への期待が強いことが明らかになりました。
「毎日」の世論調査(20日付)では、「野党が増えたほうがよい」が46%と、「与党が増えたほうがよい」の34%を上回っています。中でも無党派層では、57%が「野党が増えたほうがよい」と回答。与党の議席増への期待(20%)を倍以上上回っています。「読売」(20日付)では、野党の統一候補擁立を「評価する」が40%で、「評価しない」は36%にとどまりました。
NHKの調査(20日放映)でも、「野党が増えたほうがよい」の31%が、「与党が増えたほうがよい」の23%を上回りました。
また「朝日」(20日付)の調査では、「自民党だけが強い勢力をもつ今の状況」は「よいことだ」が23%、「よくないことだ」は59%。野党が自民に対抗できる勢力になることに「期待」が59%、「期待しない」が32%となりました。