20日、湯沢町公民館で第2回「憲法カフェ in 湯沢」が開かれ18名が参加しました。
講師は昨年の第1回目に引き続き、田中淳哉弁護士にお願いしました。
今回のタイトルは「憲法9条改正問題を学ぶ」で、田中さんには、今回もご自分でまとめられたレジメ2頁、パワーポイント プリント版4頁(イラスト16コマ入り)、他1頁のA4判資料を全員分
お持ちいただきました。
お持ちいただきました。
はじめに憲法前文の要点と、9条の1項・2項を構成する一語一語にすべて欠かすことのできない意味と意義があることが説明され、9条の文言にはある程度慣れ親しんできたという意識でいたものの、それはまだまだ浅い認識であったことを自覚しました。
安倍首相が5月に唐突に言い出した9条に自衛隊の存在を明記する「加憲」は、周到な狙いを持ったものなので、その危険性を認識し人に対してもキチンと説明できることが重要であることも学びました。
それから新安保法制によってどんな風に戦争ができる国に変えられたのかについて、集団的自衛権の行使をはじめ、自衛隊の武器の使用、武力の行使、後方支援の拡大などについて、パワーポイントのイラストに基づいて分かりやすく説明していただきました。
田中さんは予定時間内で説明を終えられたのですが、その後に設定された質問の時間帯で、参加者の皆さんは質問というよりも感想などで大変盛り上がった結果、予定した時間を大幅に(40分ほど)超過しました。
皆さんからは分かりやすくて大いに理解が進んという感想がたくさん出され、最後は盛大な拍手をもって終了しました。
註. 参加されなかった皆さんのために、レジメの見出しを抜粋したものを紹介します。(6 おわりに
の項は短いので全部を示します)
の項は短いので全部を示します)
憲法9条改正問題を学ぶ
1 はじめに~現局面をどう見るか
2 9条・前文には何が書いてあるのか
(1) 極めて先駆的な内容
(2) なぜそのような内容になったのか~歴史的背景
3 9条加憲発言の意味
(1) 安倍発言の背景・ねらい
(2) どう見るか
4 内容を検討する視点
(1) 法律論
(2) 安全保障政策論~究極的には2つの路線のどちらをとるかという話
5 どうしたらよいか~運動論
(1) 必要性について
(2) 相当性について
6 おわりに
「ヤハウエは国々の間を審き、多くの民の仲裁に立たれる。
かくて彼らはその剣を鍬に打ち変え、その槍を鎌に変える。
国は国に向かって剣を上げず、戦争のことを再び学ばない。」
(イザヤ書二第2章5節)
800000000人(8億人)の飢餓人口と
100000000000000円(100兆円)を越える軍事費
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