朝日新聞(8月8日付)の調査では、来年の秋以降も安倍氏に自民党の総裁を「続けてほしい」が30%で、「続けてほしくない」は52%でしたが、10日に発表された読売新聞と早大現代政治経済研の世論調査によると、安倍首相にいつまで首相を続けてほしいと思うかを尋ねると、「自民党総裁の今の任期が切れる2018年9月まで」が41%で、「すぐに退陣してほしい」23%と合わせると、「総裁3選を望まず、今の任期内での退陣を求める人が64%に達しました。「党総裁の次の任期が切れる21年9月まで」は16%、「なるべく長く続けてほしい」は14%でした。
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首相の「総裁3選望まず」6割…読売・早大調査
読売新聞 2017年8月10日
読売新聞社と早稲田大学現代政治経済研究所は、政治意識に関する全国世論調査(郵送方式)を共同実施した。
安倍首相にいつまで首相を続けてほしいと思うかを尋ねると、「自民党総裁の今の任期が切れる2018年9月まで」41%と「すぐに退陣してほしい」23%と合わせ、総裁3選を望まず、今の任期内での退陣を求める人が6割を超えた。「党総裁の次の任期が切れる21年9月まで」は16%、「なるべく長く続けてほしい」は14%だった。
総裁3選以上の長期政権を望む人は、自民支持層で56%に上ったが、無党派層では18%だった。
調査は東京都議選直後の7月3日から、内閣改造後の8月7日にかけて行った。
2012年12月の第2次安倍内閣発足以降の仕事ぶりの評価を、0~10点の11段階で聞くと、平均点は4・8点。自民支持層に限ると6・1点、無党派層では4・1点。安倍内閣の取り組みで評価できる政策課題(複数回答)は「外交」35%が最も多かった。