2015年9月25日金曜日

参院選では安保法対応を判断基準に 神戸新聞がNET調査

 神戸新聞社がインターネットで緊急アンケートをしたところ、安保法制成立を「評価する」は21%にとどまり、「廃案にすべきだった」が約2倍の39%でした。
 安保法に賛成は賛成は31%、反対は54%でした。
 
 次の国政選挙で投票する際の判断基準で安保法への対応を「最優先にする」が47
%、「ある程度、判断基準にする」が39%で、「判断基準にしない」は8%にとどまりました。
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安保法政党対応 参院選、争点化の様相 本紙ネット調査
 神戸新聞 2015/9/23 08:00
「投票の判断基準に」86%
 19日に成立した安全保障関連法について、神戸新聞社がインターネットで緊急アンケートをしたところ、成立を「評価する」は21%にとどまり、「廃案にすべきだった」が約2倍の39%に上った。次の国政選挙で安保法をめぐる政党の対応を「判断基準にする」とした人は86%に達し、今後の与野党攻防に大きな影響を与える可能性を示した。
 
 アンケートは19日~21日、神戸新聞社の読者クラブ「ミントクラブ」を通じて実施。10~80代の1486人(男性937人、女性549人)から回答を得た。
 
 安保法の賛否を聞いたところ、賛成は31%、反対は54%で、法成立後も反対が過半数を占めた。
 今国会での成立については「評価」が21%、「成立はやむを得ない」が14%だったのに対し、「廃案にすべきだった」が39%、「継続審議にすべきだった」が24%に上り、今なお国民の納得が十分に得られていない様子がうかがえた。
 
 野党は早くも、来夏の参院選で安保法の是非を争点化する動きを見せる。同法をめぐる政党の態度や対応を次の国政選挙で投票する際の判断基準にするか聞いたところ、「最優先にする」が47%、「ある程度、判断基準にする」が39%に上った。一方、「判断基準にしない」は8%にとどまり、今後の政治動向への影響を示唆した。(木村信行、岸本達也)
 
安保法案成立に関するアンケート
   安保法案成立に関するアンケート結果