NHK NEWS WEB 2015年9月15日
国会前では、14日夜に続いて15日も、安全保障関連法案に反対する人たちが集まり、「憲法9条を守れ」などと訴えました。
国会周辺では14日夜、法案に反対する人たちが正門前の幅の広い道路を埋め尽くすほどに集まり、法案を採決しないよう求めました。
国会前では15日も午後になって、法案に反対する人たちが続々と集まり、午後6時半から、再び開かれた集会には、主催者の発表で1万人を超える人が集まりました。集まった人たちは、ペンライトなどを手に「戦争法案絶対反対」とか「憲法9条を守れ」などと訴えました。
参加した34歳のミュージシャンの女性は、「反対する声を上げることに意味があると思い来ました。法案は戦争につながるもので廃案にすべきだ」と話していました。
また、仕事帰りに参加したという35歳の会社員の男性は、「70年間、戦争しなかったのは憲法9条があるからで、9条を壊す法案には反対です。政府は国民の反対の声に耳を傾けるべきです」と話していました。