札幌の有志が「９」の中に赤いハートを描いた９色のポスター1万枚とステッカー１８００枚を市民に配布して、自宅の軒先や自転車など身近な場所に張り、９条を愛する意思表示をするよう呼び掛けています。
また９月９日には「ＬＯＶＥ ９」を合言葉に、札幌市内の各地で９条への愛を語り合うことを計画しています。
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９条への「愛」をポスターで…札幌の有志が配布
産経新聞 2015年9月7日
参院で安全保障関連法案の審議が続く中、戦争放棄を定めた憲法９条を愛する気持ちを気軽に表現してもらおうと、札幌の有志が「９」の中に赤いハートを描いたポスターやステッカーを作り、配布している。「ＬＯＶＥ ９」を合言葉に、９月９日に札幌市内の各地で９条への愛を語り合う。
北海道弟子屈町のデザイナー、フジワラトシカズさん（５２）がデザインした９色のポスター１万枚とステッカー１８００枚を８月末から配布。国会周辺でのデモや集会に参加できなくても、自宅の軒先や自転車など身近な場所に張り、９条を愛する意思表示をするよう呼び掛けている。
主婦や大学生ら１０～６０代の男女約２０人が企画。札幌市白石区の都築仁美さん（４６）は「ポスター掲示で同じ思いの人とつながれれば。声を届ける一つの手段にしてほしい」と話す。９日には事務局がある同市北区の飲食店「みんたる」や、趣旨に賛同する市内の飲食店で、平和の詩の朗読会やコンサートが開かれる。
ポスターはインターネットからもダウンロードできる。問い合わせはみんたる、電話０１１（７５６）３６００。
憲法９条への思いを表したポスターを持つ、企画に携わる札幌の有志＝４日、札幌市北区