安保法制に反対する海外在住者・関係者などで発足した「オーバーシーズ」のメンバーが1日までに900人を超えました。
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戦争法案阻止 海外在住者ら900人超
しんぶん赤旗 2015年9月2日
海外在住者などで8月半ばに発足した「OVERSEAs」(安保法制に反対する海外在住者・関係者の会、オーバーシーズ)のメンバーが1日までに900人を超えました。過去に海外に住んだり仕事をした人なども対象です。
8月30日には日本在住のメンバーが国会前の「大行動」に参加、ニューヨークでもこれに呼応したメンバーの同時デモがおこなわれました。
発起人の一人、武井由起子弁護士は8月28日の国会での記者会見で、「アメリカで2回憲法カフェを開いたところ、在住の日本人のみなさんから興味深い反応があった」「何かあったら狙われるのは在外邦人の自分たちだといいます。海外にいる多くの方は法案の是非に必要な知見を持ちまさに当事者。それをみなさんに知ってほしいとサイトを立ち上げた」といいます。
総合商社に勤め中国や中近東で働いたという武井さん。海外在住者に声をあげてもらおうと法案ノーをフェイスブックに書き込むと、すぐに数百人の賛同が寄せられました。
「日本にいたら知りえなかった平和の重み。戦争の悲惨さを海外にいてより感じています」(オランダ在住)などのメッセージが多数寄せられています。