那覇市長選は、21日に投開票が行われ、 玉城知事や野党が支援した現職の城間幹子氏が、自民・公明両党などが推薦した翁長政俊氏にダブルスコアの差をつけて圧勝しました。
沖縄ではこれで知事選、豊見城市長選に続き、3回連続して『反自民(自公)』という、住民の明確な意思が示されました。
政府は、アメリカだけを向いている姿勢を改め、早々に辺野古新基地建設を中止し、日米地位協定の改定などに取り組むべきです。
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那覇市長選 現職の城間氏 2回目の当選
NHK NEWS WEB 2018年10月21日
任期満了に伴う那覇市長選挙は21日に投票が行われ、沖縄県の玉城知事や野党が支援した現職の城間幹子氏が、自民・公明両党などが推薦した新人を抑え、2回目の当選を果たしました。
那覇市長選挙の開票結果です。
▽城間幹子(無所属・現)当選、7万9677票
▽翁長政俊(無所属・新) 4万2446票
野党が支援した現職の城間氏が、自民・公明両党などが推薦した新人で元沖縄県議会議員の翁長氏を破り、2回目の当選を果たしました。
城間氏は67歳。ことし8月に死去した翁長前知事が那覇市長の当時に教育長や副市長を務め、前回・4年前の市長選挙に後継として立候補し、初当選しました。
選挙戦で、城間氏は、先月の沖縄県知事選挙で当選した玉城知事の全面的な支援を受け、県と連携して子育て支援策を充実させていくことなどを訴えました。
そして、支援を受けた立憲民主党や共産党などの支持層を固めたほか、支持政党を持たない無党派層からも支持を集め、2回目の当選を果たしました。
城間氏を支援した玉城知事にとっては、今後の県政運営に弾みがつく結果となりました。
一方、自民・公明両党にとっては、沖縄県知事選挙に続き、県庁所在地の那覇市長選挙でも支援した候補が敗れる厳しい結果となりました。
城間氏は「1期4年の市政運営を評価して投票いただいた市民の皆さんに心から感謝する。また、翁長雄志前知事の遺志を継いでいることなども評価されたと思う。待機児童や貧困などの問題に取り組み、光が見えてきた部分もあるが、課題もまだまだあるので、市民一人一人に政策が届くような優しい市政運営をしていきたい」と述べました。