2018年10月13日土曜日

朝鮮半島問題 日本抜きの5カ国協議に 択捉島近海で射撃訓練(まるこ姫)

 ロシア、中国、北朝鮮の外務次官が9日、モスクワで会談し、朝鮮半島の緊張緩和のため、米国と韓国を交えた5カ国協議が必要だとの認識で一致したということです。従来はそれに日本を加えた6か国で協議を続けてきましたが、北朝鮮への圧力と制裁を叫び続けるだけの日本を加えても、何の役にも立たないと考えたようです。

 いよいよ日本の孤立が明らかになって来ました。

 安倍首相はこれまで世界の70か国以上を回り、プーチン氏とは20回以上の会談を重ねてきたと豪語していますが、全ては上っ面だけのことで、実態は斯くの如しです。中国韓国と友好的な関係を築いていればこんなことにはならなかった筈です。

 またトランプ氏に泣きつこうというのでしょうか。そんなにことをしても、これまで以上に高い代償を払わされ国益を害するだけなのがオチです。

 
 まるこ姫と天木直人氏のブログを紹介します。
 
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都合により14日・15日は記事の更新が出来ませんのでご了承ください。

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朝鮮半島問題が日本抜きの5カ国協議になり、択捉島の近海で射撃訓練を行うと通知が

まるこ姫の独り言 2018年10月11日
本当に安倍政権はバカだ。
北朝鮮がせっかく折れて来たのに、日本だけは圧力・圧力としつこい位に、圧力をかけ続けると言ってきた。
日本は、拉致問題が絡んでいるだけに、圧力だけでは何も前に進まないことが分かっているのに、なぜここまでかたくなに圧力を言い募るのだろう。
 
しかも、拉致家族の方達さえも圧力しか頭にないようだ。
どう考えても、話し合いをしないと拉致問題は前に進まないと思うが、拉致家族の方も安倍政権も、ひたすら話し合いは必要ないと思っているのか、強硬姿勢だ。
不思議な人達。。。。。
 
それでいて、米国政府には北朝鮮に対して、拉致問題を議題に上げてくれるように頼む。
そもそも、自国の主権の問題を他国に頼むこと自体間違っているだろうに、なぜか米国や韓国に、日本は対話の用意があると言わせている。
自分で言えばいいのに。
まるで、ジャイアンの虎の威を借るスネ夫日本。
 
そんなところに、朝鮮半島問題は五カ国協議になるかもしれないニュースが
 
                  ロイター 10/10(水) 20:06配信
>ロシア外務省は10日、朝鮮半島の緊張緩和のため、米国と韓国を交えた5カ国協議が必要だとの認識でロシア、中国、北朝鮮が一致したことを明らかにした。
>ロシア、北朝鮮、中国の外務次官が9日にモスクワで会談し、関係正常化のため5カ国協議に支持を表明したという。
 
え?日本だけ蚊帳の外って事?
また外されたか。。。
圧力ばかり言い募る国が入ると、前に進まないと思ったか、ロシア、北朝鮮、中国の会談で5カ国協議をすると。
 
ヤフコメでは日本を外すとが日本からの金が入らないと言っているが、圧力一辺倒で日本は北朝鮮の地下資源開発の仲間に入れない。
どちらが国益に叶うか考えたことがあるのだろうか。
なんでこうも単細胞なのか。
ロシアも中国も地下資源が狙いなのに。
 
挙句、ロシアからは、択捉島の近海で射撃訓練を行うと通知してきた。
 
              NHK 2018年10月10日 12時39分
>ロシア政府が10日から北方領土の択捉島の近海で射撃訓
練を行うと通知してきたことを受けて、日本政府は、外交ルート
を通じて「北方四島の軍備強化につながるものだ」として、ロシ
ア側に抗議しました。
 
ロシアは完全に日本政府を舐めている。
北方領土がまったく解決していないのに、今年中に日ロ平和条約を解決しようと言い出したり、今度は択捉島の近海で射撃訓練を行うと通告してくる。
 
ロシアには北方領土の関係で3000億円もボッタクラれて、返還するどころか射撃訓練をすると言い出され、軍事拠点にもされている。
どこまで日本は外交下手なんだか。。。。
 
六カ国協議から外され、、拉致問題も北方領土も、永遠に解決出来なくなっているのではないか。
外交上手のロシアや中国・北朝鮮に赤子の手をひねるように無残にひねりつぶされているのに、国内では安倍さまの外交手腕で、すべて解決してくださると思っている人が大勢いる。
アホかと思うが、これが大真面目だけに頭大丈夫かしらん。
 
 
金・プーチン首脳会談の実現でますます孤立する安倍首相
天木直人のブログ 2018年10月12日
 このところプーチン大統領の積極的な対北朝鮮外交が目立つ。
 そのことをきょう10月12日の共同通信が教えてくれた。
 つい最近、中露北朝鮮の三か国が協議し、北朝鮮に対する国連の制裁を緩和すべきだとの共同声明を発表した事があった。
 この三カ国協議はロシアが呼びかけたものだったというのだ。
 トランプとのこれ以上の関係悪化をためらう習近平が、対北朝鮮支援に及び腰である隙をついて、北朝鮮を積極的に支援して、金正恩の歓心を買おうとしているというのだ。
 
 そして、ついにプーチン大統領と金正恩委員長の初会談が急浮上しているという。
 すなわち、米朝首脳会談が11月6日の米国中間選挙以降になる見通しになった。
 それにともなって、金正恩委員長の訪ロが近く行われる可能性が出て来たというのだ。
 もちろん、プーチン大統領が金正恩委員長に訪ロを要請しているのだ。
 どうやら安倍首相は北方領土問題だけでなく、対北朝鮮外交においてもプーチン大統領に出し抜かれそうだ。
 いうまでもなく、朝鮮半島をめぐる和平と非核化に関するこれまでの首脳外交では、米中韓北朝鮮の4首脳が主役で、おいてけぼりを食らっていたのはプーチン大統領と安倍首相であった。
 そしてついにプーチン大統領が前面に出ようとしているのだ。金正恩委員長との首脳会談でも先を越されるのだ。
 みているがいい。そのうちプーチン大統領は日本だけ外した5カ国協議を提唱してくるだろう。これは安倍首相にとって悪夢だ。
 プーチン大統領がこんな事を言い出すようでは、シンゾー・ウラジミールの友好関係は本物ではなかったということだ。
 北方領土の返還など夢のまた夢である(了)
 
 
もはや回数だけしか誇るものがなくなった安倍首相の対ロ首脳外交
天木直人のブログ 2018年10月12日
 最近の私の書くものは、どうも安倍外交批判ばかりになってしまうのだが仕方がない。
 外交は私の専門分野だからだ。
 そして安倍外交の出来の悪さがあまりにも目立つからだ。
 きょう10月12日の読売新聞が一面で書いた。
 日露両政府は安倍首相とプーチン大統領の次回首脳会談を11月中旬にシンガポールで開かれる東アジア首脳会議に合わせて行う方向で調整に入ったと。
 通算で24回目になるという。
 このあいだウラジオストックで行った首脳会談が22回目だったはずだ。
 なぜ今度が24回目なのか。そう思って気づいた。
 そういえば、国連総会でニューヨークへ行った際に23回目の首脳会談をしていたのだ。
 
 それにしても、何を話し合うのか。読売新聞のその記事は、プーチン大統領の言い出した「前提条件なしで日露平和条約の年内締結」の扱いが焦点になるという。
 日本側としては、プーチン提案の真意や、北方領土問題の進展につながる可能性があるかどうかを見極めたいという。
 いまごろ何を寝ぼけた事を言っているのだろう。だったらなぜあの時安倍首相はプーチン大統領に沈黙したままだったのか。なぜ即座にその提案の真意を質さなかったのか。
 これでは、何度首脳会談をくり返しても無意味だ。
 その読売新聞はこう付け足している。
 「さらに、11月30日ー12月1日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催される主要20カ国・地域首脳会議も利用し、もう一度日露首脳会談を実現する方向で調整している」と。
 さすがの読売新聞も書かなかったが、私が書く。
 それが実現すれば25回目となる。
 もはや回数を重ねる事だけしか意味のない安倍・プーチン首脳会談に成り下がってしまったわけだ。
 ついでに言えば、よくもここまで頻繁に外遊できるものだ。
 世界を飛び回るしか意味のない安倍地球儀俯瞰外交である(了)