2020年12月18日金曜日

菅首相 コロナ禍のなか「会食・はしご」三昧 総勢15人も

  日本のコロナ新規感染者数は17日、3211人に達しました(過去最大。16日は2987人)。東京都は同じく17日822人(過去最大。16日は678人)です。

 この数字はGoogleが新に12月15日~1月11日迄の4週間を予測した数値の17日2489人をはるかに上回っています。同予測では新規感染のピークは1月5日、6828人となっています。 ⇒ Japan: COVID-19 Public Forecasts (google.com)

 フランスのマクロン大統領が17日、新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されました。7日間の隔離に入り、遠隔で仕事は続けるとしています。マクロン大統領は前日の16日に閣議に出席していましたが、閣僚は距離をとり、マスクを着用していたということです。
 スペイン首相府は、今月14日にパリで開かれたOECD=経済協力開発機構のイベントにマクロン大統領とともに出席していたとして、サンチェス首相も24日まで自主隔離を行うと発表しました。このイベントにはEUのミシェル大統領も出席していて、念のため自主隔離するとするなど影響が広がっています。

 英仏独などヨーロッパ各国が厳しい外出制限といった措置に踏み切る中でも、集団免疫政策を取っているとされているスウェーデンはそれに同調しませんでした.。ところが10月下旬から感染が急速に拡大し、新たに感染が確認される人が1日に8000人を超える日もあるほか、死亡した人は累計で7800人を超えています。スウェーデンのカール16世グスタフ国王は「死者を多数出す、ひどい状況だ。私たちは失敗した」と述べ、政府を批判したと、BBC放送などが17日伝えました。

 菅内閣の方針は結果的にスウェーデン政府の政策に似ています。もしもGoogleの予測通りに進むならば悲惨なことになります。
 菅首相が一体コロナ感染拡大をどう考えているのか分かり兼ねますが、分かっていることは相変わらず朝・昼・夜、高級料理店や高級ホテルで会食三昧に耽っているということです。国民に会食は5人以下で食事中もマスクをするように呼び掛けながら、自分たちは15人規模の会食を、マスクもしないで‥‥と報じられています。
 LITERAが16日と17日に連続して取り上げました。
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菅首相コロナ会食は「国民の誤解」じゃない! 今度はフジテレビ会長・社長、五輪賄賂疑惑の電通顧問と…フジに報道機関の資格なし
                             LITERA 2020.12.16
 遅きに失した「Go Toトラベル」一時停止の発表につづき、菅義偉首相の言動が問題になっている。「Go To」停止発表をおこなった14日、その足で「マスクなし会食」に参加していた件だ。
 菅首相は総理就任後から朝も夜も会食をしつづけているが、この日は「Go To」停止について会見もおこなうことなくぶら下がり取材でお茶を濁すと、その足で紀尾井町のホテルニューオータニに直行。青木拡憲・AOKIホールディングス会長や、出雲充・ユーグレナ社長らと会食。会食メンバーの人数は約15人にも及んだという。
 さらに、20時36分にニューオータニを出ると、今度は銀座のステーキ店「銀座ひらやま」にはしご。今度は自民党の二階俊博幹事長や林幹雄幹事長代理、福岡ソフトバンクホークスの王貞治・球団会長や俳優の杉良太郎、みのもんた、政治評論家の森田実氏らと会食をおこなったのだ。
 取材に応じた参加者の杉良太郎によれば、「きょうはみんなで野球の話とか、そんな話をしただけ。忘年会」という不要不急としか思えないもののうえ、72歳の菅首相をはじめ、銀座での「忘年会」メンバー全員が重症化リスクの高い65歳以上の高齢者。しかも、二階幹事長はその後、この「忘年会」について問われた際、逆ギレしたように「食事中はマスク取りますよ」と発言。菅首相が提唱する「マスク会食」のルールは守られていなかったらしい。
 ご存じのとおり、政府は感染リスクが高い「5つの場面」のひとつとして、〈大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる〉と国民に注意を促し、今年は忘年会を中止する会社も多い。また、東京都も警戒レベルが最高段階に引き上げられ、大人数での会食を控えるよう呼びかけている。西村康稔経済再生担当相も「会食クラスターの8割以上は5人以上」として大人数での会食を避けるよう呼びかけている。なのに、新型コロナ対策の先頭に立つ菅首相自身が、「不要不急」としか考えられない「忘年会」に参加し、これを平気で破っているのだ。
 まさに「俺だけは大丈夫」と言わんばかりの菅首相のこの独善的かつ身勝手な行動には批判が高まり、きょうの夜になって「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省している」などと発言。国民は「誤解」などしていないし、この期に及んで国民に責任を転嫁しようとは呆れてものも言えない。
 しかも、菅首相に何の反省もないことは、昨日の首相動静が物語っている。というのも、「忘年会」に与党内からさえ批判が起こっていた昨日15日の夜も、菅首相は会食に出かけていたからだ。
 首相動静によると、菅首相は19時43分に赤坂にある高級イタリア料理店「VaccaRossa」に入店。子飼い議員である自民党の秋本真利・衆院議員と、加藤仁・日本風力発電協会代表理事と会食。
2軒目のお相手は五輪賄賂工作で名前の上がった電通顧問・五輪組織委の高橋治之理事
 会食に批判が高まっている最中だというのに、それも無視して連日の「はしご会食」……。しかも、問題は2軒目となった会食のメンバーだ。
 まず、東京五輪組織委員会の高橋理事といえば、電通顧問であり、五輪招致では日本オリンピック委員会と電通、そして招致委員会から巨額を受け取り、賄賂工作を請け負ったコンサルタント・ブラックタイディングス社(IOC委員ラミン・ディアク氏の息子のパパマッサタ・ディアク氏の関連会社)をつなぐ役割を演じたと言われている。さらに、ロイター通信は今年3月、高橋理事が招致委員会から約8億9000万円相当の資金を受け取り、IOC委員らにロビー活動をおこなっていたと報じている。
 そんな五輪買収問題のキーマンである人物と菅首相がこのタイミングで会食をおこなった理由はわからないが、しかし、じつは菅首相も高橋氏と同様、ディアク親子への賄賂にかかわっていたという疑いが持たれている。
 既報でもお伝えしたが(詳しくは既報参照)、「週刊新潮」(新潮社)2月20日号によれば、菅首相は官房長官時代、カジノをめぐって深い関係にあるセガサミーホールディングスの里見治会長に対してこんな依頼をおこなっていたと、当の里見会長がテレビ局や広告代理店の幹部に語ったというのだ。
「アフリカ人を買収しなくてはいけない。4億~5億円の工作資金が必要だ。何とか用意してくれないか。これだけのお金が用意できるのは会長しかいない」と依頼。
「嘉納治五郎財団というのがある。そこに振り込んでくれれば会長にご迷惑はかからない。この財団はブラックボックスになっているから足はつきません。国税も絶対に大丈夫です」
 そして、実際に里見会長は自身で3〜4億円、「知り合いの社長」が1億円を用意して嘉納治五郎財団に入金したといい、これに菅氏は「これでアフリカ票を持ってこられます」と喜んでいた、というのだ。
 しかも、これは里見会長の“ホラ話”ではない。というのも、セガサミー広報部は嘉納治五郎財団への寄付の事実を認めており、「週刊新潮」が独自入手した嘉納治五郎財団の決算報告書でも、2012年から13年にかけて2億円も寄付金収入が増えていることを確認。関係者は「その2億円は里見会長が寄付したものでしょう」と語っているのだ。
 もし、里見会長に買収のための資金提供を依頼していたのが事実ならば、菅首相は官房長官という国の中枢の要職に就きながら、五輪の招致を金で買うというとんでもない悪事に手を染めていたことになるが、今回会食をおこなった高橋理事と菅首相には、そうした五輪買収の繋がりが存在するのだ。

フジは14日の会食をニュース番組で批判的に報道していたのに、自社のトップが…
 いや、問題はそれだけではい。この会食に同席していたのが、フジテレビの宮内正喜会長と遠藤龍之介社長だったということだ。
 安倍晋三・前首相はフジテレビグループのドンといわれる日枝久・取締役相談役とゴルフや会食を繰り返してきたが、菅首相も同じようにフジ幹部と仲良く会食とは──。こうしてメディア懐柔をおこなって、菅首相もフジテレビを御用化させていくという目論見なのだろう。
 しかし、これは言うまでもなく、フジテレビも同罪だ。
 実際、フジテレビはこの会食がおこなわれる前に放送された夕方のニュース番組『newsイット!』で、王監督やみのもんた、二階幹事長らとの「高級ステーキ“忘年会”」について、「菅首相の行動が物議を醸している」「(会食メンバーは)重症化リスクが高いとされる65歳以上の高齢者ばかり」などと報道していた。
 そんな報道をおこなった日に、よりにもよって同じく「高級ステーキ」の店で、76歳の宮内会長と64歳の遠藤社長の2トップが雁首を揃えて、渦中の菅首相と会食する……。時の権力者と会食すること自体が報道倫理もへったくれもないが、コロナの感染拡大が深刻化するなか批判を浴びている会食をおこなうとは、報道機関としてあるまじき行動だ。
 西村康稔・経済再生担当相は、菅首相の会食問題について、本日おこなわれた衆院内閣委員会の閉会中審査で「一律に5人以上はダメだと申しあげているわけではない」などと答弁。菅首相の行動を正当化するために、政府が挙げたルールが捻じ曲げられていくという国民をバカにしきったご都合主義がまかり通りつつある。だが、報道機関としての自覚もないメディアに、それを正しく批判することなどできるわけがない。菅首相もメディアも、揃いも揃って腐りきっているとしか言いようがないだろう。 (編集部)


菅首相「コロナ会食」に今度は田崎史郎が参加! 読売・日テレ幹部も…『ひるおび』は菅・田崎の会食事実をスルー
                             LITERA 2020.12.17
 どうやら、この男の辞書に「反省」の二文字は存在しないらしい。批判を浴びている「大人数での高級ステーキ忘年会」について、菅義偉首相は昨日16日夜、「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省している」などと釈明。ネット上では「どこが『国民の誤解』なのか!?」と国民に責任転嫁した菅首相への批判がさらに高まったが、しかし、度肝を抜かれたのは、そのあとの菅首相の行動だった。
 というのも、「真摯に反省」と述べたあと、なんと菅首相はその足で永田町のザ・キャピトルホテル東急に向かい、日本料理店「水簾」で横浜銀行の大矢恭好頭取、大久保千行顧問と会食。これだけ批判を浴び、さらには「反省」を口にした直後なのだから、普通は会食自体を自粛する場面だが、菅首相はそうしなかった。むしろ、5人以上の「大人数」でなければ問題ないという姿勢を押し通してみせたのだ。
 その上、菅首相はまたも「はしご会食」した。しかも、問題はその面子だ。時事通信の首相動静にはこうある。
〈午後7時37分、東京・日比谷公園のフランス料理店「日比谷パレス」着。小田尚読売新聞東京本社調査研究本部客員研究員、粕谷賢之日本テレビ執行役員、政治ジャーナリストの田崎史郎氏と懇談。〉
 この面子は安倍晋三・前首相とも会食を繰り広げていた“御用ジャーナリスト”メンバーであり、内閣支持率がダダ下がりの菅首相が会食でメディアを懐柔しようとしていることはミエミエ。こうした菅首相の問題もさることながら、信じられないのは、この状況下でノコノコと総理と会食するメディア、ジャーナリスト側の姿勢だ。
 本サイトでも昨日の記事でお伝えしたが、二階俊博・自民幹事長やみのもんたらとの「高級ステーキ忘年会」が批判されていた15日夜も、フジテレビの宮内正喜会長と遠藤龍之介社長が菅首相と六本木の高級ステーキ店で会食をおこなっていた。同日夕方のフジテレビのニュース番組では「菅首相の行動が物議を醸している」「(会食メンバーは)重症化リスクが高いとされる65歳以上の高齢者ばかり」などと報道していたにもかかわらず、だ。
 ジャーナリストを名乗りながら、国民から批判を浴びている菅首相との会食に、恥も外聞もなく出かける……。まったくその神経を疑わざるを得ないが、とりわけ罪深いのは、「安倍応援団」から「菅応援団」へと華麗に転身した田崎“スシロー”史郎氏だろう。
 田崎氏といえば、昨日16日放送の『ひるおび!』(TBS)で、菅首相の「高級ステーキ忘年会」について、「これね、あらかじめ申し上げておくとね、菅さんが招待したんじゃないですから」と言い、二階俊博幹事長が招待したものだと説明。「菅さんにすれば、党の幹事長から『来たら』と言われたら断れないと思いますね。だから政府主催じゃまったくないんです」「(二階幹事長に)誘われたら断れるかっていうと、たぶんそうじゃないんです。建前に勝てない。これね」などと二階幹事長の責任を強調していた。
 二階幹事長との力関係を強調してみせても、むしろ国民にしてみれば「国民の命・健康より二階幹事長の顔色を優先させるのか」という話でしかない。だが、このような無茶苦茶な擁護を繰り出していた田崎氏本人が、まさかその夜に菅首相との会食に出かけるとは……。無論、番組中に田崎氏は「じつは今晩、会食に誘われている」などとはひと言も口にしていなかった。
 一体、菅首相との会食を田崎氏はどのように正当化、あるいは釈明するのか──。気になってきょうの朝からワイドショーをチェックしたのだが、準レギュラー状態の『ひるおび!』にも『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)にも、田崎氏の姿はなし。
 しかも、『ひるおび!』にいたっては、菅首相の会食問題を取り上げ、総理就任から約3カ月のあいだにおこなわれた会食が149回におよぶことまで紹介しながら、昨晩、田崎氏らと会食があったことは一切触れなかった。ようするに、ほぼ準レギュラーの言動を棚に上げ、“身内”の問題隠しをおこなったのだ。

菅首相との会食を終えた田崎史郎は「話の内容は全部オフレコ」「取材した話、ペラペラしないでしょ」
 一方、さすがに『モーニングショー』のほうは、昨晩の会食に田崎氏らが出席したことを取り上げ、店から出てきた田崎氏がマスコミに囲まれた様子を放送。そこで田崎氏は「距離はお互い1メートル以上あって、かつアクリル板がついていた」「食べているときは(マスクを)外して食べて、喋ってるときはマスクしている」などと主張し、こうコメントしたのだ。
「話の内容は全部オフレコ。君らと同じだよ。取材した話、ベラベラしないでしょ」 
「取材した話、ペラペラしないでしょ」って、いま喋らなくていつ喋るというのだろう。というか、いま取材内容を明かさなくては意味がないというのに、こいつはジャーナリストとして、この状況で、何の目的で菅首相と会食したのか。
 実際、田崎氏といえば、安倍政権下で「御用ジャーナリスト」と呼ばれつづけるなか、こんな反論を繰り返していた。
「今も利用されていると感じているが、利用されるかどうかはこちらの判断。『いずれ書くぞ』というのが、最大の良心でありプライドだ。言いなりの記者には視聴者の目も厳しい」(東京新聞2018年1月8日付)
「時に「安倍政権ベッタリ」などと皮肉る声が聞こえてこようとも、利用されるかどうかはこちらの判断。いずれ書くぞ、という刀を懐にして取材するのが僕の最大の良心であり、プライド。真相を知らずに外から批判するだけでは、何も変わらない」(毎日新聞2019年10月18日付)
「聞いて、それをすぐに書けないときもありますよ。書けないときがあってもそれを溜めておいて、いずれ書くぞ!という気持ちをつねに自分で持ってることが大事だと思うんですよ。僕はそうやってやってきた」(『ひるおび!』2020年5月21日放送)
 しかし、「いずれ書く」と言いながら、田崎氏はその「書けない話」をついぞ書かず、ワイドショーに出演しては安倍官邸が「流してほしい話」「書いてほしい話」だけを垂れ流してきた。そして「菅応援団」へと鞍替えした田崎氏は、会食を「取材」と呼びながら、菅首相がコロナ対応についてどう考えているのか、その成果を国民に明かすにはいましかないこのタイミングで「取材した話、ペラペラしないでしょ」などと開き直り、準レギュラー化している『ひるおび!』にも出演しなかったのである。
 肝心なときに何も喋らない人物が、ワイドショーに解説者として出てくる意味などまるでない。そのことがはっきりと証明されたようなものではないか。

有働由美子『news zero』に単独出演しコロナ失政を専門家に責任転嫁した菅首相、裏では日テレ幹部と会食
 それにしても、田崎氏のみならず、渦中の菅首相と会食した読売新聞の小田尚氏や日テレ執行役員の粕谷氏、フジテレビの宮内会長と遠藤社長といったメディアの政権への擦り寄りには呆れ果てるしかない。
 しかも、今回の会食問題で、すでにメディアは菅官邸にいいように利用されている。
 実際に、昨晩、菅首相は日テレの『news zero』にVTR出演し、有働由美子キャスターの単独インタビューに登場。この局面で国会が閉じられていること自体が異常なのだが、本来は国会で説明すべき問題であり、さらには正式な記者会見をおこなうべきであることは言うまでもない。それを菅首相は御用メディアへの単独出演で逃げた。さらには、このインタビューでも菅首相はコロナ失政を専門家に責任転嫁する始末だった。
 しかし、一方の有働キャスターは手ぬるい追及に終始。一応、スタジオコメントでは、菅首相が「専門家の判断」という言葉を約15分のインタビュー中に13回繰り返したことを指摘した上で「その専門家で言うと、先月20日に『Go Toトラベル』の見直しを提言している」と苦言を呈し、「(国民に)届く言葉はなかったように感じました」などと批判的にまとめたが、それは本人に厳しくぶつけなければ意味がないだろう。
 東京都では本日、新規感染者数が822人にもおよび、菅首相の「勝負の3週間」は大失敗に終わったにもかかわらず、国民に対してしっかり説明もせず、性懲りもなく会食に出かけつづける。この国民をバカにしきった菅首相の態度に対し、いまこそメディアやジャーナリストがその責任を徹底して問わなければならないのはほかでもない。なのに、よりにもよってメディアやジャーナリストが仲良く会食し、その内容も明かされることはないという体たらく……。これを異常と言わずして、なんと言えばいいのだろうか。(編集部)